猫山三里

日記。というか自分の記録にもなれば。

神紋の列

2013-08-18 19:08:56 | 
二見興玉神社→猿田彦神社→外宮→内宮が正式な参拝順序と言われていますが、倭姫命(やまとひめのみこと=垂仁天皇の皇女。景行天皇の妹、日本武尊の叔母。日本武尊の東征に際し、天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)などを与えた。また豊入日売命(とよすきいりひめのみこと)に代わって天照大神の御杖代(みつえしろ)となり、伊勢国に内宮を定める)の巡幸地としては、瀧原宮→内宮→伊雑宮の順だとされています。次いで伊勢神宮の参拝方法は外宮→月夜見→内宮→月読とされていますので、参拝順は気にせずいきます。

まずは内宮。店が開く前のおかげ横丁からおはらい町を抜けていきます。ここではあちらこちらで猫が見れるので猫成分が足りなくなっている自分に補給します。



















そして内宮への参道の両脇にずらりと並ぶ石灯籠。この石灯籠には十六菊の神紋と共にユダヤでいうダビデの紋章、いわゆる六芒星、籠目紋の紋様も刻まれています。



伊勢神宮参道の石灯籠にダビデの紋章が刻まれていることから日本人の始祖はイスラエルの失われた10支族ではないかとの説が唱えられていたりしますが、石灯籠は戦後建立されたもので伊勢神宮当局は関知せず、地元の伊勢神宮奉賛会が寄贈し設置したらしく(伊勢神宮境内に設置はなく外宮と内宮とを結ぶ幹線道路の両脇のみ)、灯籠を製作した石屋によれば「菊の紋はわかるがダビデのマークをなぜ入れるのか?」との疑問をぶつけたところ、依頼主からの回答は無かったとのこと。一説では戦後GHQが統治していた頃に、マッカーサーの指令で神域である伊勢にユダヤのシンボルであるダビデの紋章を刻む事により、日本のスピリチュアルまで統治するという目論見があったとかなかったとか。

それから面白いところでいえば「契約の聖櫃アーク」。聖櫃アークとはユダヤ教の預言者モーゼが神から授かった十戒を刻んだ石板が2枚入っているといわれ、キリスト教やユダヤ教の文化圏に行けば、このアークを知らない人はいないというくらいメジャーな宝なわけですが、それがなんと日本に眠っているという説があります。

その場所を示す一つが徳島の剣山で、朝廷の依頼により空海が剣山の地中深くにアークを埋めたという。四国八十八ヶ所はそれを守るための結界説(剣山の宝を守っているという大蛇伝説も何かしら関与しているかも)。

そしてもう一つが伊勢神宮だといわれています。伊勢内宮の御神体、八咫の鏡の裏面には「我はありてあるものなり」と古代ヘブライ語で刻まれているなんて噂や、先述の石灯籠神紋然り。さらに伊勢神宮といえば、20年に1度全てを建て替える式年遷宮が有名ですが、アークもまた20年に1度、場所を動かさないと神の怒りに触れるなど何かと繋がりがこれまたあるようでないようで。

しかしこのダビデの紋章=六芒星は伊雑宮の神紋だともいわれていますし、日本でも古くから籠目紋として定着しているので無理にユダヤだなんだと関連づける必要もないかもですね。

大口の真神

2013-08-16 18:40:50 | 
奈良県東吉野村を越えて、フラりと伊勢に行きました。その前に

この東吉野村にはニホンオオカミの等身大ブロンズ像があります。1905年に捕らえられたニホンオオカミの若い雄が日本で最後の捕獲記録となっています。









ニホンオオカミ絶滅の原因について確定はしていませんが、明治後の西洋犬導入に伴って流行した狂犬病やジステンパーなど家畜伝染病と人為的な駆除。加えて開発による餌資源の減少や生息地の分断などの要因が複合したと考えられています。さらには山間部を中心にした狼信仰が存在し、魔除けや憑き物落としの祈祷に狼の頭骨などの遺骸が用いられ、江戸後期から明治初期の狼信仰が流行した際に狼遺骸の需要も捕殺に拍車をかけたひとつだと考えられているそうです。

現在でも「遠吠えを聞いた」「目撃した」といった証言があり、紀伊半島山間部では1970年代に捕獲された動物がニホンオオカミではないかと騒動になった事例が複数あります(それらはタヌキの幼獣や野犬、キツネを誤認したものだったそうですが)。秩父山系でも1996年にニホンオオカミに酷似した動物が撮影されたり、九州中部の山地で2000年に秩父と同様の事例があり、いまだニホンオオカミは生存しているのではないかという話もあります。しかし50年間生存が確認されていない種は絶滅したとするという決まりがあるため、公式にはニホンオオカミは絶滅種とされています。

人間や家畜にはほとんど害を与えることもなかったニホンオオカミは農作物を荒らすシカやイノシシなどを退治してくれる益獣の存在として崇められ「大口の真神=大神」という名前になったそうです。



絶滅せずに、どこかで生き延びていてくれているのではないかと高見山からの見事な朝陽を受け、深き山を見ながら思った。

初体験

2013-08-12 20:10:10 | 
唐突ですが俺はギャンブルの類いは全くしません。自分の人生がある種の賭けみたいなもんですしね(笑)。

でも時間が少しあったから人生初の競艇場、
ボートレース鳴門に行ってみました。









賭けはしていないです。
そもそも賭け方自体もよくわかってないもんですから(笑)。

うず庵で、うず焼きを買っていよいよ阿波おどりに向かいました。





うず焼きうまっ。

神依

2013-08-11 20:17:16 | 
妙見山の麓にある恵比寿神社です。



パッと見、どこにでもある小さな神社ですが、ここには神依岩という巨石がありまして、有名大学教授お墨付き。岩の割れ目には放射線が飛び交っているとのこと。また病気がちの人にご利益があり、家内安全無病息災にもパワーがあるようです。勿論俺も挟まれてみました。





そして新四国八十八ヶ所へ。ここはなんと四国霊場八十八ヶ所を巡るのと同じご利益があるという2kmのハイキングコースがあります。1番から88番の札所を模したお堂や祠があって、約1時間で全てを参拝できるそうです



が、参道入口だけ確認して参拝はやめときました。だってこの日は暑すぎた。