佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

「カクテル フレンチキス」~アーカイブス~

2017-09-16 22:22:28 | 日記
シーツとシーツのあいだで
起こった出来事は、シーツと
シーツのあいだに、とどめて
おかなくてはならない。

そこで見た夢、聞いた話、そこ
で感じた幸福、そこで得たすべ
てのことは、それ以外の場所で
は色を失い、命を失う。

わたしは彼女に言ってあげた
いと思った。だから、思い出も
希望も、絶望も願望も、いいこ
とも、そうでないことも、誰に
も喋ってはだめよ、と。

言葉にした途端、それらは空中
で分解し、あっけなく霧散して
しまう。

だから、何もかもそっと、胸
の中に仕舞っておかなくては。
もしもそれが、あなたの人生
において、すごく悲しいけれ
ど、すごくたいせつな恋だと
思うのであれば。

そう言ってあげたいけれど、
わたしが何を言っても、どん
な話をしても、今の彼女を止
めることはできない、という
ことだけが、わかっている。





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「花野」

2017-09-16 19:39:27 | 日記
秋の草花が咲き乱れる
野原を「花野」という。

秋の草花といえば、
萩、葛、撫子、桔梗、
女郎花(おみなえし)など

どこか寂しげなしみじみ
とした風情がある。

”なにとなく君にまたるるこ
こちして出し花野の有月夜
かな”
       ー与謝野晶子ー

毎年、秋になると
 
きみとよく ここへ来たよね

花野を揺らす風に吹かれて

ぼくたちの未来について思い
を馳せた

今はもう 思い出を

数えることしか できないけれど


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「若葉の頃」

2017-09-16 17:00:41 | 日記
十五歳のころ、人はどっさり
色んなことを考える。

人生問題をほとんど残らず
発見する。

あとは、それに慣れっこに
なって、

だんだんそれを忘れてゆく。


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「遣らずの雨」やらずのあめ佐久市 金買取 ヤナギダ店長コラム

2017-09-16 10:28:31 | 日記
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佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
ぴんころ地蔵側
  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220

「わたしのことを雨女だと
あなたはいつも笑うけど

ねえ知っている?この雨が

あなたと逢うときにしか
降らないこと」

『行かせたくない人を
引きとめる雨』

恋する男女が久しぶりに会え
ました。けれど男はすぐに出
立しなければなりません。

短い時間を惜しむ二人。

男が「さあ行かなければ・・・」
と立ち上がったとたん。

まるでそれに合わせたかのように
激しく降り出す雨。

このように、行ってほしくない
のに行かなくてはならない人を
引きとめる雨が、

「遣らずの雨」です。

「遣る」とは、人を行かせること。
同じ意味で「遣らずの風」という
言葉もあります。

いっときでも長く、好きな人を
引きとめておきたい、そんな切なく
いじらしい女心を表す恋の
言葉です。

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おはようございます 

2017-09-16 06:35:04 | 日記
―ささめごと・私語ー
消えそうなほどかすかな風が

耳元に アイシテイル を
運んでくるとき

わたしは 孤独のない海で

あなたへ寄せる 波になる

【男女の間の恋のささやき】

内証話、ひそひそ話、ささやきごとの
意ですが、特に恋に限定した場合は、

男女のむつごとや、恋のささやきの
ことをいいます。

耳もとで小声でささやくので、
「耳語」「耳ごと」などという
言い方もします。

「私語」というと一般には、若者や
おばさんが、場所もわきまえずに
喋っている印象がありますが、

「ささめごと」という言い方に
変えると、とたんになまめかしく
秘密めいて、男女の愛の世界が
開けるのですから、
言葉の力とはたいしたものですね。

新内では「浮寝のささめごと」な
どという艶な言い方をします。

※新内 しんない
「新内節(ぶし)」の略。
浄瑠璃(じょうるり)の一種。鶴賀(つるが)
新内が語り始めたもの。心中(しんじゅう)
物などを題材とし、哀調の中に花やかさ
があるのが特色。

舞台から離れ、花街などの流し
として発展。

哀調のある節にのせて哀しい
女性の人生を
歌いあげる新内節は、遊里の
女性たちに
大いに受けた。



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