大塚 せつ子~白神の風

白神山地から発見された『白神こだま酵母」が、いつか世界中の大空に羽ばたくように、これからも新たな技術の開発を目指します

また寒波

2006-01-20 13:12:15 | 徒然に
大きな木には沢山の雪が降り積もり、細い枝にはその枝にのるだけの

雪が降り積もる。

しかし、こうも大寒波が次々に押し寄せてくると、その自然な生態系は崩れていく。

枝に着いた雪が、更に多くの雪を受け止めてしまうからだ。

白神山地に入ると必ず雪の重さで倒れたブナを見る。

精一杯の雪を支え、とうとう耐えきれずに折れてしまった枝や幹が、白神山地の

冬の厳しさを物語っている。

6月になっても雪を残す白神山地の春はまだ遠く・・・果てしない。

しかし、春は必ずやってくるのだから、雪の重みに耐えて生き延びて欲しいと

心から願わずにはいられません。

そう言えばCD「白神の木霊」にも、木々が凍っていく音が入っていました。

ギシギシと苦しそうに響く音です。

そんな環境の中でも、生き生きと命を育む力強さに大自然の偉大さを感じますね。

北風に向かって歩くことも、時には必要なのかも知れないなぁ・・・と、思うのです。









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