桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

子供いろいろ

2015年11月13日 | 日記・エッセイ・コラム
11月12日(木)

やっと、『予防注射を受けるため』に腰を上げた。
バス停3つ目の場所にある病院へ出かける。
何時でも、年に1回か2回ぐらいしか行かないので、どこで降りたら良いか迷ってしまう。

区から通知されて来たインフルエンザ予防接種には、ここのところ、早めに受けたことがない。
しかし、今年は少しでも急いで受けておかなくてはと思いながら、また、遅くなってしまいそうだ。
周りの人に聞くと、もう、済んだという返事が多いのに、相変わらずの私達だ。

兎に角、二人揃って出かけようとすると、どちらかが風邪気味などと言うハメになる。
本当は『お茶の水』へ出かけた時に、接種してもらえば良いのだが、姉の知り合いの病院へ行く事になると、なかなか、都合がつかない。

10時過ぎ、病院へ行くと、大勢の患者(子供)が来ていた。
大抵は母親と子供だが、中には両親が付き添って家中で来る人もいる。
ここにも、現代の世相を物語っている感がする。

昔風の広々とした頑丈な木製の建物は、この病院の歴史を物語っている感じがして、何となく落ち着く。
何時も、先生のお母さんが白衣を着て、息子である先生の補佐を務めている。
先生は朗らかで親切な方なので、年一、二回でもお会いするのは楽しい。
しかし、今日は患者が多いので、忙しそうだった。


約一時間程、待っていたが、その間に目にしたのは、子供達の動き。
まだ、よちよち歩きの子供もいるし、確りとした足取りの幼児もいる。

待合室になっている広い廊下には、色々な子供向きの物が置かれている。
以前は、素敵な油絵が飾られていて、私好みであった。
しかし、今は、この病院の患者であるお子様向きの『アットホーム』な飾り付けになっている。

大体,町のお医者さん的な親しみ易さが、評判を呼んでいるようだ。
子供達が順番に私達の前に現れて、台の上に綺麗に並べられた雑誌や絵本、玩具などを選びに来る。

男の子で、小さな絵本を開いては見て、次の本へ移る動作を繰り返し、父親に見せる様子が目に止まった。
本を返す時も自分で元の位置に返すが、父親は子供がきちんと返すか見ている。
そのうち、飽きた男の子が母親の方へ行ってしまうと、今度は私たちの隣に座っていた女の子が、玩具を返して、先程の絵本を二冊取ってそのまま自分の席へ戻っていく。

再び、戻って来た男の子がお気に入りの絵本を探したが、見つからない。
本は全部自分の物にしたが、一切、本を開いて見ようともしなかった女の子は、男の子が絵本を探しても知らぬふりである。
持っていた本を大きな絵本の間にこっそり隠してしまった。

男の子はなんとなく、女の子の意地の悪さを感じているが、隠された場所が分からず、とうとう、諦めてしまった。

私は、その女の子がまだ幼いのに、なんと意地悪なんだろうと驚いた。
暫くすると、女の子の名前が呼ばれたが、今までとは急に様子が変わった女の子は、母親の肩にしがみついたまま自分で歩こうともしなかった。
暫くすると、診察室で泣き声がした。


その他、兄弟で来ている子供達の様子を見ていると、兄は落ち着いた足取りでゆっくり歩き、弟は、まだ幼いのに、すごい速さで確りした動きをしている。
見ていると、日頃の兄弟の様子が想像されるようで、つい、笑ってしまった。
彼らが成長した時には、どんな様子だろう?

兄弟って面白いなぁ!それぞれ育った歴史を感じる。
絵本を隠した意地悪な女の子に至っては、彼女が小学生になった時の様子が、今から想像されるようである。
「怖いなぁ、あんな小さい時からそうした意地悪な芽が出ているのだ」と、空恐ろしくなった。

子供同士の社会も難しい。
勿論、そこには子供を取り巻く家庭という環境がある。
問題のある行動や考え方を持った子供に対する配慮は、まず、親から始まると思う。


ところで、この病院では、騒いだりする子供が一人もいなかった。
付き添っている親たちの心遣いが行き届いているのも、暖かい雰囲気を持った病院だからだろうか。

久しぶりに、いい勉強になった。

ヨーグルトっていいね!

2015年11月11日 | 日記・エッセイ・コラム
11月11日(水)

あったか~い!
こんなに暖かくて、毎日、日替わり天気。大丈夫かな?

ところで、もう一つ。
この頃、夕方になるのが早い!
急いで、洗濯物を取り入れる体に寒い風が吹いてくる。
変な天気ですね~。

今朝は鶏の胸肉で、自称無手勝流料理を作った。
あれほど、入院中は鶏肉を嫌ったのに、今は、これも良いものだと気がついている。
特に今日のは岩手県産の鶏、何にしようかと考えた。

やはり焼くのが簡単だ。
塩、胡椒、先日買った調味料のクレージーソルトを揉み込んで、ヨーグルトをかける。そして片栗粉。

付け合せは面倒だから、ジャガイモと人参を茹でる。
その間にタマネギと白菜と椎茸の味噌汁。
本当はポテトサラダにするつもりだったけれど…
面倒だからね!省略します。

思ったより美味しかった!
ところで、ヨーグルトって、優れものですね!
姉からもOK!!が出た。

昨日から、何となく考えていること。
私って、どこにも集まりが無い。
いや、今までは、あったのだ。
しかし、ここのところ、昨年、入院して以来、殆ど無くなった。

ただ、タカナワだけは毎年だけどね。
やはり楽しいですよ。
それは、参加するには、足のたどたどしさもあるから迷うのだけれど。
考えて下さるのが嬉しい。
会の人たちの優しさに感謝。
私のような付き合いの悪い人間も、本当は嬉しいのです。

でも、無理は言わない。
出来るだけ、動きたくない気分が強くなったから、気にしないで。
外出って、今の私には一番、重荷です。



仁川会って

2015年11月11日 | 日記・エッセイ・コラム
11月10日(火)

雨が降るとも、降ってはいないとも思える一日だった。
今日は独り寂しく留守番。

姉は仁川以来の同期会に出席。
もう、88歳になった人が集まったそうで、人数も少ない。
メンバーは当時の旧制中学校と女学校の生徒だった人々である。

会員は、仁川(インチョン)の街に二つあった小学校(日本人の子供が主に通学する)から、それぞれの住居近くの学校へ通学していたので、それまでは知り合いでなかった人も、引き揚げ後に会を組織していた。
この会の組織は、九州から本州に幅広く広がっている。終戦時に広い地域に引き揚げたからだ。
卒業年次によっては、集まりの良いグループとそうでないものがある。

姉達の女学校グループは仲が良く、毎年の様に、九州から東京まで広く会合を開いていた。
姉も、会合のある度に、あちこち出掛けていた。
更に、中学校(現在の高校や幼年学校)の男性側とも交流する様になった。
当時の戦前の暮らしを懐かしむ良い会だったのだと思う。


しかし、私の場合になると、全くと言って集まることもなかった。
強がりでなく、会がなくても別に寂しいとも思わないし、懐かしさも薄かったのだ。

私の名前も名簿にも記載されず、後で、世話係の長姉が面倒を見てくれたらしいが、本人は全くと言って良い程、関心がなく連絡も途絶えてしまった。
友達と言えば、引き揚げ後の学友の方が多い。

こんなに冷たい私って、何故だろう?
考えてみると、私達の年代は終戦直後の慌ただしい生活で、他人との関係にまで手が回らなかったのだと気がつく。
それに終戦後の荒廃ぶり、食糧難、物資不足、交通規制…と数え切れない程の不便の多い時代では、素直に懐かしさを楽しむ状況ではなかった。

その事は言い訳になるかもしれない。若しかすると、世話好きな誰かが存在していたとすれば、状況は変わるかもしれない。

しかし、私は怠け者だから、多くの人と繋がりを持ち、集まることを楽しむ様な気もしなかったのは確かだ。
若しかすると、私の周りの人も同じだったのかな?とも思う。


今日の姉達の集まりの話を聞いても、それ程、羨ましいとか、寂しく感じるとかもしない。
まあ、それも、日頃からの私らしい強がりを言っているのかもしれない。
とにかく、面倒臭いんだなぁというのが癖みたいなものになっている。

「独りも楽なものよ!」と、今更、強がりを言っても仕方がないが……

後で、残り少ない友人に電話でもしようかな?
オヤ?『ケイタイ』が行方不明になっちゃった!






居眠りばっかり

2015年11月09日 | 日記・エッセイ・コラム
11月9日(月)

あまりパッとしない天気になったが、もう、我が家の庭にも秋の終わりを告げる枯れ始めた草木が目立つ。
そうだ!あれを片付けなくては、と思いながらも、相変わらず手をつけられない。

兎に角、腰を下せば、居場所には関係なく居眠りが始まる。
もともと、居眠りしがちの私だから仕方が無いと思う一方、最近の自分の行為を見ると『どうかしているのでは無いかしら?』と考えるようになった。

一番、いけないのは『夜更かし』
そして、寝てからも、オフタイマーを点けてテレビを見ながら寝る始末だから、このあたりから寝不足が始まっているのではないか?と思う。

しかし、私の『居眠り癖』は若い頃からだった。
自慢にはならないが、話し合いや会議中にも『居眠り』が始まる。
多分、周りの人は気にしていたのだろう。
突然、目を覚まして、色々な意見を述べ、解決に近付かせようとするのだから……
あきれた先輩に聞かれた。
「あなた、よく寝ているのかと思ったら、ちゃんと聞いているのね」と…

先輩たちの「ああでもない、こうでもない」の意見が交錯する中で、突然、意見を出して、今までの長~い話し合いも『即解決』になる。
相変わらず、私は、夢うつつの中で、皆さんの話を確り聞いていたのだ。
今、考えると、私は随分不遜な態度だったのだと思う。
全く若気の至りと言うか??

今も、眠くてたまらない。パソコンをやっていても眠いのだ。
『寝る子は育つ』ではなくて、目が覚めれば、足が冷た~くなって震え上がったり、ヨイショ!っと  掛け声を掛けなければきちんとは立てない。

また、マイナス人間?の自分を書いてしまった。
いや、書いてみて、自分をなんとか励まそうとしているのだと思いたい。

そうだ!枯れススキも片付けなくては…ネ!!
紫色の小菊を刈り取らないようにしてね。

思い出しました!日本列島改造論の一部

2015年11月08日 | 日記・エッセイ・コラム
11月8日(日)

一日中、雨が降っている。
それも寒い雨。
紅葉はますます、進むだろう。
いや、もう、富士山の庭では真っ盛りかも知れない。
最近は、自然の美しい変化も見られずに、行きそびれてばかりだ。

今朝は、『生姜焼き』を作った。
三度目の調理だ。生姜とニンニク、それに何だっけ?
後は、冷蔵庫の中をかき回して集めると言ういい加減さである。

そうだ!味付けにリンゴも入れよう!
兎に角、いい加減な生姜焼きが出来た。それでも、まあ、何とか『…らしさ』になった。
残った汁に椎茸を加える。

毎回、味の違う料理?では、食べる人も迷惑かなぁ。
まあ、食べてくれるだけでも有難い。
その他に煮豚も出来た。太るぞ~~~


テレビで田中角栄氏のことを放送している。
思い出した!日本列島改造論。
彼が総理大臣の時、教員を大事にする事が日本の教育に効果をもたらすと宣言した。
お陰で、教員にも海外視察派遣の機会が与えられたのだ。

私は、早速、応募した。相変わらずの先取りである。
しかも、最初に参加出来たのは区内で、私一人だけである。
余程、運の良い私である。
校内では、私が派遣決定になると「あなたの所為で自分は行けなくなった」と恨む人も出る始末。
兎に角、アメリカ合衆国への教育事情視察団員として参加する事になった。
都内の公立小中学校の教員で編成されており、確か、団員は40人ぐらいだったと思う。
中でも、女性は僅か5人で、私が一番、年少だった。
第何次だったかは覚えていない。

派遣先はサンフランシスコ、ニューヨーク、ロサンゼルスを中心に米国の教育事情視察である。
他にカナダを経てハワイを最後に帰国する事になった。
時期は運動会が終わった秋の季節。
公務の派遣といっても、周囲からの応援は控え目だった。なるべく、目立たないように、保護者にも遠慮がちに参加をする事と上司に指示された。

日本と合衆国の教育の違いをつぶさに見られたし、アメリカの社会事情を肌で感じた視察だった。
又と無い良い経験を、運良く出来た事に感謝している。
特に、校内の事情を考えながらも半月に及ぶ出張をさせていただいた幸運を感謝している。

お陰で、少しでも、広い視野で学校教育の事情を捉える事が出来た事は、その後の活動につながっていったと思う。

田中角栄氏がその後、大きな問題を起こして失脚したが、矢張り、偉大な総理大臣だったと思う。
特に『学校教育』に大きな関心と援助を示した田中氏の事は、未だに忘れない。

その後の田中角栄氏が、偉大なるが故に『日本列島改造論』を最後まで実施出来なかった事を、一フアンとして残念に思っている。

<後で気がついた呑気な私>
私がその後、教頭として直接の上司となったM先生は、私の後に続いて米国へ派遣された隣の学校の教頭先生だった。
その後、一緒に研究会へ参加した事もあるのに、すっかり覚えていない。
直接の上司であるM先生が話すまで、そのような縁があるとは全く気づかなかった。
随分、のんきな私だったと、今更、恥ずかしく思う。

色彩感覚

2015年11月07日 | 日記・エッセイ・コラム
11月7日(土)

最近はネットで近所のスーパーの広告を見る事にしている。
今日は、はじめて『Oスーパー』を開いてみた。
なんと『7の日』と言うのがあるそうだ。

今日はその『7の日』だ!
天気も今のところ良さそうだし、元々、出かけるつもりだったので、早速、行くことにした。

我が家からバスで行けば二停留所にあるこの店は、何時も家族連れで車に乗って来る人が多い。
私たちの家は、それほど遠くはないし、以前はよく歩いたものだ。
しかし、最近は歩くのを敬遠したくなるが、それでも、外出?することは良いことだと考えている。

買い物で可成り重くなったリュックを背負って帰宅。
リュックサックも、今では必需品になっている。
ハンドバッグを持って歩くのも、杖を持つ身には邪魔になるのだから、おしゃれも出来ない。

そうそう、着る物も変わってしまった。
以前は、衣服も相当気にしていたが、今はどうだって良い!気分になっている。

そのくせ、テレビなどに出てくる人の服装を見ると、気になって仕方がない。
特に、ニュースや気象を伝える女性の服装が気になって仕方がないのだから、要らぬお節介と言う他はない。

余りに色彩の釣り合いが取れていないとか、デザインがおかしい服装には、他人事でなく我慢が出来ないのである。
最近の服は、よくもまあ!変なデザイン?と言えそうもないと、嘆く私である。(自分のことを考えなさいと言いたいところ)
要するに、自分のことは棚に上げているのだから、なんて私は『心臓』の強いことだ。

仕事についていた頃、女性ばかりの集まりで、パールのネックレスや淡い色の服が目立った時があった。
嘆く私に、知人が「あなたがコーディネーターになったら良いわね」と勧められたことがある。

この人達は、女性管理職の集まりだから、自分で判断しなければいけないと思ったのだが、こればかりは、無理な趣味や色彩感覚だったのかも知れない。
それに私自身が色彩にこだわり過ぎて、無理な注文をしようとしたのかも知れない。

しかし、今でも『色』については、相変わらず小うるさい私である。
スーパーの話から『服装』の話になってしまった。

そして…
先程、やっと終わったフィギアー中国大会の余韻が、未だに残っている。
選手達の衣装も気になったのだから、本当に『うるさい私』だなぁ!!

人の服装でなく、自分を先ず反省しなさいよ!で、ある。
何時も、小綺麗にね!


極辛カレーの……?

2015年11月06日 | 日記・エッセイ・コラム
11月6日(金)

おやっ!
もう、金曜日なの?

今朝は久しぶりにカレーを作った。
「焼肉にしようか?カレーにしてしまおうか?」なんてね、ちょっと悩んだ。

どちらが面倒だったか分からない。
多分、カレーの方が時間がかかったのね。
それに、焼肉にするのには適当な良い材料だった。

でも、私はカレーにこだわった。
カレーといえば『カレーうどん』これを思い出す。
それも、神田『交通博物館』近くの蕎麦屋のカレーうどんを思い出す。
あれは美味しかったなぁ!
それ以来、カレーうどんがもっともっと好きになったのだ。

ところで、今日のカレーの具は色々入れて美味しそうだった。
明日よ!ご苦労さん!
でも、
最後でいささか失敗。
カレールゥを色々と選んで入れたのだが『極辛』を入れ過ぎたらしい。
だれの責任でもないよなぁ!

私の喉にはヤサシスギル!この辛さの味でして、大量には食べられなかった。
そこで、諦めきれずに、後で、もう一回試してみたが………

何かを加えると良いのかしら???
うどんにでも入れようかな?

夏休みのプール指導の後の昼食を思い出す。
熱いカレーうどんをフーフー言いながら食べたっけ!
温まって美味しかったなぁ!

達観と、言います

2015年11月05日 | 日記・エッセイ・コラム
11月5日(木)

リハビリは一週間に一回になった。
今週は木曜日。つまり、今日の11時から始まる。

クルマで行ったら、満杯の状況だった。
だんだん、心臓が強くなって、はみ出しでも止めてしまう。

最近の状況を話すと「もう、84なのだから、いろいろ問題があっても仕方がない。それに、あなたは自分で努力しているのだから大丈夫」と言ったような慰めをいただいた。
「そうですね。達観しなくちゃ!」と、偉そうに私。
「そうそう!」
お医者さんも大変だ!歳をとると、私のように、可成り、開き直って話すから…
実は、そうでも言って、自分を納得させなければならないから…

EIさんの話によると、最近、五反田にも同系の病院が出来て、患者、療法士の人達が移動したそうだ。
「私はこの病院が好きよ」と答える。

相変わらず、背骨の所為で具合は良くない。
あれこれ、不都合はあっても、我慢するより仕方がないか?

いささか、悩みではあるが、仕方がないなぁ!

Mさんのブログで、三姉妹で五島列島へ出掛けたと出ていた。
いいなぁ!
ちょっと、羨ましい感じだが、もう、私には無理。
『体の動けるうちにチャンスは掴め!』である。

我が家では、二人とも、いささか、欲求不満である。
体のあちこちが痛かったり、きつかったりでは仕方がないが…
こんな事ぐらいで、お互いが不機嫌になっても仕方がない。
出来る範囲で、楽しもうと思う。
そのためには、もっと明るくしなければいけないなぁ!と、自分に言い聞かせる。

鍋奉行

2015年11月04日 | 日記・エッセイ・コラム
11月4日(水)

抜けるような真っ青な空だ。
我が家の庭には、姿が見えず、名前のわからない鳥が、機嫌良く鳴いている。
それも2種類ぐらいはいるらしいのだが……

少しばかり赤くなった庭樹もあるが、まだまだ、東京では紅葉は早い。
それでも、庭の隅にあるススキの穂は、既に綿毛になって傾き加減。
こうした僅かな季節の便りでも、自然の少ない街に住む人達にとっては、結構な安らぎになるらしい。
結局、庭の持ち主だけが「後始末をどうしようかしら?」と悩んでいる。


ところで、昨夜は『すき焼き』を食べた。
鍋から溢れるぐらいに、いろいろな野菜やキノコやその他の具を入れた。
何よりも、牛肉を何時もより沢山入れたので、二階の踊り場では、アマ~イ香りがかすかに匂っている。
大分、換気扇を動かしたのだけどな……
まあ、良いや!

『すき焼き』と言えば、思い出す。
私は自称『鍋奉行』だ。

若い頃から、食べるより、鍋の世話焼きの方が好きだった。
当時の職場では、グループに分かれてすき焼きを囲むのが、忘年会の年中行事の一つだった。
「食べなさいよ」
「いいの、こうして食べてもらうのが楽しいの」
「わるいね~~」

味をつけるのが楽しみ。
そして「美味しい!」と言われるのが嬉しい。
隣のグループのすき焼きの味を見て「やっぱり、こっちの方が美味しいよ!」と仲間が言うのを聞いて満足する。


食事が終わると、泉岳寺の義士祭へ必ず出掛けたものだ。
懐かしい!良い時代だったなぁ!
線香の香りを浴びて帰宅する。

一緒に食べた、あの人達は、まだ、元気かな?
良い時代だった。

『鍋奉行』と言えば、すき焼専門の店へ行ってさえ、店の人のサービスを断ったものだ。
「私の方が美味しいよ!」と、余程、自信があったのか?
兎に角、その習慣は、今も変わらず懐かしいものになっている。

明治神宮

2015年11月03日 | 日記・エッセイ・コラム
11月3日(火)

なんと、今日は暖かさを超えて、暑さを感じような日になった。
しかし、夕方になると、ガタンと変わるのだから油断出来ない。

そうだ!今日は『文化の日』なんだ。
近所の勤めの人も見当たらない。国民の休日なんだ。
以前は明治節だったけれど、戦後、すっかり、変わってしまった。
だいたい、この日辺りが秋晴れの日が多いのだけは変わらない。

そう言えば、今日はテレビで明治神宮の事が放映されていた。
しかし、私は聞き流すだけで、とんと、関心がなかった。

今、思い出した。明治節!明治神宮!
明治神宮の祭神は明治天皇と昭憲皇太后である。
深い緑の中、原宿から大鳥居をくぐって、南参道から北参道を通ると代々木駅へ着く。

この神宮には外苑と御苑があって、内苑の雰囲気は、外苑とは違った落ち着きがあり美しい。
内苑には日本各地、朝鮮、台湾からの県木があり、都心の貴重な緑地となっている。
また、人工林が自然林となり多くの生物が生息している。
菖蒲の季節は美しい。また、紅葉を楽しむ事が出来る。


この神宮を造るに当たって、境内には日本各地の代表する樹木が寄進され、全国の青年団の奉仕により造苑をした。
神宮完成は(1915~1920)元彦根藩井伊家下屋敷あと。


そうだ!思い出した。
渋谷にいた頃は、神宮まで出かけて写生会に参加した事がある。
まだ、静かな雰囲気を持った、荘厳で、現代的な神社だった。
なつかしい!静かだったなぁ!あの頃は!
一生懸命に画板に向かって、樹々の緑を塗っていた子供達の姿を思い出す。

しかし、明治神宮も神宮近辺も変わった。
あれは、先の東京オリンピックの頃からかな?
横綱の土俵入り、結婚式、七五三参り、そして初詣……最近は観光客も多いかな?
さぞ、賑やかな事だろう。

でも、私にはあの荘厳な雰囲気を醸し出した『明治神宮』の思い出が大きい。

なつかしい思い出が、ここにもあったのだ!



電話がかからない!

2015年11月02日 | 日記・エッセイ・コラム
11月2日(月)

お~~!なんて寒いんだろう!
早寝をしても、夜中に目がさめてばかり。

今、何時?
5時半だ。
仕方がないから、起き出した。
いつものシャワーをする。少し早いが…
今日は9時に『電話』をすることになっている。

少しばかり寒かったが、今日も熱い湯を浴びて、頭も体もすっきりとなる。
でも、部屋はなんとなく寒い。冷え冷え~~だ。

天気予報によると、今日は12℃ぐらいで12月の気温だという。
それに、雨が降っているから、不景気な話。
正午の気温は10.2℃だとのこと。
体が冷えるのは当たり前だ。

スーパーでやっと見つけた『明日葉』を茹でた。
初めて食べる菜っ葉である。
伊豆大島では盛んに栽培されている健康食品だが、野生のヤギ?だったかに食い荒らされて大変だと聞いていた。

だから、一度、食べてみたいと思いながら、どこへ行っても見つからなかった。
以前は『大門駅』の地下道に売店があって、伊豆七島の産物が売られていた。
今は、もう無い。

茹でた菜っ葉は緑が濃くて、如何にも栄養がありそう。
何にして食べようかな?最初だから、やはり、おひたしかな?

9時になるのを待って、伊東のホテルへ電話をかける。
嫌になる程、番号をプッシュしても、いつもお話中。
実はこのホテルが、今、リニューアル中で、12月下旬から一部営業するので予約を今日から受け付けると知らせがあった。

年末だが、温泉に浸かって御馳走を食べるのも良いじゃないと、相談していたのだ。
先日、ホテルには、一応、話していたが、受付日の今日に、もう一回確認しようと決めていた。

姉に電話をかけてもらい、私は蓮根のきんぴら作りにかかった。
何度掛けたか分からない程、ダイヤルを回した。
出て来た女性に予約の確認をして、これでほっとする。

こういう話は、ムカシ、団体でホテルを予約するのに、係りの人たちが苦労した話を思い出す。
兎に角、大変だな!

本当に、今日はゾクゾクする。
気をつけなければ、風邪をひいたら大変。

さあ!また、伊東へ行ける楽しみが出来た。
体を大事に、歩けるように!

明日葉は慣れると美味しいと思うが、かなり独特の味がする。
今日は、胡麻醤油で食べたが、変化の富んだ料理法がありそう。

久し振りの鍋物

2015年11月02日 | 日記・エッセイ・コラム
11月1日(日)

遂に11月に入りましたよ。
もう、年賀葉書の売り出しが始まっている。
郵便局もあれこれと商売が上手くなったものだ。
いろいろ年賀葉書のデザインを出して、売り出すそうだ。 

私は、毎年、何かしらどうにかして自分なりの賀状を作っているが、だんだん、面倒になってきた。
肝心の賀状を送るのさえ、面倒になったんだから困ったものだ。
でも一年間に一回切りの年頭の挨拶なのだから、頑張らなくては…

今日も寒い日だった。
夜中から寒くて、体は冷えっぱなしだが、特に足が冷え冷えしている。
まさに重症??
ソックスを二枚履いても無理な状態だ。


朝のうち、近所のスーパーで久し振りに駅弁を買った。
米沢の『牛肉ど真ん中』という。
大きくて、ご飯がぎっしりと詰まっているので、一人で食べるのは無理かな?
でも、なかなか美味しい!
まるで、牛肉の佃煮という感じで、浅草の有名な佃煮店のしぐれ煮に勝るとも劣らぬ味だ。
姉にも、手伝ってもらった。
兎に角、こんなに美味しい牛肉の弁当って、はじめてだ。
一つ、レパートリーが増えたわけだ。


さて、お腹が一杯だけど、今夜は鍋物にしようと決めた。
昨日買った鱈をメインにして、白菜、長ネギ、椎茸、ブロッコりーなどを入れた。
ここのところ、魚介類が食べたくて、昨日は、わざわざバスに乗って、大型のスーパーへ行ったのだ。

美味しかった!
これで、お酒を飲めば嬉しいのだが、まあ、遠慮しておこう。
温かい鍋物は、心も暖かくなる。