この大会も今年で7回目となりました。振り返ってみれば私がフォト俳句デビューしたのもこの大会がきっかけでした。第3回大会、秋深まる信州の須坂市での開催、冷ややかな空気と澄んだ秋の空、いまでもはっきりとあの時のことを思い出します。
グランプリ受賞 信じられないことが起こりました。早や4年が過ぎたのですね。第4回大会でも審査員特別賞(中谷賞 写真家の中谷吉隆先生)をいただき、また、今回の大会では同じく審査員特別賞、今度は俳人の坊城俊樹先生の賞です。とてもうれしいかぎりです。この大会も近年は現地で開催されることはなくなり、応募による方法になったことは少し寂しい感があります。
年に一度、愛好者同志、長野に集うことが大きな楽しみだったのですが。でも、一緒に創作をしているメンバーとは折に触れ情報交換をすることもあり、ゆるやかなつながりをもってお付き合いをしています。先日も、新宿にあるリコーペンタックスフォーラムでは埼玉のKさん、Iさんベテランお二人合同の個展があり、しばし、フォト俳句談義などしてきました。
ところで、受賞した作品は今年の冬、行きつけのクラシックな定食屋さんでの光景を作品にしました。よきアメリカの時代を感じる店内、マリリン・モンローやナット・キング・コールの写真とメロディ、まさにオールディーズです。私の定席は、店に入ってすぐ右端にあるテーブルです。たいがいはナポリタンとコーヒー、たまにミートソースかな。
オフィス街のなかにあり昼時は結構こんでいるようですが、私は、だいたい土曜日の午後も1時30分過ぎに行きます。お客さんも少なく奥さんやご主人と話ができるからです。
先週、受賞した作品を額装して、掲載された信毎新聞と一緒に置いてきました。喜んでくれたので一安心。
まだまだ、この店をテーマに作品ができそう!
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