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重慶マンションのススメ

2006年11月26日 23時15分20秒 | 中国情報
11月8~11日にかけて、またまた香港に行ってきました。今年の香港は地球温暖化の影響もあって例年より暖かく、ここ百年で三度ほど気温が上がったとか…。
とにかく、11月だと言うのに暖かくて半そでで過ごす事が出来るほどの暖かさでした。

私が働いている会社は香港系の企業という事で、仕事の関係で香港への出張などが多いのですが、香港の物価は広州に比べると高く、観光地という事もあってかホテルなどは三ツ星ホテル程度でも1000香港ドル以上の所もあり、一泊でも私が現在住んでいる広州市内のアパート(約56㎡、2LDK、テレビ、家具、家電一式付/1300元/月)の部屋より高いのです。別に私が今、住んでいる部屋が特別安い訳ではなく、香港のホテルが高いのです。


しかし、毎回香港に行くたびに高いホテルに泊まる訳にはいかないので、尖沙咀ネイザンロードに在る『重慶マンション』を利用しています。ここは、九龍半島側の中心街に位置しており、交通、買い物、レジャー、ビジネスには最適な場所です。重慶マンションには格安のゲストハウスが集合しており、世界各国の利用者が集まって来ます。多いのは黒人系、東南アジア系、インド人、白人や日本人バックパッカー、大陸からの観光客やビジネスマンなどですが、この雑居ビルは観光やビジネスでの利用者以外にビル内で店を開いているインド人が沢山います。

ネイザンロード側の正面入り口からビル内に入ると目に入るのが、兌換所やインド系の雑誌、DVDなどを扱う店、携帯電話や家電を扱う店、インド料理屋、民族服店などインド人が営むお店です。私達、東アジア人と肌の色が違う人たちを見て怖いと思ったり、やたらと警戒心をむき出しにしている旅行客を見かけますが、一般的には観光客やビル内の店で働いている一般人なので、他人に危害を加えたり揉め事を起こす事はありません。

注意をしなくてはいけないのは、ビルの入り口付近やエレベーターの前などにいる、悪質な客引きです。ゲストハウスの客引きや偽ブランドを売ろうとする客引きもいます。ゲストハウス客引きは少しでも客を取るために名詞を片手に後に付いて来ては必死に営業をします。中にはかなり強引な客引き(歯が欠けていて、パンチパーマ、強面でヤクザ風の)もいますが、実は客引きは違法行為です。泊まるところを決めていない場合は付いて行って見るのも手ですが、値段交渉や中国語が出来ない人は付いていかない方が良いかも知れません。トラブル回避の為に。(法外な値段を取られると言う事は有りませんが。)

しかし、ここは雑居ビルなので人の出入りが多くエレベータに乗るのも一苦労です。特に人の出入りが多い時間帯はエレベータに乗れない事も…。

A座のエレベーターはゲストハウスが集中している為、大きなスーツケースを運んだり、荷物を載せている人もいます。また、せっかくエレベーターが来ても超肥満体の黒人女性が数人乗っていたりすると、まったく乗り込むスペースがなくなってしまいます。外国人慣れしていない日本人にとっては、黒人やインド系、東南アジア系の人と密着してエレベータに乗るだけでも怖いと感じるかも知れませんが、ギュウギュウ詰めのエレベーターに乗り合わせるのも何かの縁と思うしかありません。ギュウギュウ詰めはお互い様です。

私が良く利用するのがA座4階と5階に宿を構える『重慶招待所』とB座3階の『龍匯賓館/ドラゴン イン』ですが、このゲストハウスはお勧めです。…と言うのも、部屋が低層階にあるのでエレベーター込んでいても階段を使って出入りができるので、ちょっとコンビまで出かける時や外に食事に行く時など大きな荷物を持っていない時は、すぐに外に出られるので便利な場所にあるのです。

また、ネイザンロードは九龍半島側の中心街にあり、香港島に渡るスターフェリー乗り場や太空館香港文化中心星光大道などの観光地や地下鉄駅とも近いので、観光のほかレジャーにも最適な場所です。

次の記事からは、香港のお勧めスポットなども紹介して行こうと思います!まだまだ、続きますので、詳しいゲストハウス情報は次の記事を参考にしてくださいね。

(つづく)






















コメント (2)
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誕生日は怪しい寿司を…

2006年11月20日 15時21分47秒 | 怪しい食べ物
 10月14日に広州に戻って来ました。
しかし、ここ最近は全くブログの更新もしていなかったので、書きたい事が山の様に堆積しています。

これらを一つずつ記事にして行くのも大変な作業なのですが、何しろ相棒のミン様(広東人の男)がパソコンでゲームをしまくっているので、ブログの記事を更新できないのが悩みの種です。ここ最近は夜更かししてゲームばっかりしてるので、ミン様の健康の為にパソコンからゲームを一掃してやろうかと考えています。パソコンでゲームをするのは構いませんが、やり過ぎは目にも悪いし姿勢も悪くなるし、第一運動不足になりやすいのでは…と心配なのです。ゲームも良いけれど、家にいる時位は目や体を労わって欲しいなぁ、などと子供を思うお母さんの様な気分になっています。



ミン様、天河体育中心で。色黒なので、よく東南アジア系の人に間違われている。

さて、今日の記事は私の誕生日の出来事です。私の誕生日からは既に一ヶ月ほどに過ぎてしまいましたが、10月21日は広州市内の日本料理屋に行きました。その日本料理屋は『中森名菜』と言う店で、自称か他称かは分かりませんが『アジア最大の日本料理屋』だと、店のメニューなどに書いていました。たしかにアジア最大と書いているだけあって、店の中には滝や川まで流れ、お座敷席のほかにもテーブル席や鉄板焼き専用のカウンターまである豪華な作りで、客層も裕福な客層が集まる高級店の様な面持ちがありました。高級店の雰囲気を出す為か、広い店の光熱費を抑える為か店内は非常に薄暗く、メニューの字も見難い程でした。

今回は週末だった為、非常に客が多く鉄板焼きのカウンターはおろか、普通のテーブル席も満席。暫く待ってようやくテーブル席に座る事ができました。私達が座った席は鉄板焼き専用のカウンターの側だったので、調理人が鉄板料理を作っているのが見えました。ここの店では、炒飯やステーキ、海老料理など様々な料理を注文すると、目の前の鉄板で料理してくれます。私が見たのは、炒飯と焼きソバ、ステーキなどを調理している所でしたが、いい香りが私達の座っている席まで漂って来て、とても美味しそうでした。

私達が頼んだのは、鉄板焼きではなく、マグロの焙り寿司、寿司盛り合わせ、茄子の天麩羅、ワカメの酢の物でしたが、お味の方はと言えば、はっきり言ってあまり美味しくは有りませんでした。寿司ネタが乾燥していたり、トビコに食紅で毒々しい色を付けていたり...。

毒々しい色のトビコ、塩気が無く味気もない。



一番驚いたのは、中国人の店員に日本料理の食べ方で説教された事でした。作法がどうこうと言った説教ではなく、言わば店員の逆ギレと言った方正しいと思います。

中国人の勘違いだと思いますが、“日本人は皆、ワサビ好き”、“日本料理にはワサビを沢山入れる”と思い込んでいるらしく、寿司と天麩羅にこれでもかと言わんばかりにワサビが付いてきました。もちろん、ワサビには殺菌効果もあるし、寿司や刺身にたっぷり付けて食べるのが好きな人もいると思います...が!食べ物には人の好みや好き嫌いが有るので、日本人であっても私の様にワサビが苦手な人もいます。料理は美味しくないにしても、この日は誕生日なので楽しく過ごすつもりでしたが、店員の心無い行動のお陰で私の楽しい気分もぶっ飛んでしまいました。

私が使っている醤油や天麩羅用の天つゆに突然ワサビを投入したのです。

その店員は私達が楽しく食事をしている脇からテーブルの上にあるワサビに手を伸ばして勝手にワサビを投入!その上、ご丁寧にも私が使っている箸で混ぜ混ぜしたのです!しかも、ワサビを入れたときに醤油が飛んできて、私が着ていた白いTシャツに醤油のシミが!しかも、この店員知ってか、知らずか誤りもしないのです。ここは中国なので、日本の作法がどうこう言っても仕方が無いのかもしれませんが、何も言わずに突然ワサビを入れて、客の服に醤油を飛ばしても謝らないなんて、何て行儀が悪い店員なんだと憤慨しそうになるのを抑えて、

「何で勝手にワサビを入れるの?!最低でも入れて良いか、聞いてから入れて。私はワサビが嫌いなので、天つゆと醤油を取り替えてくれ。あと、醤油が飛んできてシミになったから早く布巾を持ってきて。」
と言うと、

「ワサビを入れたほうが絶対に旨いんだ!本場の日本料理は皆、これ位ワサビを入れて食べるのが普通だ!田舎者のクセに日本料理の何が分かるんだ!食わず嫌いだ!シミなんてもとからだろ、俺は何もしてない!白い服を着てくるのが悪い!日本料理は醤油で服が汚れるから、白い服は着て来ないのが常識だ。」
などと、私がちょっと文句を言った事にたいして、田舎者だとか本場の日本料理はなどととんでもない薀蓄たれるので、とても腹が立ちました。
こんな知ったかぶりの店員に説教される筋合いなんて全く無いのに...。おい、おい、お客様は神様じゃないのかぁ?!こんな事で良く客商売なんか出来るなぁ...なんてガッカリしつつ、醤油も天つゆも交換してくれる気配がない上、頼んだ布巾だって持ってこないので、こんな事はしたく有りませんでしたがホールにいた接客マネージャーを呼びつけて、中国語風に言えば「投訴」(クレーム)をしてやりました。

私も日頃から中国人と付き合いが深いのですが、中国人の中には「謝った方が負け」と言う考えの人が多いので、自分が悪くても絶対に謝らないし、逆に変な言いがかりを付けて来る人もいます。

この記事を読んだ中国人は私と同感の人もいるし、中には私の意見にたいして文句を言いたい口の人もいる事でしょうが、私は接客業ならば、多少なりともプロとしての自覚を持って欲しいなぁと思いました。

この日は誕生日という事で一応、二つだけケーキを買って食べました。


(左)マンゴープリン・ケーキ (右)チョコムース・ケーキ










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さよなら、時計台

2006年11月11日 23時03分19秒 | 中国情報
今年の11月11日、香港の歴史的建造物が、その役割を終える事になった。それは、香港島側にある中環(セントラル)の皇后埠頭のフェリー乗り場に在る築50年の時計台だ。


この時計台は50年もの間、香港の歴史を見つめてきた物だ。しかし、新しいフェリー乗り場のオープンを前に11月11日を以って旧船着場と共に、その役割を終えたのだ。

今回、私が香港を訪れたのは、フェリー乗り場閉鎖の数日前だった為、多くの人々がフェリー乗り場や皇后埠頭、時計台などの記念撮影を行っていた。

普段は観光客以外に写真を撮る者はいないのに、フェリー乗り場の封鎖を前に地元の人々も記念撮影に躍起になっていた。今回は香港に住む作曲家の友人・謝さんと一緒に香港島と九龍半島側の繁華街で遊んでいたのだが、中環の船着場へ行くと普段より人が多く、フェリーも満員御礼だった。

この日は天気も良く、写真撮影にも向いていたが夜景の撮影には三脚持参じゃないと、写真がぶれてしまうので、あんまり綺麗に撮れなくて残念…。

もう、取り壊された時計台も写真に残す事が出来たので、今回の写真は思い出深い物になった。フェリー乗り場前の広場には、時計台取り壊しを反対するビラが配られ、地面にもこの様な張り紙があった。この張り紙を見ると、この時計台が香港人達にどれだけ親しまれて来たかをうかがい知る出来た。
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