本書でも冒頭に言及しているけど・・・・
秋葉原の無差別殺人事件があったように凶悪犯罪が多発しているな
この加害者は自分の置かれた境遇は社会や周囲のせいにしているが・・・・
そんな現代社会特有の慢性的苛立ちを感じているのは、この加害者だけじゃないよね
きっと・・・
おいら自身に置き換えても
会社組織の中でなかなかうまくいかないことがあったりして、苦しさや苛立ちを感じている自分がいる。
はたまた周囲の人に対してやたら短気になってる自分がいる
そうだ、他人に対する寛容な気持ちが狭まっているんだ
こんな苦しさや苛立ちって自分の思い通りにならないことから発しているんだ
自分の思い通りって何かっていうと自我を通すってことになるのかな
でも何で自我が問題なのかっていうと
おいらを支配してきた欧米的キリスト教型価値観というのだろうか
かいつまんでいうと競争社会を行く抜くためには効率を追求し禁欲な生活を送り、いわゆる世俗的な成功をつかむ為に常に煽られている生活を送ること。
おいらだけじゃなくてもいるよなぁ~こんな価値観の人々
こんな近代的価値観が狂い始めている・・・・
と感じているのはおいらだけじゃないと思う
そんな自我に苦しむ人々へ福音の書かも
以下Amazoneの書評より
自我の肥大に悩む現代人に、仏教の知見を手あたり次第活用して、おススメの仏教生活を提案。
プチ出家にプチ修行、合掌して「三帰依文(さんきえもん)」を唱えれば、今日からあなたも立派なブッディスト。
これからの人生を仏教徒として生きてみれば、それだけで自由な人生の回路が開けてくる。いやになったらやめればいい。かりにも「宗教」に対して、そんな態度でいんでしょうか?いいんです、仏教は。
「いかに活用するか」というつき合い方でもOKだ、とブッダもおっしゃっています。洒脱で過激な仏教生活入門。
著者は総数でブッティストは減少してると書いてるけど、いま一番イケてるのは実はブッティストだ。
NHKで特集ドキュメントやってたけど、いま(特に9.11以降)JPモルガンやらリーマンやらGマンサックスやら欧米金融界のディーラーたちでブッティストになる人が急増してるらしい。
なぜ彼らがそうなっているかってことは日本人も日本社会も考えるべきだろうと思う。
環境や食料問題など混迷を深めるであろう世界状況にあって、仏教が人の心に果たす役割はまさにこれからだと思う。
これから豊かな精神を保つには
今ちまたではやりのスピリチュアルとか無論カルトでもなく仏教なのでは
執着を減らし、人生の回路を開くのだ
宗教の本なんてぇ~と思うかもしれないが
とても読みやすいぜ
購読推奨するよん