「埼玉県立岩槻高校」
とはいっても、岩槻高校の紹介ではない。
10月31日(日)、ここは第52回浦和高校強歩大会(古河マラソン)の第一関門である。

台風14号の接近で、前日は荒れ模様の天候。雨天決行を知らせる連絡が学校より通達される。
だが、当日は台風も上陸せず関東東部をかすめる。曇り空だが、雨も降らず絶好のマラソン日和となる。
ラッキーと思いつつ、関門の準備に取り掛かる。前日の雨でグランドは使えない。校内コースの変更に対応しなければならない。
トイレ付近は水が溜まっている。


急遽、渡り板を移動させ、トイレへのルートを確保。

準備も終わり、生徒たちを待つ。

そろそろ、先頭が来る時間となる。関門の先生や父兄たちがソワソワしている。そして、第一集団が到着。

最初は静かだ。だが、やがて集団が大きくなると、関門独特のせわしない雰囲気に包まれる。

岩槻関門では、麦茶、梅干、飴などが振る舞われるが、ここでは恐らく高校生が普段は口にしないであろう「氷砂糖」が人気だ。
袋に詰めて持って行くものもいた。

トップから最後尾が来るまでの間はちょうど1時間。約1000名の生徒が通過した。あっという間だ。
岩槻関門は第一関門。後片付けが終われば、ゴールとなる古河第一小学校で我が子のゴールが見られる。
今年は、ゴール手前の渡良瀬川の土手で応援することに決めていた。


今年は982人参加し、完走は784人で完走率が79.8%。過去10年間で最高であったそうだ。
東京新聞の記事はこちら
みなさん、ご苦労さまでした。
最後に、
3年間、関門のお手伝いが出来て有難かった。
10年後も、20年後も、赤パンはいて風呂敷包みを背負う生徒たちを見られたら最高の幸せだ!