桜桃生存日記

桜桃が気ままに書きたいことを書く日記。
日常のこと、趣味のこと、思ったこと、など。

ラヂオの時間

2020-01-04 | 映画を観よう
新年1発目の映画は、明るく楽しい映画を観ようと思って、
この映画を選びました。
1997年の邦画です。脚本・監督は三谷幸喜。 
タイトルだけずっと知ってて、公開後二十数年経ってから
やっと観ました。
1995年のドラマ「王様のレストラン」に出演していた
俳優・女優さん達が再共演していて、面白いです。

ラジオが舞台のコメディ映画。
冒頭はラジオドラマのリハーサルから。
脚本や設定にどんどん変更が入り、
果たして生放送の本番はどうなってしまうのか。

映画っていうより舞台みたい。
三谷幸喜作品の良い所って、脇役にも個性があって、
出演者全員にスポットが当たってる所。
ラジオドラマにこれだけの人が関わってるんだって思ったし、
そして出演者の皆さんも今と比べて若く見える。
唐沢寿明はロン毛だし。
ただ鈴木京香がメガネかけてて年齢不詳。
登場人物それぞれのエゴや思惑が入り混じって、
衝突や葛藤の中、ラジオドラマの生放送をどうにか遂行しよう
っていうストーリーに引き込まれますね。
白熱の演技に観てる側も熱くなります。

会話のテンポが軽快です。
軽快な分早口だったり、展開がスピーディーで、
セリフが一部聞き取れない(^^;
あと、映像もぶれてる部分があったり。
観てて慌しいけど、でもこれが三谷幸喜流。

戸田恵子は憎まれ役担当ですね。
八方美人だけど責任感のある西村雅彦が、
良い人から悪役に転じたのも、仕方ないのかも。
相当板挟みで四苦八苦してたから。
やる気がなくて辛口の唐沢寿明が、ストーリーが進むにつれ、
本気になって奔走するのがいいですね。
個人的に藤村俊二と、近藤芳正が良い味出してました。

見応えのある映画でした。ラストまで楽しんで観られます。

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