桜桃生存日記

桜桃が気ままに書きたいことを書く日記。
日常のこと、趣味のこと、思ったこと、など。

Ribbon

2024-03-20 | 映画を観よう

2022年の邦画。ジャンルは青春。

女優の"のん"が脚本・監督・主演を務めました。

新型コロナウイルスの影響で美大が休校になり、卒業展示も中止になった。

社会が閉塞感に包まれる中で、主人公の浅川いつかの日常を描いたストーリー。

 

私はヘッドフォンをして観たんですが、

話し声が小さくて聞き取りにくくて、

ヘッドフォンの音量を最大にして耳を澄ましたら

やっと何を言っているかわかる程度o(´д`)o

テレビのメニュー機能でヘッドフォンの音量を調節できるので、

50まで上げてみました。これでちゃんとはっきり聞き取れるようになった。

 

観ていて疑問に思った点を挙げます。

テレビ電話のシーンが出てきます。

窓開けながら電話するとか、

ベランダに出て電話するとかどうなの?(;´Д`

大声で話したり、部屋で喧嘩したり、物を投げたりなど、

こんな隣人嫌だなあ・・・。

あと、女子大生の一人暮らしでしょ?

もうちょっと危機管理持った方が(・_・;

 

早起きするも、時間を持て余すいつか。

趣味ないのかな?

まあ何にもやる気になれないのかもだけど。

 

季節は冬の設定なのに、家の中で薄着。

しかもベランダの窓を2ヵ所がっつり開けてる。

寒くないのかな?

撮影は、冬じゃないのかな?

 

そして周辺は誰も歩いていないという不自然さ。

学校以外はエキストラ全くなしなのかな。

唯一公園やアパートで見かける男子がいて、じっと見てくる・・・|∀・)+ 

後半はいつかの日常に変化が訪れます。

 

 

「Ribbon」というタイトルの通り、リボンが効果的に出てきます。

リアルな日常にファンタジーな演出が印象的な映画。

そして起承転結がはっきりしている内容。

新型コロナウイルスの世界的流行は、

子どもや学生にとって一度きりの青春を制限されて、

非常に苦しい期間だったと察します。

観ていて一番辛かった時期のことを思い出すし、

身動きとれない状況や、やるせない感情を

しっかり映画の中で表現しています。

それでも笑えるシーンがあったり、

家族との繋がりや友情を感じるシーンも描かれていて、

決してひとりではないんだよというメッセージも込められています。

 

あと、脚本・監督もさることながら、女優"のん"としての魅力も

たっぷり詰まった映画でした。

どうか浅川いつかの未来が明るいことを願っています。

 

 

主な出演者

浅川いつか・・・のん。

平井・・・山下リオ。

公園で出会う男・・・渡辺大知。

いつかの母・・・春木みさよ。

いつかの父・・・菅原大吉。

いつかの妹、まい・・・小野花梨。


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