PRESSな時間

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

PRESSな時間

2013-11-02 19:15:36 | 社会

11/2「人間のアンテナ」
今日京都では
フォトジャーナリスト広河隆一さんが
チェルノブイリ原発事故の後に起こった悲劇と
ご自身が設立された「沖縄 球美の里」のスライドを交えての
トークイベントが行なわれた。
その席で
広河さんは
ご自身が発刊された「DAYS JAPAN」創刊の経緯から、
現在日本が直面している
原発事故関連の事柄ま
で様々な側面からご自身の意見を述べて下さった。
その中で
「DAYS」の存在意義にについて
「世界では単に戦争と言っても侵略する側とされる側がある。
私達は自分自身のアンテナを張って
色々な情報を掴んだ上で判断すべきではないか」
と言う様な発言をしていた。
つまり
単に例えば「世界情勢」と言っても、
見方によって全く違う世界観を持たなければ
理解出来ない事が世の中には多く存在する。
それは、パレスチナ問題でよく認識される。
日本の教会ではパレスチナの問題はあまり語られないし
、聖書でも「イスラエル」と表記されている部分が多い。
これは、日本社会であっても同じで
日本はアメリカと同様に
国家としてのイスラエルを認めている世界でもまれな国である。
しかし、
ヨーロッパではパレスチナを国家と認めている国が大半
(或は両方を国家として認めている)だ。
今回の原発事故であっても
「、、だから安全だ。」と言う意見と
「、、だから心配だ。」と言う意見があり
それぞれが表裏一体となっているので

議論が進んでいないと言う点がある。
だから、
私達は常に判断の材料を必要とするのである。
その時、
私達が私達自身の情報のアンテナを張る事が出来、
それを消化出来るだけの能力を身につけなければならないのだ。
その為のツールとして
「DAYS」があると思うのだ。
折しも、
「秘密保全法案」が今月初旬の審議開始となり、
それに反対するブログも立ち上がった。
(STOP 保全法ブログ)
私達がアンテナを立てようとしても立てた瞬間に
「御用っ」となってしまう恐ろしい法案が出来るのも目の前である。
政府は必ず嘘をつくと言う認識は
の最も恐るべき怪獣であり、
「基本的人権」が、その盾である事を
私たち国民が自覚し、
「人間のアンテナ」を立てる為の
唯一の理由だと言う事を再認識するべきであると
思ってやまない。