丸善札幌南一条店が閉店‥‥

今日、札幌の三越の隣にある老舗中の老舗の書店が六十年の歴史の幕を閉じました。他の書店にはない学術書など専門書の品揃えが豊富な書店でした。落着いた店内の雰囲気がけっこう気に入ってました。私の場合はウェブサイト関連の本を見に行ったり、外国の書物も多いので、アート関係の本や絵本なんかを立ち読みする常連でした。でも普段買うのは1階フロアの雑誌が多かったですけど(^^;

私みたいなお客ばかりだと儲からなくて高い家賃が負担になったのでしょうか。最近では学術書などもネットで探したり購入したりする人が増えているそうなのでその影響もあるのかなあ。それにしても、ここ数年で札幌市内の中心部から次々と書店が消えて、個人的には非常に不便になってきます。


紀伊国屋書店も旭屋書店も大型店となってJR札幌駅ゾーンに移転してしまったし、この丸善も札幌・苗穂地区に開業する大型ショッピングセンター「アリオ札幌」（東区北七東九）内に移転して大型店舗になるそうなのでJR札幌駅ゾーンに大集合って感じですね。しかもJR札幌駅ゾーンには、ヨドバシカメラ、ビッグカメラなどの大型家電販売店も集中してますので、まるで東京の神田神保町と秋葉原を一緒にしたような雰囲気になってきますね。

札幌の街並みもどんどん様変わりしていきます。街を歩いていても開店、閉店のサイクルが早くて「あれ、ここの前のお店、なんのお店だったっけ？」って思い出せないほどです。たぶん、一年以上も札幌を離れていたら、その様変わりにびっくりされるんじゃないかな。戻ることは出来ないけれど、なんとなくこじんまりとしていた子供の頃の札幌の街並が懐かしく思う今日この頃です(^^)


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