11/11「日隅一雄さんと秘密保全法」
今日、東京では「秘密保全法」に
反対するTVジャーナリストの有志が記者会見を行なった。
そうそうたるメンバーの割には
質問する側が少ないと言う状況の中で
唯一、
異彩を放った田中龍作氏の質問は
今日までこの法案を放置していたジャーナリスト有志に対して
9月からこの法案に反対し、
街宣行動をしていた山本太郎議員への感想と、
テレビ関係者の対応の遅さを対比させたと言う点で
庶民感覚にマッチしたものであった。
しかし、
私はこの配信を観ながら
この場に「日隅さんがいたらなあ、、」
と言う思いに狩られて仕方なかった。
故 日隅一雄さんは、
ネット上で「情報促進計画」と題して、
ご自身のブログを発表していた。
つまり、
この法案が成立してしまうとブログのタイトルである
「情報促進」なるものが出来なくなる。
それは日隅さんにとってご自身のブログへの侮蔑でもあると
感じるのではないかと思うのである。
そして、
日隅さんが最も関心を寄せていた
「憲法の厳守」と「情報公開」が
この法案によって抹殺されてしまうと言う懸念をするのではないかと思うのである。
勿論、この問題は
日隅さんだけではなく、
他の弁護士も感じていると思う問題だと思うが、
やはり、日隅さんが生きておられたら、
真っ先にこの問題を取り上げていたのではないだろうか?
明日、
同僚であった海渡弁護士が
横浜で講演会を開催する。
海渡弁護士には是非、日隅さんの話をして欲しいと思うし、
私自身質問出来ればと思っている。