一般に「肩が張る」と言われて
いたのに、夏目漱石が「肩が凝る」
と書いて以来、
「肩が凝る」という日本語が生ま
れたのだそうです。
私自身、肩凝り人種ですが、
体感としては「張っている」と
いう表現的なものでなく
「凝っている」という見えない
ところの病状を感じます。
井上陽水の最大のヒット曲
「少年時代」の中に「風あざみ」と
いう言葉が出てくるが、これは陽水に
よる造語で、植物のアザミが直接関係が
ある訳でもない。
風あざみという品種は存在せず、
「アザミ」
は元々春の季語でもある。
2番の歌詞で同じ箇所に出てくる
「宵かがり」
も同様に陽水による造語である。
~『もったいない酒』~
友がいい酒をくれた。
心遣いが、もったいない。
飾っておくのは、もったいない。
封を切るのは、もったいない。
ひとりで飲むのは、もったい
ない。
こんなにいい夜が、もっったい
ない。
こんな気分がもったいない。
もったいない、もったいないと
言いつつ、瓶(ボトル)は
いつしか空になる。