桜桃生存日記

桜桃が気ままに書きたいことを書く日記。
日常のこと、趣味のこと、思ったこと、など。

ナミヤ雑貨店の奇蹟

2022-12-23 | 映画を観よう

2017年の邦画。ハートウォ―ミングな群像ドラマ。ファンタジー。

原作は未読です。

 

時は1969年のナミヤ雑貨店。

店主の浪矢が、子供からの手紙に返事を書いています。

そして2012年。強盗事件を起こした若い3人組の男達が、

ナミヤ雑貨店に忍び込みます。

店のポストに投げ込まれた手紙を不審がり、

店を出て逃げ回るのですが、なぜかまた店に戻ってきてしまうのです。

 

悩み相談に答えることで有名だったナミヤ雑貨店。

店のポストに投げ込まれた手紙は1980年に書かれたもので、

1980年の世界と2012年の世界が繋がります。

"魚屋ミュージシャン"こと松岡の手紙に返事を書いた若い3人組。

松岡との文通が続き、ついに松岡の作った曲を店のシャッター越しに

聴くことに。

しかし松岡の姿を見ることはできないのだった。

 

1988年。松岡は音楽活動を続けていて、

児童養護施設で演奏を行った。

そこで「REBORN」という曲を披露したら、

セリという女の子が気に入ってくれた。

しかし施設が火事になり、セリの弟の命を救った松岡は

代わりに命を落としてしまう。

 

1980年の浪矢は病に倒れ、店を畳むことに。

相談者の人生を変えてしまったことに責任を感じ、

息子の貴之に無理を言って店へ戻ります。

浪矢が見た夢が正夢になり、店で不思議な体験をするのでした。

 

 

ナミヤ雑貨店への手紙を通じて物語は展開していきます。

時代が交錯するので、今はどの時代だっけ?と混乱しますw( ̄▽ ̄;)w

私がこういうファンタジーものに慣れていないっていうのもありますが。

なぜ1980年と2012年なのか。

そして、1988年も関連が深いのはなぜか。

さらにいえば、若者3人組はなぜ強盗事件を起こしたのか。

物語が進むにつれて謎が解き明かされていくので、

最後までドキドキしながら観ました。

感動作ということで、確かに考えさせられたり、胸を打たれるシーンがあります。

泣くシーンもよく出てきます。

 

若手・ベテラン・大御所俳優といった、豪華な出演者が勢揃い。

エキストラも多いです。

浪矢を演じた西田敏行は圧倒的な存在感。

林遣都のギター演奏とハミング、門脇麦の歌唱シーンもあります。

山田涼介(Hey! Say! JUMP)は強盗事件の主犯格で、突っ張ってる役ですね。

 

ただ、物語の舞台は静岡県のはずなんですが、

ロケは大分県だったそうです。

なんで静岡県でロケしなかったんだろう(゚ー゚*?)


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