桜桃生存日記

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家族はつらいよ

2023-03-21 | 映画を観よう

2016年の邦画。コメディ。家族もの。

『東京家族』の出演者や家族構成はほとんど同じですが、

役名や役名の漢字、設定や人物の性格が異なっています。

 

『東京家族』と異なっている設定は、

まず横浜で3世代同居になっているし、

富子(前作ではとみこ)は生きているし、

周造(前作では周吉)は亭主関白で怒りっぽいし、酒もよく飲みます。

次男の庄太(前作では昌次)はメガネをかけ、ピアノの調律師に。

長男の幸之助(前作では幸一)と、長女の成子(前作では滋子)と、

憲子(前作では紀子)の仕事も異なっている。

成子はヒステリックだし、幸之助と史枝はよく喧嘩します。

周吉と幸之助の仲が悪いという設定になっていたり。

幸之助の長男の謙一(前作では実)は、俳優も変更あり。

犬は「トト」という名前で、

ウエストハイランドホワイトテリア(ウエスティ)に変わっています。

 

あと、ドタバタコメディになっていて、笑いどころが満載(≧∇≦)

『東京家族』との違いも楽しめるし、

『東京家族』とは別物として観るのもいいし、

『家族はつらいよ』から入るのもいいし。

 

 

富子が周造に「離婚したい」と言い出したことから、

物語はスタート。

成子も離婚したいと騒いでいましたが、

富子と周造の離婚騒動の方が話が大きくなります。

そして、庄太は憲子にプロポーズし、

憲子を家族に紹介しようと家に連れていきます。

しかし、富子と周造の離婚についての家族会議が

行われることになっていて・・・。

 

 

玄関を開けた時のメロディがなんでコンビニの入店音なんだろう(^-^* )フフ♪

家族で楽しめる映画ですが、結構言い争いをしたりと

エキサイティングなシーンが多いので、

個人的には落ち着かないなあと思ってしまいました。

『東京家族』がのんびりとした映画だったのに対し、

『家族はつらいよ』は少し慌ただしいですね。

 

それでも、吉行和子演じる富子は『東京家族』と変わらず

落ち着いていて、ホッと和みました。

蒼井優演じる憲子や、林家正蔵演じる泰蔵(前作では庫造)も

『東京家族』と特に変わらない性格でしたね。

相変わらず蒼井優は可愛い。

妻夫木聡はメガネだとイケメン度が増しますねえ。

それにしても、喜怒哀楽が激しい周造を演じる橋爪功は

さすがの名役者。ただ、血圧上がったりしないんですかね(;´Д`

 

風吹ジュンの出演シーンが増えています。

『東京家族』では周吉に対して嫌悪感を抱いていましたが、

今作では周造に対して好感を持っている女将を演じています。

小林稔侍演じる沼田は、周造の同級生で、探偵事務所の所長に。

さらに脇役に笑福亭鶴瓶、笹野高史、徳永ゆうき(演歌歌手)も。


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