大塚 せつ子~白神の風

白神山地から発見された『白神こだま酵母」が、いつか世界中の大空に羽ばたくように、これからも新たな技術の開発を目指します

米ぬか♪

2014-08-29 11:33:27 | オリジナルレシピ
米ぬかクッキーと米ぬかケーキを焼きました。

そもそも、米(稲)は捨てるところがないという話を何度も聞いたことがあります。



稲は刈りとられたあと、お米、糠(ぬか)、藁(わら)、籾殻(もみがら)などに、それぞれ分解されます。

そして、そのすべてが生活に活用されます。

衣・食・住の食はもちろん、衣にも住にも活用されます。

人だけではなく、牛や馬にも、来年の稲のためにも、田の神様のためにも活用されます。

まさに、稲には捨てるところはありません。

藁の一部は直接堆肥として田に返され、一部は牛の飼料として与えられ、また牛の糞として田に返され、

土壌の力を回復させるために使われたりします。


残った藁は湿気で腐らないよう工夫した積み方で高く積まれます。こうして作られた藁小積みから、必要なときに藁を

取り出して、藁細工でさまざまなものに加工します。藁細工はだれもが身につけておかねばならない大事な技術でした。

籾殻も保温材などに使われます。糠は糠漬けや飼料やせっけんにされます。

そして、ほとんどのものが最後は土に還されて、翌年の稲の養分となります。究極のリサイクル製品といえます。


   ※くぼたのたんぼ参照  http://www.tanbo-kubota.co.jp/ )


そして、米ぬかの栄養素にも驚かされます。

たとえば・・・・

脚気(かっけ)の予防・改善効果

ビタミンB1が豊富に含まれているため、かっけの症状改善、予防に効果があるということです。

かっけは食糧事情のが悪かった昔の病気という感じがしますが、近年でも都会の若者などにかっけ様症候群が見られるようですが

これらは、コンビニ食や偏食のためなのかもしれません。

かっけはビタミンB1欠乏などが原因で起こるので、だるさ、疲労、イライラ、むくみ、食欲不振などの症状も伴うようで

ぬかを食べることによって、それらの改善がなされる可能性があるわけですね。

つまり・・・・『田んぼからいただくサプリメント』ということになるのでしょう!

でも、ぬかを食べるって大変ですよね

以前、ぬかをそのまま炒ってスプーン2~3杯食べましょう・・・・・なんていうこともありましたが

喉を通らないと思います。

どんなに体にいいものであっても、おいしくなければ続きません。


今回、有機栽培の米ぬかを発見!!

そこで、米ぬかクッキーと米ぬかケーキを焼いてみました。


「きゃぁ~~~、おいしい!!」



このおいしさに、すっかりはまりました!!

クッキーはお砂糖なんか使わなくても、噛めば噛むほど甘くなってくるのが不思議です!


おぉ~~~

お米はぬかまで甘いんだ!!


おなかがすいたとき・食事の前に・・・・ちょっと一枚ポリポリ。

田んぼの恵みに、改めて感謝!!




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