桜桃生存日記

桜桃が気ままに書きたいことを書く日記。
日常のこと、趣味のこと、思ったこと、など。

映画 ビリギャル

2023-01-16 | 映画を観よう

2015年の邦画。青春コメディ。

原作は、『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』

で実話なんですが、原作は未読です。

 

工藤さやかの小学生時代から始まります。

小学校では友達ができなかったが、

中学と高校は私立の女子校で友達ができた♪

大学までエスカレーター式の学校のため、

全く勉強しなかったさやかの成績は最低クラス。

高2で喫煙が見つかり、無期限の停学処分を受ける。

でも、母親”あ~ちゃん"はいつもさやかの味方だった。

 

高2の夏、母親の勧めで個別指導の塾に通うことにしたさやか。

この時点で学年ビリで偏差値30。小学4年生レベルの学力。

「慶應ボーイ」=イケメン揃いの大学、というイメージから

慶應大学を目指すことに☆⌒(*^-゚)v

 

塾の坪田先生(原作者)は、親しみやすく、超前向きで褒め上手。

自身の経験上、一人でも自信のない生徒に自信をつけさせ、

学力を上げ、目標大学に合格させるのが目的。

坪田マジックでさやかは初めて勉強に夢中になり、

非現実的だった慶応大学への道が少しずつ開けてきたのだった。

 

 

高2の冬。さやかの学力は上がってきていたが、

慶応大学合格までは到底学力が足りないとのことで、

週3の受講から週6の受講に増えた。

ここから受験への怒涛の猛勉強が始まり、

プレッシャーに押し潰されそうになるさやか。

 

それでも坪田先生だけでなく、母親や妹、友達が応援してくれたり、

担任の西村先生への復讐だったり、同じようにグレていた玲司の存在。

何より父親が弟びいきで、弟に期待をかけたりお金をかけたりと優遇していた。

それに対する反抗心がさやかを奮い立たせたのだった。

しかし・・・。家庭内トラブルや模試の結果で再びスランプに陥るさやか。

塾や受験を止めるとまで言い出して、坪田先生とケンカしてしまいます。

 

 

方言があるなと思ったら、愛知県が舞台の映画なんですね。

さやかを演じるのは有村架純。体当たりの演技がいいですね。

途中からギャルじゃなくなってましたが(笑)。

坪田先生を演じるのは伊藤淳史。この方は声が印象的ですね。

メガネをかけています。

母親"あ~ちゃん"を演じるのは、吉田羊。

母親役が似合いますし、迫真の演技に注目。

父親を演じるのは、田中哲司。

頑固おやじで自分の夢を息子に押し付け、さやかに嫌われる(´Д`|||)

妹のまゆみを演じるのは奥田こころ。

どうかまっすぐ育ってほしいと願うばかりである(*>ω<)o☆

西村先生役は安田顕。冷酷で厳しくて、ただ真っ当なことを言う。

ヤスケンがさやかを変えるんじゃなくて、内心ガックリ(;´▽`

 

受験シーズンということで観た映画です。

どうやってさやかが慶応大学に合格するのか、

道程が気になって、最後まで夢中で観てしまいました。

面白かった(≧∇≦)

出演者の演技も皆素晴らしかったし、

テンポがよくて飽きさせないし、映像も綺麗でした。

 

劣等感が強く、ちゃらんぽらんだったさやかが

恩師と出会って、夢中になれるものを見つけて、

目標を成し遂げたことで人生が変わったっていう

サクセスストーリーなので、受験生はもちろんのこと、

自信のない子にも是非観てみてほしいです。


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