サンズパソコン教室 小泉和枝のひとりごと

千葉県船橋市、習志野市の津田沼駅にある「パソコン教室」
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イオンのハロウィン

2011年10月29日 | パソコン教室

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須藤先生の「おじさんとおばさん達の健康知識 生活習慣編」

2011年10月29日 | パソコン教室

 私はお酒もたばこも吸いません!!ただ・・・甘いものも辛いものも大好きの食いしん坊。
気をつけなきゃ~~

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「おじさんとおばさん達の健康知識」


 肥満が生活習慣病の発症リスクとして問題であることがとかく言われています。
では逆に、“肥満でなければ万全”なのでしょうか? 
2008/10/5の朝日新聞「医療」にこんな記事が掲載されました。

2008年4月、心筋梗塞で横浜市立大 市民総合医療センターに54歳で建築技師の男性が運びこまれました。
幸いなことに、一命は取り留めました。
その後、本人曰く「心臓の病気になるなんで予想もしていなかった。だって、太っていないんだから・・・」

この男性は 身長165cm 体重47kg BMI17.5(25.0以上が肥満) とてもスリムな体型です。
肥満は不健康とクローズアップされる世間からすると確かに問題ないような気もします。
しかし、この男性は タバコ60本/日 お酒をよく飲む という生活習慣がありました。

 これを受け、この病院の木村一雄教授らは全国各地の病院に心筋梗塞で運ばれた3千人を調べてみました。
すると心筋梗塞になった3千人のうち肥満(BMI25以上)だった人は1/3しかいませんでした。
つまり2/3は肥満ではない人ということです。

さらによく調べてみると。
心筋梗塞になった“65歳未満の男性”で強かった傾向は、1位は「高血圧」で正常血圧の人の6.5倍でした。
「喫煙」「糖尿病」がそれに続きます。
そして、肥満の人(BMI25以上)はそうでない人の1.2倍でしかありませんでした。

 日本肥満学会は「BMI=22が最も病気になりにくい」と提唱しています。
それに対し厚労省が40~50代4万人を対象に調べたところ。BMI26くらいまでは死亡リスクは見られず、
23~24.9がもっとも死亡リスクが低かった。

でも、「糖尿病にかかるリスクは痩せるほど低い。」という見解も示していますから「太っていることが
死亡の原因とは言えないが病気にはなりやすいことに間違いはありません」ということになりますね。

 大阪大学 磯博康教授はこう言っています。「肥満の有無に関わらず、危険因子を少しでも減らす
ことが必要だ。肥満を標的にした今の対策は悪くはないが、十分ではない。」

 肥満気味の方はちょっと安心したように思える言葉ですが、正しく読み取ると現代人の生活習慣病に
関して「肥満」は確かによくないが、肥満だけを解消しても解決はできませんよ。
ということですよね。

 globeのKEIKOもクモ膜下出血で倒れました。これって他人事ではありません。

健康知識:痩せていても生活習慣は大切に。

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