火曜日は生憎の雨でしたが、夫と『三月大歌舞伎』@歌舞伎座 昼の部を鑑賞してきました。
一、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
寺子屋
二、四世中村雀右衛門十三回忌追善狂言
傾城道成寺(けいせいどうじょうじ)
三、元禄忠臣蔵
御浜御殿綱豊卿(おはまごてんつなとよきょう)
どの演目も有名な演目で、観るのは何度目か。
役者さん方の衣装や舞台のしつらえなどをじっくり楽しむ余裕がありました。
菅原伝授手習鑑では、松王丸の尾上菊之助さんの衣装の文様が「雪持ち松」でした。
雪が積もった植物の和の文様では「雪持ち笹」をよく見ます。
しなだれて積雪に耐え、雪解けになると葉をしゃんと戻す笹に、強さや逞しさを感じる文様です。
松王丸の松にちなんで、雪持ち松。
菅秀才の身代わりになった小太郎は、松王丸と千代の一人息子だったのですね ..
武部源蔵役の愛之助さんの演技も心に残りました。
京鹿子娘道成寺では、白拍子花子が枝垂桜の振袖から雰囲気を変えていくのが見どころですが、傾城道成寺でも傾城清川の艶やかな衣装が早替わりで怨念を表す火焔文様になり、おどろおどろしく変貌していきます。
御浜御殿綱豊卿では、綱豊役の片岡仁左衛門さんのしゅっっとした着姿がさすがな素敵さでした!
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幕間には、歌舞伎座名物の鯛焼きを食べたり、故 四世中村雀右衛門さんの展示写真パネルを見たり。
『青獅子』川端龍子(かわばたりゅうし)
無地紬に、道行コートは「牡丹」を羽織りました ♪
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