桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

姉の巻き寿司

2015年11月20日 | 日記・エッセイ・コラム
11月20日(金)

恐ろしく早いね!月日の経つのは…
もう、間もなく師走よ。
ねんがじょうですかぁ!
もう、勘弁してよ!と呟く。
でも、仕方がないわね。年一回のご挨拶ですもの。

また、何かデザインでも考えようかな?
これでも、以前は私の年賀状を楽しみにして下さった方もおられた。
でも、だんだん、そういう方も
少なくなってきた。しかも、私の発想力も乏しくなったのではないか?と思っている。
まだ、少しは日がある。(これが怠け者の私のいけないところだ)と考えて自分を許す。

昨晩作ったアップルパイは、なかなか格好がよく美味しそうだ。
弟にもおすそ分け。
まあまあ、味よろし!と評価する。でも、皮がバッチリ焼けただけ、パリパリ感があり、独特の柔らかさ?が足りないかなと自己評価をする。

そんな事はどうでもよろしい。
写真に撮っておこうと思っていたが、二階までカメラを取りに行くのが面倒で、食べてしまった。
最近は、写真ともご無沙汰が多い。
実は、写真をブログに載せるのが面倒だから、もう、撮る気にもならない。

昨日、思い出したように「ねえ、巻き寿司が食べたいよ」と姉におねだりをした。
買った巻き寿司は、あまり好きではない。
いつも、母や、姉が作った野菜たっぷりの太い巻き寿司が懐かしい。

姉が昔、クラス会で手作りの巻き寿司を持って行ったら、ニンジンやゴボウが入ったものは初めてと言われたそうだ。
「そんなに言うなら『たべるな!』って言って、片付けたら良かったのに…」と、その話を聞いた私は言った。
「いや、もう、皆んな、食べてしまった後だったわ」
クラス会への土産に、一生懸命に巻き寿司を作っていた姉の姿を思い出す。
だから、私は腹が立った。
料理は同じ名称の物であっても、作る人の考えや、出身、家庭、土地の産物……と異なってくる。

巻き寿司の事、今、聞いても、腹立たしいよ。
『食うな!!』って言ってやりたいね。
でも、全部食べたそうだから、なお、バカバカしい。

姉の友達は、皆、仲良しだったから、遠慮がなかったのだろう。

私は学生の頃、母が作った巻き寿司をコタツに入りながら切っていた。
「あっ!」と言う間に、一本の巻き寿司を灰だらけにしてしまった。
怒られなかったけれど、未だに思い出す失敗談である。

『きちんとした姿勢で、調理には向かうべきである』と自ら学んだが、食糧難の時代にとんでもない事をしたものだ。
母は怒らなかったけれど、申し訳ない事をしたと、無精者の娘は、今でも思い出す。

急に思い出した私は、姉に巻き寿司が食べたいとねだった。
今朝、姉が材料を揃え出した。
足りないものを買いに行こうと、先程、二人でスーパーへ出かけて、材料を取り揃えて来た。

今、いい匂いがしている。
楽しみだなぁ!沢山、食べよう。