今日は珍しく出張です。
行き先は神奈川県川崎市。
なんの出張かといいますと、水俣病患者の検診の応援です。
神奈川県周辺に住む水俣患者が現地(熊本や鹿児島)に行かずとも、
こちらで同じ知識をもった医療従事者が検診を行い、
今後の特例措置法訴訟などのための書類等を作成します。
高齢の患者も多いので、患者一人につき職員や医学生が一人、
最後まで付きっきりで検診に立ち合います。(混乱回避のため)
sakurajinはメッセンジャーとして診察状況や弁護士相談状況、
検査状況などを確認し、各階の看護師に連絡するという、
ごくごく簡単な役割でした。
水俣病は過去の病気ではありません。
幼少時代を現地で過ごし、今は全国各地で過ごしている方は大勢います。
公的な検診はまったくされていないため、どれほどの潜在患者がいるか・・・、
それは約20,000人以上とも言われています。
そのごく一部の方々の特措法での訴訟や健康手帳配布のためのお手伝いを
行えたという事は、とても有意義な事でした。
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