今日のシンガポールは朝から快晴。さて８月最後の週が始まりました。現在は正に「So little done, so much to do.」の心境です（笑）。
さて、いきなり話は飛びますが、以前「あなたが人からしてもらって嬉しいことを、人にもしてあげなさい。」と、人から教えて頂いたこともあるしまた、そのように書いてある本を読んだ記憶もあります。
一見もっともらしくて、また自分もそのように人に接したことがありましたが、一方で、それは果たして「効果的な行動かどうか」という観点から見た場合、「自分が他人からしてもらって嬉しいことを他人にもしてあげる。」と言うことは、ややもすると、独りよがりな、時として傲慢な行為になってしまいかねません。常に自分を基点として、自分の価値観の押し売りになってはいないかと思うのです。
「期待」って、人それぞれ異なるのが普通です。とすれば、「人があなたにして欲しいと望んでいることを、その人にしてあげる。」ということが本当に相手から喜ばれる行為であるとすれば、それは正に相手の心に響く「効果的な一手」、「行動」なのだと思います。
相手があなたにして欲しいと思っていることを知るにはどうしたらいいか。口に出して言ってもらうのが一番早いですが（笑）、口に出して言えない人もいます。行動学などでは相手の行動パターンを知ることが大事だと言い、私もそう思います。ただその前にしなくてはいけない努力があるとすれば、それは相手の目線に自分の目線を合わせるということではないかなと思っています。同じものを同じように見ているか。
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