2000年の洋画。アメリカ制作。
SFコメディ&友情もの。
クリント・イーストウッドが監督・製作・主演を務めた。
時は1958年。
空軍のテストパイロットだった"チームダイダロス"は、
人類で初めて宇宙へ行く予定だったのだが、
NASAが介入してきたことにより、代わりにチンパンジーが宇宙へ向かった@(o・ェ・o)@
あれから40年後。
ロシアの通信衛星の故障により、およそ5週間で墜落する危険が。
フランクが設計した誘導装置がロシアの通信衛星として使われており、
フランクは修理を要請される。
フランクは、40年前に果たせなかった宇宙へ行くという約束を
当時のメンバーで実現させるため、因縁のガーソンに条件を突きつける。
そして、フランクはメンバーの元を訪ね、"チームダイダロス"再結成となった。
まず身体検査をクリアし、老体にムチを打って訓練をこなしていく。
一人も欠けることなく宇宙へ行けるのか。
さらに、ロシアの通信衛星には隠されていた機密が・・・。
スケールが大きいし、シニア男性が宇宙へという
非現実的なテーマではありますが、
まだ頭がしっかりしていて体が動くうちに、
果たせなかったことを実現したいという、
男のロマンと友情を感じる映画です。
観ていてグッとくるし、完成度が高いと感じました。
SF・宇宙ものはどれを観ても完成度が高くて、
ただただ「凄いな~」と引き込まれるんですが。
あと、お約束の展開に所々フフっと笑えたり( *´艸`)
クリント・イーストウッドはダンディで、感情が表情から伝わってきます。
"チームダイダロス"の4人はシニア男性ですが、男の誇りは健在で、
妻とイチャついたり、あいさつ代わりに手の甲にキスをしたり、
女性の目を気にしたり、張り合ったり。
サラの前髪一直線と、毅然としていて頭の回転が速く、
サッパリとした性格は好感持てますね。
後半ではサラのラブシーンや、キュートな面も明らかに。
主な出演者は、
フランク役がクリント・イーストウッド。
ホーク役がトミー・リー・ジョーンズ。
ジェリー役がドナルド・サザーランド。
タンク役がジェームズ・ガーナー。
ガーソン役がジェームズ・クロムウェル。
サラ役がマーシャ・ゲイ・ハーデン。
ジーン役がウィリアム・ディヴェイン。
イーサン役がローレン・ディーン。
ロジャー役がコートニー・B・ヴァンス。
バーバラ役がバーバラ・バブコック。
ヴォストフ将軍役がラデ・シェルベッジア。
医師のアン役がブレア・ブラウン。