2006年の邦画。青春ドラマ&学園コメディ。
茨城県で撮影されました。
高校3年の貴子は高校最後の鍛錬歩行祭に参加。
夜通し80km全校生徒と歩くのだ(2時間の仮眠あり)(・∀・)9
同じクラスの男子西脇とは何か関係がある貴子。
周りの友達に勘繰られても、
お互い「何もない」「自分のことを嫌ってると思う」と言うのです。
でも、友達には内緒で、この鍛錬歩行祭に賭けをしている貴子
(ニューヨークの学校に転校した杏奈は、貴子の悩みを知っているそうで、
1年前におまじないをしたらしい)。
ただ、貴子以外にも友達や同級生には秘密があるのだった。
別に友達だからってなんでも知ってるわけじゃないし、
話したくないこともあるよね。
鍛錬歩行祭中に、西脇を狙っている女の子がいたり、
おばけが出たり(?)、昼と夜では人格が変わる男子がいたり、
西脇の誕生日を迎えたりと、色々な出来事が。
貴子の賭けは果たしてどうなるのか。
貴子と西脇の関係に変化が訪れるのか。
無事ゴールできるのか。
最後まで気になります。
序盤の周囲をぐるっと撮影している時は、何か酔いそうなカメラ回しでしたが、
序盤だけで済んでよかったヾ(;´▽`
ティーンエイジ向けな作品とあって、アニメーションが出てきたり、
空想が映像化されてたり、コミカルで派手な演出があったり。
気楽な気持ちで観られます。
貴子役は多部未華子で、目力がありますね。
貴子以外にも、様々な同級生にスポットが当たったりするし、
エキストラの数が凄いですヽ(*’▽^*)
ビックリしたのは、池松壮亮。16年前こんなにベビーフェイスだったとは!
派手な演出がある分、出演者のお芝居は全体的にトーンが低く、地味。
ボソボソ喋ってるし、皆普通っぽく演じてました。
数人の役者さんだけ、わざとらしく大げさに演じてましたが(役柄も関係あるけど)。
ただ、ラストで貴子が泣くシーンは、思わずもらい泣きしちゃったな。
あと、校長先生役の田山涼成の笑顔がよかった(*⌒―⌒*)
学生もの・青春ものを観ると、自分が学生だった頃を思い出しますね。
友達っていいなあって思ったり。
だけど、実際80km歩くって考えられない(≧o≦)ノ
80km走るのもしんどいと思うけど、80km歩くのもしんどいと思うよ。
なんで80kmなんやろ?