１１／８「空気を奪う悪法」
今日衆院二議員会館前では、
「特定秘密保護法案に反対する抗議集会」が行なわれた。
折しも、
日本版NSC法案が衆院を通過してしまい、
更には到底秘密保護法案が審議入りしたと言う事で
「かなり危ない」
と感じている市民が個人資格
で今日の抗議集会に集った。
その中で市民から
「この法律が出来ると
「三権分立が危なくなる」と危惧する声が上がった。
確かにこの法案が成立してしまうと
その官庁の長が指定した「特定秘密」は
裁判の時に裁判所の要請がないと「秘密扱い」され、
被告人の弁護士でさえ、公開されないらしい。
そうなると
「司法の独立」が保てなくなり、
憲法で保障されている
「三権分立」が保てなくなる。
と言う事だ。
その他にもこの法案に対しては
様々な憲法違反があるようで、
本当に安部内閣は私達の生活を擁護してくれる内閣なのであるかどうかは
なはだ不安である。
私達は
自分自身を守る武器として「日本国憲法」を持っている。
しかし、
日常の生活の中では憲法が
「空気の様な存在」である事も認めなければならない。
今回「特定秘密保護法案」は
そのような意味で私達から空気を奪う
「悪法」である事を
もっと世論に広報しなければならない法であると言う事を
再認識した法案である事を自覚したい。