あおぞら文化村便り =フォト俳句 エッセイ 野菜作りと今日の一品 縄文のこと=   

何でもありの文化村から発信します。野菜作りのこと、迷シェフの今日の一品、ネイチャから路地裏まで写真三昧、そしてフォト俳句

No.10 秋野菜の収穫、どっさりと!

2016-11-09 13:46:06 | 畑のこと


家から西へ西へと50CCバイクを走らせること約20分。
この辺りから小高い山が現れてきます。八溝山系の一部です。
水戸市の森林公園はこの一角、常緑樹、落葉広葉樹、湿地帯も。ここにあるシューブル館のチーズケーキはお薦め。
また、地元の山根地区のおばちゃんの店では、素朴な味が評判の手打ち蕎麦を味わうことができ、郷愁を誘います。
ただし、土・日と祝日のみの提供、てんぷらそば650円。だったかな?

その近くに水戸市の「ふるさと農園」があります。
その一区画約15坪が私の生産農場というわけです。

立派なレストハウスには、会議や懇親会、お食事会などに利用できる部屋もあります。
シャワー室もありますが、こちらはあまり使われてはいないようです。
そして何かと相談に乗ってくれる管理人のNさん、Mさん、いつもお世話になっています。
農作業の器具類は全部備品として揃っているので、手ぶらで来てOKです。

初冬の今、小松菜、白菜、芽キャベツ、ブロッコリー(スティックセニョール)、大根、人参、九条ネギ、
中国野菜、そしてパクチーなどなど、ぎっしりと詰まっています。
玉ねぎの苗も、11月5日、120個植え付け完了、来年春まで土に囲まれて沈黙を保ちます。
さやえんどうの種も蒔き終わりました。

今年も残すところ1月余り、みずみずしい野菜をたっぷり収穫する時期です。

最近の野菜高騰も、我が家の食卓ではテンコ盛り、食べ放題です!
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No.9 岩宿遺跡を訪ねて 旧石器時代はここから始まった!

2016-11-06 14:23:32 | 考古学
No.9 岩宿遺跡を訪ねて 旧石器時代はここから始まった!


縄文時代に興味を持ち、これまでいくつかの遺跡や博物館を訪ねたり、高名な研究者の講義を聴いたり、少々お高い書物なども買い集め、ライフワークとして考古学を学んでいます。

今回訪ねたのは、群馬県みどり市にある岩宿遺跡
「日本列島には旧石器時代はない」というそれまでの学説をくつがえしたことで有名です。このことは日本歴史学上の重大な事件でした。

1946年に、在野の研究者でもある行商人の相沢忠洋氏によって発見されました。35,000年前の世界が顔を覗かせました。

秋の一日、水戸線、両毛線とローカル線を乗り継いで、のどかな岩宿駅に。柿の実が青空に映えていました。

岩宿遺跡の発掘には明治大学が深くかかわっており、昭和24年9月、杉原荘介氏をはじめとする同大学考古学研究室の学術調査が行われ,そして,このことが日本における本格的な旧石器文化研究の幕開けとなりました。

岩宿博物館内の資料は撮影禁止のため、数々の旧石器の写真は今年3月に訪れた駿河台にある明治大学博物館で撮影したものです。明治大学博物館では、重要文化財として展示されている旧石器資料も多数展示されていました。

2015年に朝日カルチャ新宿において、5回シリーズ(1回あたり2時間)で、明治大学名誉教授の安蒜政雄先生による講義を受けました。その時の資料を携えながらケースのなかの,黒曜石を削って作ったナイフ形石器,これはもう完全に刃物です。頁岩、安山岩の石器も多数出土しています。

縄文時代もそうですが、どんな生活をしていたのだろうとか、何を食べていたのだろうとか、何を考えていたのだろうとか、このような遺物を通して想像の世界が広がります。

さて、次はどこに行こうか?
極寒の冬には、彼らはどこに住んで寒さをしのぎ、何を保存して食べていたのだろう、野兎を追っていたか? 旧石器時代の地層から何かの骨でも出てこないか?

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