2022年の邦画。ジャンルは青春。
女優の"のん"が脚本・監督・主演を務めました。
新型コロナウイルスの影響で美大が休校になり、卒業展示も中止になった。
社会が閉塞感に包まれる中で、主人公の浅川いつかの日常を描いたストーリー。
私はヘッドフォンをして観たんですが、
話し声が小さくて聞き取りにくくて、
ヘッドフォンの音量を最大にして耳を澄ましたら
やっと何を言っているかわかる程度o(´д`)o
テレビのメニュー機能でヘッドフォンの音量を調節できるので、
50まで上げてみました。これでちゃんとはっきり聞き取れるようになった。
観ていて疑問に思った点を挙げます。
テレビ電話のシーンが出てきます。
窓開けながら電話するとか、
ベランダに出て電話するとかどうなの?(;´Д`
大声で話したり、部屋で喧嘩したり、物を投げたりなど、
こんな隣人嫌だなあ・・・。
あと、女子大生の一人暮らしでしょ?
もうちょっと危機管理持った方が(・_・;
早起きするも、時間を持て余すいつか。
趣味ないのかな?
まあ何にもやる気になれないのかもだけど。
季節は冬の設定なのに、家の中で薄着。
しかもベランダの窓を2ヵ所がっつり開けてる。
寒くないのかな?
撮影は、冬じゃないのかな?
そして周辺は誰も歩いていないという不自然さ。
学校以外はエキストラ全くなしなのかな。
唯一公園やアパートで見かける男子がいて、じっと見てくる・・・|∀・)+
後半はいつかの日常に変化が訪れます。
「Ribbon」というタイトルの通り、リボンが効果的に出てきます。
リアルな日常にファンタジーな演出が印象的な映画。
そして起承転結がはっきりしている内容。
新型コロナウイルスの世界的流行は、
子どもや学生にとって一度きりの青春を制限されて、
非常に苦しい期間だったと察します。
観ていて一番辛かった時期のことを思い出すし、
身動きとれない状況や、やるせない感情を
しっかり映画の中で表現しています。
それでも笑えるシーンがあったり、
家族との繋がりや友情を感じるシーンも描かれていて、
決してひとりではないんだよというメッセージも込められています。
あと、脚本・監督もさることながら、女優"のん"としての魅力も
たっぷり詰まった映画でした。
どうか浅川いつかの未来が明るいことを願っています。
主な出演者
浅川いつか・・・のん。
平井・・・山下リオ。
公園で出会う男・・・渡辺大知。
いつかの母・・・春木みさよ。
いつかの父・・・菅原大吉。
いつかの妹、まい・・・小野花梨。