桜桃生存日記

桜桃が気ままに書きたいことを書く日記。
日常のこと、趣味のこと、思ったこと、など。

おもいで写眞

2023-04-19 | 映画を観よう

2021年の邦画。ヒューマンドラマ。

富山県が舞台。

 

上京していた結子は、祖母の死をきっかけに故郷へ戻った。

幼なじみの一郎は役所の職員で、団地に住む高齢者の遺影写真を撮る仕事を

結子に依頼する。

結子は団地を訪問するが、全く相手にされず空振りばかり。

 

ソーシャルワーカーの美咲の力を借り、

ようやく遺影写真を撮る運びとなった。

和子は思い入れのある場所で撮影してほしいと言い、

その場所まで移動して撮影。

出来上がった写真を見て和子は大層喜び、

「遺影写真じゃなくて、おもいで写眞やねえ」と。

 

結子は一郎にチラシのデザインを渡し、チラシを作ってもらって配布したり、

和子の口コミによって「おもいで写眞」のサービスは軌道に乗り始めたが、

それでも儲けは少なく、早朝の市場でのバイトをしないと生活は苦しかった。

東京での挫折を味わい、祖母を孤独死させてしまった結子は

複雑な気持ちを抱えておもいで写眞を撮り続ける。

 

 

一郎は結子を気遣ってくれるし、いい奴だと思うんですが、

結子がつっけんどんな態度をとるのはなぜなんでしょう?

あと、役所で大声出すのはマナー的にどうなんだ(;´Д`

結子が嘘が嫌いなのはわかるけど、

なんかずっとイライラしていたり、

思っていることが顔や態度に出てしまっていたりして、

精神的に幼さを感じてしまいました。

落ち着いて高齢者と接したり、仕事だと割り切れる一郎や美咲とは対照的。

 

「おもいで写眞」のサービス自体はいい試みだと思うけど、

チラシの配布や口コミだけで充分だと感じた。

あんないきなり訪問されても、勧誘か詐欺かと疑ってしまうし、

ドアを開けて応対したくなかったり、関わりたくない人もいると思うから、

配慮も必要だと思う。

 

 

で、エンディングはちょっと微妙でした(-▽-;

一郎との誤解が解けたり、結子が素直になったのはよかったが、

結子の性格がどうしても気に障り、純粋に物語を楽しめなかった。

 

セリフに方言を多用しているため、

何を言っているのかわからないシーンが多いです。

キャストを知らないで観たから、吉行和子さんが出ていてビックリ。

 

出演者は、

結子が深川麻衣。

一郎が高良健吾。

美咲が香里奈。

和子が吉行和子。

結子の祖母が原日出子。

柏葉が古谷一行。


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