週刊おやじローディー

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ヒルクライム

2008-12-01 22:09:31 | ロードバイク

昨日の日曜は、クラブラン

最近は、もっぱらクラブのコアなベテランメンバーしか集まらない

ということは、手加減無しの走りが待っているということだ

この日は、前日の土曜に比べ気温も上がらないから

体を暖めようとW国山へヒルクライム中心のコースになった

山の入り口までは、約30km休憩無しで高速巡航が続いた

ここまでも結構きついぜ!!

山の入り口に入る前にコンビニに立ち寄り、各々で栄養補給をする

そして、W国山へ

いきなり、20%近い急勾配が待っている

急勾配の濡れ落ち葉の上を走るとタイヤが空回りしてこけそうになる

ちょっと先の平坦なところで先に到着して僕を待っているベテランメンバーの声援が聞こえてくる

声援にちょっと元気が出てきて登り切った

ここで、呼吸を整えてドリンクをひと飲みする程度のほんのちょっとの間だけ休憩をとる

さあ、ここからが本番だ

W国山を登るには、いくつかのルートで登るが、この日選択したのは通称水のみ場ルートだ

別なルートは結構ローディーたちも登っているが、この通称水のみ場ルートはかなりきついので他のローディーたちはほとんど選択しない

急勾配を登って、ちょっと勾配がゆるくなり、少し下ってまた急勾配・・・こんな感じが何回も続くんだ

そして、この繰り返しがより体力を消耗させる

このルートはロードバイクを始めて間もない頃に一度登ったことがある

そのときは、頂上まであと2~3百メートルのところで不覚にも足つきをしてしまった

他にもきついコースは登ったけど、足つきは後にも先にもそのときの1回だけだ

今回は、足つきだけはしたくない、あのときのリベンジを胸に秘めて登り続ける

登りながら・・・

こんな苦しい思いを休みの日にしてるのは職場では自分ぐらいかなぁ

何が楽しくてこんな苦しい思いしてるんだろう

・・・なんて考える

そして、ひらすらにペダルをこぎ続ける

ヒルクライムでは惰性でホイールは回転してくれない

だから自分の足でこぎ続けなければ自転車は登ってくれない

僕の前を走っているメンバーの一人から「大きな岩があるところまでくれば頂上は近いよ」と声をかけてくれる

また走り続ける・・・走るというよりこぎ続ける感じかな

さっきメンバーが言ってた岩が見えてきた

もうすぐゴールの頂上だと思えば不思議と体に力がみなぎってくる

そして、しばらく登ると湧き水が飲める水のみ場が見えてきた

ここが以前登ったときに気力が萎えてしまい不覚にも足を着いてしまった口惜しい場所だ

今回はそのときに比べれば自分の体だいぶスリムになりロードバイクも軽量化が進んでいる

頂上が近いのもわかっているから精神的にも余裕がある

今回はいけるぞ

最後の力を振り絞ってダンシング

そして頂上へ到着

へたりこみながらも達成感がみなぎってくる

ちょっと休憩して、山を下り

ふもとのそば屋で野菜天ぷら付かけそばを食し帰路へ

さすがに帰りは脚が残っていなかった

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