今日の札幌は朝から台風の影響で強風が吹き荒れてました。朝8時、JR北海道は全線ストップ、飛行機もフェリーもほとんど欠航で大変な影響が出ていました。でも、お昼頃からはだいぶ落ち着いて来たようです
さてさて、今日は美味しい話題を二つ書いてみます。一つ目の話題は“蒸す料理”。この前の日記で蒸したトウキビの美味しさのことを書きましたが、けっこう蒸す調理法はいろいろあって面白いです。茶わん蒸しやシューマイなどはもちろんですが野菜そのものを蒸して調理するのがなかなか良いのです。野菜は生で食べるより茹でたり蒸したりした方が栄養分が逃げず、また香りも引き立ち、身体にも優しく良いことづくめなのです。
以前から蒸す調理法に関心を持っていた私は、たまたま友人から蒸す美味しさを教えてもらったのをきっかけにますます興味が湧き
こんな本を買ったことがあります。
![スチームフード](http://sapporo-online.cool.ne.jp/00_diary_photo_box/steamedfood_0908.jpg)
最初、“スチームフード”って何?って思ったけどなんのことはない蒸す料理のレシピ本のことでした。でもこの本はただ者ではない、前菜からデザートまですべて“蒸す”をテーマに斬新なアイデアと洒落たスタイルで料理の奥深さと作る楽しさをたっぷりと堪能させてくれるのだ。
見た目にも色鮮やかでまた食材の風味や栄養を逃がさず、しかもカロリーを押さえる魔法の調理法。日々の献立に悩んでいる方々にもぜひお薦めしたい。蒸し料理の可能性は新たな献立の広がりに貢献するでしょう。
21世紀のアバンギャルドを目指す自称料理研究家の私としても、
こんな本に書かれている“蒸す”をテーマにさらに研究と工夫を重ね新たな料理を創作して、将来作るであろう食事のお店のメニューに加えたい。
私はいずれ機会があったら、北海道で収穫された新鮮な食材のみを使った“スチームフード・レストラン”なるものを作ってみたいと考えているのだ。そしてそれは北海道の食文化の新しい潮流として一石を投じることになるでしょう‥‥むむむっ!ってなことを勝手に考えてたりするんですが、その前にもっと料理の腕を上げなければね(^^;
そして二つ目の話題は“鮭”の美味しさ。これからの時期、鮭を使った北海道の美味しい料理をたっぷり堪能しましょう!
私の大好きな三大鮭料理と云えばこの三品を思い浮かべます。鮭を使った料理は他にもいろいろありますが、外の気温が急激に下がり息の白くなりはじめるこの時期はやはりアツアツの“石狩鍋”と味噌の匂いも香ばしい“ちゃんちゃん焼き”、そして極めつけはホカホカの白いご飯に“いくらの醤油漬け”たっぷりとのせて食べる“いくら丼”ですね。北海道では“いくらの醤油漬け”を各家庭秘伝の味で楽しみます。私は下手ですがいずれは極めたい故郷の味です。
ところで鮭の“ちゃんちゃん焼き”(真ん中の写真)は野外パーティなどで大きな鉄板の上に鮭を一匹まんまを味噌やネギなどと一緒にアルミホイルで包み蒸し焼きにするとすんごく美味しいのですよ♪ これも一種の“スチームフード”と言えるでしょうね。仕上げにバターをたっぷり入れて食べるともう最高ですッ!ホッペが何度も落ちます♪ 豪快で野性味溢れるこの料理はまさに北海道の雄大さとマッチします。丸まんまの鮭を手に入れたらぜひ挑戦してみてください。大きめの鮭なら大人10人ぐらいでも充分楽しめますよ(#^.^#)♭
![](http://sapporo-online.cool.ne.jp/00_diary_photo_box/shake_s_0908.jpg)
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“石狩鍋”のレシピ
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“ちゃんちゃん焼き”のレシピ
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“いくらの醤油漬け”のレシピ