富岡町の震災日記 「桜里園(オリオン)」

福島県富岡町は原発事故により町民は避難中。一部地域は解除、故郷に戻る町民も。桜の町の復興が叶うまでの日々をお伝えします。

住民意向調査

2014-10-25 21:59:22 | 東日本大震災・津波・原発事故
復興庁が2014年(平成26年)10月17日に発表した
富岡町の住民意向調査の結果です。

①災害公営住宅の入居意向について
●希望しない(54.7%)昨年8月前回調査(41.2%)
●現時点では判断できない(20.2%)前回(35.4%)
●入居を希望する(21.5%)    前回(22.2%)
②避難指示解除後の帰還について
●現時点で戻りたいと考えてる(11.9%)前回(12%)
●現時点で判断できない(30.7%) 前回(35.3%)
●現時点で戻らないと判断(49.4%)前回(46.2%)

7775世帯を対象としたアンケートの回答率は51.2%
同時期に、浪江町にも同じ意向調査を実施しているそうですが
同じような回答結果になっています。
用地不足により建設場所が限られた事や、
完成時期の遅れなどが、入居を諦めた町民が増えた原因との事。

震災からもう3年半が過ぎました。
実家の両親も、避難先の茨城県内で土地を購入し新居を計画中です。
77歳を超えた老夫婦の安住の地は、故郷の富岡町ではありません。
両親の子供達4人姉弟が、関東県内にいるのも理由ですが…
まあ、私たち子供にとっては、
「両親のいる場所」が、「ふるさと」なので
高齢者の両親が、元気に快適に安心して暮らしてくれれば…
それが何よりかな…。

  

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