佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

葬式には 真っ先に駆けつけろ。

2021-01-19 17:04:16 | 日記
『祝い事には遅れてもいい。
ただし葬式には
真っ先に駆けつけろ。

本当に人が悲しんでいるときに
寄り添ってやることが大事だ』。
田中角栄元総理

田中角栄氏はどんな政敵の葬式
にも真っ先に駆け付け、涙を流
してその死を惜しんだ。

葬式から1週間が経過したとき、
改めて新しい花を届けさせた。

「最初の花が枯れる頃だ。遺族
も一番悲しみが募る」
人が悲しんでいるとき、本当に
悲しみを共有できるか。

人が喜びを感じたとき、本当に心
から祝福できるか。

田中角栄は「偽りのない感情」を
人に伝えることで、多くの人の
記憶に残る政治家になった。
(敬称略)


YouTube
Melodies of Love / Joe Sample (sample this)

https://www.youtube.com/watch?v=D-KVxJ37dUc

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の一番好きな場所。

2021-01-19 17:02:29 | 日記

カワセミが見られる場所は、
深い緑に囲まれ、せせらぎは
黄昏(たそがれ)とともに色合い
や輝きが微妙に変化し、それは
神秘できれいだ。

「カワセミって翡翠(ひすい)
と書く。
翡翠色って、カワセミの
羽の色からきている。
尾がきれいな青で、
全体は深い緑。
宝石の翡翠も
その色に似ているから
なんだ」

あのせせらぎのまぶしい
水辺を思いだす。


「よかった、
君と見ることができて、君が
一緒にいたから、見れたん
だ」と彼女を抱きしめた。

「あの鳥が天使なら、
君が誘いだした女神だ」
そう言いながら、
彼女のくちびるをふさいだ。

さあ、
今夜、夢の続きをみよう~。

年を重ねるごとに
純粋になっていけたら
いいな。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「さよならは悲しくない ほんの少し淋しいだけ」

2021-01-19 17:00:19 | 日記
泣くだけ泣いて、空っぽになった
心に何が残るだろう。

本当に不思議なことだけれど、それ
までとは違った思いがふっと空っぽ
の心に舞い降りる。

「ありがとう」
そんな思いが、舞い降りる。
たとえつらい恋だったとしても、
恋人だった人への感謝で心は
満たされる。

そのような気持ちに行き着くまで、
何日かかるのか、何ヶ月、何年
かかるのか。
とても感謝なんてできないと思う
恋もきっとある。

でも、それでいい。いつか気持ち
が溶け出すことを信じて。
終わった恋に「ありがとう」が
言えたとき、別れは決して悲しみ
だけではなかったことを知るだろう。

別れの淋しさを思うとき、私は
『ライ麦畑でつかまえて』の
最後を思い出す。

恋とは違うけれど、「あいつらが
今ここにいないことがたまらなく
淋しい」と、主人公は思う。

そう、今ここにあの人がいない
ことは淋しい。

でもそれは、悲しみとは違う。郷愁
にも似たせつなさなのだ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「苦手な人に駆け寄っていく」

2021-01-19 12:19:44 | 日記
製図が苦手だったA君は、宿題
があると、五枚は必ず書く。

その中で気に入ったものを提出
したという。彼は卒業生総代に
なった。

ある年配の女教師は、「私は縫製
が好きじゃなかったの。それで、
皆が一枚縫うときに二枚縫い上
げたのよ。

同じものを二枚縫えば、たいてい
はコツが飲み込めますものね」と
言う。

一方、Bさんは縫製が嫌いで、い
つも養護室に逃げ出していた。

でも縫製は必ず作品を提出しなけ
ればならないので、家に帰って
眠い目をこすりながら縫わなけ
ればならなかった。

縫い方がわからないから母に聞
いて縫うのだが、それが嫌で仕
方がない。

そうして得たものは、縫製を憎
むことだけだった、と語ってい
る。

苦手なもの―――それが、人間
であれ、食べ物であれ、教科で
あれ、何であれ、苦手であるほど
避けずに、飛び込んでいくこと
です。

向こうから嫌いな人がくれば避
けて通りたくなるが、好きな人
ならば駆け寄っていけるはずです。

自分から寄っていけば、おのずと
好きになってくるもの。

そうすれば、自分の人生をのびの
びと生きることができます。

ココ・シャネルは、12歳になる
前に母が病死、行商人の父アルベ
ールに修道院の前で「いつか、迎
えにくるからと言われ」捨てられ、

修道院で嫌々ながら縫製の仕事を
覚え、歌手になることを夢みて酒
場で歌っていた歌が「トロカデロ
でココを見たのはだれ」という

題名にちなんでつけらた愛称が
「ココ」。

1906年歌手を断念しパリの
カンボン通り21番地に帽子の
アトリエを開業する。

嫌いな縫製を根気よく教えてくれ
た修道女たちの愛がここに育った
瞬間だ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「今日一日、この笑顔を崩さない」

2021-01-19 12:16:56 | 日記
笑って生きても、しかめっ面で
生きても一生は一生。どんな
ことがあっても、ニコニコ笑
って過ごすこと。

つらいこと、哀しいこと、苦し
いことなどが、はじめからある
のではなく、それは自分の心の
持ち方にすぎません。

つらいことがあっても、「ああ
嬉しい!こうして生きていられ
る」と思ったら、きっとニコ
ニコと暮らしていけるはずで
す。

「「頭が痛い」とか「熱がある」
と言ってもよくなるわけではな
く、ますます頭が痛くなったり
熱が出たりしかねません。

おまけに、周りの人まで暗く
させてしまいます。

自分の気持ちを自分自身で、
もっとにこやかにすること
が大切です。

それには、毎日寝る前に、
日々の平凡な生活の中での
楽しかったこと、嬉しかっ
たことを

大学ノートに一行日記に
して書いて感謝して休む。

朝起きたら、ニッコリ笑って、
「今日一日、この笑顔を崩す
まいぞ」と自分自身に約束
するとよいそうです。

車にまともにぶつかれば死
んでしまうが、ヒョイと身
をかわせばスウッと通りす
ぎていきます。

嫌なことも前向きにとらえ
て、うまく身をかわして
生きていきたいものです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

放念を、「前奏は、光こぼれる春の午後に始まった」。

2021-01-19 12:15:18 | 日記
わたしを束ねないで
あらせという花のように
白いネギのように
束ねないでください

わたしを止めないで
高原からきた絵葉書のように

わたしを名付けないで
娘という名 妻という名
重々しい母という名でしつけ
られた座に
座りきりにさせないでください

わたしは風
りんごの木と泉のありかを知って
いる風

わたしを区切らないで
コンマやピリオド いくつかの段落で

そしておしまいに「さよなら」が
あったりする手紙のようには
こまめにけりをつけないでください

わたしは終わりのない文章
川と同じに
はてしなく流れていく 拡がっていく
一行の詩

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中身の張った酒樽は“音”をたてない

2021-01-19 12:13:12 | 日記
人の欲は、ヒラヤマを黄金と化すと
も、なお一人の欲望を満たすことは
できないという。

パナマ文書の課税逃れが全世界の
主要な要人たちであることからも
判る。

商いを心懸る人で、金銀を望まない
人はいない。立場には限りがあるが、
欲には限りがない。

この頃の商人は気が短く、大まかに
年月を積みながら金を儲ける気持ち
がなく、小利には目をかさず大儲け

に目を配って大欲なために、かえっ
て大きな損をすることが多い。

利をもって利と思うな、義をもって
利とせよ。

NHK「真田丸」上杉景勝と信繁の
繋がりからも伺える。

真に富める人は、邪な心がなく、心
にオゴリを起こさず、柔和で人と争
わず、足るを知り天命を楽しむ人を
言うものだ。

自分の利益ばかり考え、自分が優れ
ていると思って賢ぶるのは、知恵の
足らない証拠である。

本当に賢い人は、そんな顔はしない
ものだ。たとえば、十分に詰まった
酒樽は振りまわしても音がしないの
と同じだ。

苦境に入ると義を欠いた行動に走る
人が増えるのは戦国時代も現代も
変わりがない。

簡単にリストラし数字が合うまで
人を減らしたり所得隠しをしたり、

大欲は小人のなせる業である。
志を大きく持って、目先の欲に
つられて軽率な行動をしてはなら
ない。



YouTube
Dionne Warwick - What The World Needs Now

https://www.youtube.com/watch?v=m5Chxe89O6c&list=RDGMEMQ1dJ7wXfLlqCjwV0xfSNbA&start_radio=1&rv=h45-uvKoLOA

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

―思い出の残骸―

2021-01-19 12:10:02 | 日記
優しい人と過ごした最初で最後の
一年間。

優しい人の奥さんは、三人目の子
どもを妊娠していた。町で偶然出
会った学習塾の卒業生の口から
聞かされて、わたしはそれを知っ
ていた。

「名前はもう、決めてあるって、
言うてはったよ」
尋ねてもいないのに、その子は
教えてくれた。
その話しを聞いたとき、わたしは
強いショックを受けていた。

けれどもそれは、頭を殴られた
ような、あるいは、目の前が真っ
暗になったような、そのようなシ
ョックではなかった。それは、目
に見えないほど細かい、トゲのよ
うな衝撃だった。

棘はチクッと、微かな痛みを伴っ
て、わたしの指先に刺さった。
刺さったと同時にその棘は血管に
入り込み、それから心臓に向かっ
て、一秒ごとに突き進んでいった。
その日以来、わたしの心臓には棘
が突き刺さったままなのだ。

優しい人は何も知らなかった。も
しもわたしが、わたしの妊娠を告
げていたとしたら、優しい人はお
そらく、優しいままではいられな
くなっていただろう。

いっそ、今ここで、何もかも話し
てしまおうか、とわたしは雨に濡れ
たフロントガラスを見つめながら
思っていた。でも、すぐに打ち消
した。そんなことを話して、いっ
たいどうなるというのか。、

お互いの悲しみとお互いの苦しみ
が増幅するだけではないか。
それに、わたしが欲しいのはあなた
の子ども、ではない。

「でも、どうしてなんだ?どうし
て?」今度は、優しい人が「どう
して」を繰り返す番だった。
橋を渡りながら言い争いをした
夜から、一週間が過ぎていた。
ひとりで病院に行って、すべてを
終わらせてから、わたしは優しい人
に別れを告げた。

長い時の流れのなかで、少しずつ
蝕まれ、隙間だらけになっていった
わたしの、どこを探しても、もう、
自分の気落ちを説明できるような
言葉は、残っていなかった。

気持ちもまた、長い時間の時の
流れのなかで、損なわれてきたの
だ。わたしの躰は、空洞だけを抱
えていた。その空洞のなかには、
どこにもゆき着くことのできない、
壊れた小舟の残骸がぽつんと残され
ていた。
知らず知らずのうちに、わたしの
頬を涙が伝わっていた。その涙は
温かく、微笑みにも似た涙だった。
この世の中には、すべてを手に入
れてもなお不幸な人間がいるように、

すべてを失ってもなお、幸福でいら
れる人間もいるのだと思った。わた
しは幸せだった。執着と欲望にがん
じがらめになった愛の死と引き換に、
わたしは今、空っぽの水槽のなかに
在っても、永遠に生き続けることの
できる愛を、手に入れたのかもしれ
なっかた。

死を知るためには死ななくてはなら
ないように、愛を知るためには、愛
さなくてはならにのだ。わたしは愛
する。それがわたしにとって、生き
るということ。

雨と涙の混じったような夜風の香り
に包まれて、わたしは優しい人に
呼びかけていた。

また、会えたね。
わたしの、優しい人。
また、会えたね。
こんな場所で。

わたしは、ここにいる。
あなたも、ここにいる。
わたしたち、やっと
一緒になれたね。


むかしむかし・・・・・
少女のころ、わたしはを夢中に
させたのは、そんな言葉で始まる
物語だった。物語の綴られた本を、
心ゆくまで読み耽る贅沢な時間だ
った。
大人になってから、わたしを夢中
にさせたのは、心逝くまで好きな
人を思い、その思いを生きる、とい
ことだった。

遠い昔に、わたしはそれを生きた。
そして今も生きている。地の果てで、
独りぼっちの不完全な死体として。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする