1989年の洋画。アメリカ制作のコメディ。
1955年の同名作品のリメイク版です。
壮大な音楽が流れるオープニング。
時代は1935年。カナダとの国境に近いアメリカの刑務所。
囚人が炭鉱とおぼしき場所で仕事をしています。
どうでもいいけど、拘置所でタバコ吸えるんですねw(゚o゚*)w
ボビーが死刑執行をされるのを見届けるネッドとジミー。
しかしそのボビーが銃で発砲し、3人一緒に脱獄することになります。
ここだけアクションシーンやね\(;゚∇゚)/
しかもネッドとジミーには足錠が付けられていて、
二人三脚の状態での脱獄とは。
それにしても猛吹雪の中の脱走は寒そうだ彡(-0-;)彡ヒューヒュー
ボビーとはいつの間にか別れ、
ネッドとジミーは道の途中で出会った人に神父だと嘘をつき、
税関付近まで乗せてもらった。
しかし刑務所から3人脱獄したというのは町中で知られていた。
指名手配はされていないようで、
偶然出会った神父に対しても、神父だと嘘をつく2人は
教会まで連れていかれます。
教会で神父になりすまし、食事会にも参加。
祭りの行列に参加する前に橋を渡って逃げようとしたのですが、
保安官や刑務所の所員らが橋の辺りを捜索していて、
さらにひょんなことから出会ったモリーに問いかけられ、
とても逃げられる状況ではなく引き返すことに。
町中で警察犬を引き連れての捜索になり、
いよいよ追い詰められる2人。
祭りの行列でカナダまで渡ると知ったネッドは、
行列に参加する意向を示すのですが・・・。
ロバート・デニーロが演じるネッドは、
刑務所では落ち着いていて高尚な考え。
しかし、シャバに出ると機転は利くものの、
感情をあらわにして表情豊かに。
ロバートデニーロの飄々とした演技が面白い。
ショーン・ペンが演じるジミーは、ビビりで心配症。落ち着きがない。
楽な方へと進みたがるし、神父として生きるのもまんざらでもない感じ。
思いきったスピーチを披露します。
デミ・ムーアが演じるモリーは、耳に障害のあるルーシーを育てる
シングルマザー。美人だが、気が強く男勝り。
ネッドとジミーが変装し、神父になりすましながら、
ごまかしやり過ごす内容。
でももちろんなかなか思い通りに事は進まないし、
2人とも挙動不審すぎるんよなヽ(゚ロ゚(-_-;)ゝ
なぜ、誰も神父じゃないと気付かないのか不思議。
2人は刑務所に戻りたくないというより、
「死にたくない」っていう思いの方が強いんでしょうね。
共感はできないけど、2人の逃亡劇がどんな結末を迎えるのか、
気になって観てしまいました。
ふふっと笑えるコメディ映画です。