そよ風に吹かれて!

関西圏を主にしたポタリングブログです!
貧弱ペダルですがロードとミニベロでゆったり色々な所を訪れています。

灘五郷ウォーキング 魚崎郷

2015-11-07 20:19:24 | まち歩き

11月7日(土曜日)くもり

「灘の酒蔵探訪」のパンフレットをJR住吉駅でいただき、
今日は魚崎郷から酒蔵巡りをすることにします。
利酒もありますのでウォーキングで行くことにします。
阪神青木駅からR43を西に進むと覚浄寺の交差点に「魚崎郷」のモニュメントがあります。

南進していくと「浜福鶴吟醸工房」の看板が。もう少しで酒蔵に入ります。
のぼりが沢山立っています。

中庭に大きな樽があり、人が立って入れそうで手前のベンチでは記念撮影が
出来るようになっています。今日は来館者も多く賑わっていました。

お酒には宮水が絶対です。井戸からくみ上げていますが、この井戸は
阪神淡路大震災で井戸底の砂が持ち上がり現在は使用されていませんでした。
震災前はこの辺りでも宮水を分けてもらえ、ペットボトルなどに入れて持ち帰り、
炊飯用にしたりお茶に使ったりしていました。

浜福鶴の工房に入ってみましょう。

2階は酒造りの工程がガラス越しに見えます。いろんなタンクや設備が並んでいます。
壁側には酒造りで使う道具などが陳列されています。

酒のもとになる酒米で色々と種類があるようで、兵庫県では山田錦が有名です。
六甲山の北側の三木市や加東市をライドしたときに、田んぼの脇に酒蔵の名が
入ったのぼりが並んでいたことを思い出します。

昔はほとんど手作業で酒造り、桶でもいろんな形をしており使い勝手が
良いよう工夫がされています。

大きな桶の中の麹を混ぜる棒のようで、長さも大きさも色々とあります。

見学コースの終わりに、試飲コーナーがあり原酒の仕込7號と6號を試飲
させていただきました。
少し酸味のフルーティーなお酒です。6號と7號は出来上がりの樽というか時期が
違うようで味はなめらかで飲みやすく感じました。

浜福鶴工房を後にして、酒蔵通りを西に進みます。

今度は桜正宗酒造の「櫻宴」に立寄ってみます。

櫻宴さんは食事もできるようになっており、見学スペースは小さいですが
酒造りで使った桶などをうまく利用されており感心しきりです。
この樽の裏はベンチとなっており、ちょうど休憩スペースとなっていました。

ずいぶんと古い電話が壁に掛かっています。
当時の面影が電話番号や柱の傷などで伝わってきます。

櫻正宗の昔のポスターがあります。
和服姿の女性がお酒と似合います。

丁度、櫻宴さんの隣の酒蔵内で蔵開きをされており、ちょっとのぞいてみます。

オット!!新酒の振舞い酒コーナーが目に入ります。
一目散で向かうと、お猪口にいっぱい頂きました。
すっきりとした辛口のお酒で、のどがしびれます。うまーーーーーっ。
ごちそうさまでした。

ほろ酔いで、今度は「菊正宗酒造記念館」に向かいます。
住吉川を渡ると直ぐのところに記念館があります。
ほんと今日は酒蔵巡りをされている方が多いです。酒好きな方が・・・おおい?

入り口の門をくぐり右手に水車小屋があります。ちょっと寄ってみました。

水車小屋の中は水車の心棒が回っており、心棒に通された木の棒で杵をつくように
作られていました。

見学スペースでは浜福鶴工房と同様に酒造りの様子が描かれています。

酒造りの様子をビデオで映して使用している道具の解説をされています。
解説員さんが団体さんを連れての解説もありました。

この酒蔵も色んな樽や桶、お米を敷きならす道具など沢山陳列されています。

菊正宗酒造のお酒が陳列されています。
どれにしようかと迷います。
試飲コーナーも大繁盛しており、次から次へとプラのお猪口に運ばれてきますが
直ぐになくなっています。
試飲の感想は、すっきりと辛口のお酒ですがキューとすすむ口当たりです。

酒うどんなるものも販売されています。このうどんを食べると、こしも緩みそうで
千鳥足にならない事を願います。

日本酒の乳液や化粧水も販売されています。
発酵が肌によく ぷるぷるもちもちのお肌と書かれています。

今日の最後となる白鶴酒造資料館に入っていきます。

見学スペースでは酒造りの様子をマネキンさんがリアルに表現されており、
当時の様子がなお一層わかりやすいです。イケメンが多く採用されています。

酒造りには重要な工程のひとつ、人が目で見て作業されています。
酒糀をまんべんなく混ぜて美味しい酒に仕上げていきますが、この中は
蒸し風呂のようで大変暑そうです。

酒樽を作られています。
樽作りには色々な道具と職人技の技法でお酒が漏れないように
丸く木の板を組んで酒蔵の銘が入った菰を巻いて仕上げられています。
一つ一つが手作りですごい技です。

白鶴さんにも女性のポスターが額に飾ってあります。
昔の懐かしいイメージがします。

ここでも最後は試飲コーナーです。
最初は原酒で一杯。すっきり辛口です。
そのあと吟醸酒、すっきり辛口の飲みやすいお酒に仕上がっています。
酒米の山田錦と六甲山の宮水が醸し出し、すっきりした味に。

この資料館でナンバー1は試飲の原酒となっていました。

私のお買い上げは、菊正宗資料館で酒蔵3本セットとしました。
後々、飲み比べをしたいと思っています。


本日の記録
  歩いた歩数:8467歩

最後まで読んでいただき、有難うございました。


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