音楽評論館

音楽評論やコラムなどを執筆してます。

キーボード(電子ピアノ)を趣味で再開

2017-04-09 21:04:51 | シンセサイザー


20年近く前に始めたキーボード(電子ピアノ)を趣味で再開しました。
習いごとで通っている、地元のバイオリン教室の近くの古本屋で、
『ワンランク上のピアノ・ソロ アイ ラヴ クラシック』を600円で購入。
クラシックの曲は、練習にも音楽的にもいいから選んでいる。
しかし、結論から言うと、最終的に目指しているところは、譜面の通りに弾きたいとは思わない。
この譜面には、一番上段に左手の伴奏に対する伴奏コードが書かれている曲が多い。書かれていない曲もある。。
(他のコードに関する本を勉強して学んだことだが、伴奏コードは旋律に対して、答えは一つではない。)
前後の流れを綺麗にまとめたりするのに、和音の転回が出来たりすると、自由に楽しく弾けそうな気がする。
それには、かなりの理論を学び、エチュードなどで基礎練習も必要だろう。
常套の循環コードを覚えても、他の奏者の旋律とどうやって合わせたらいいのか、まだまだ経験不足。。
残りの人生(予想)から算出しても、もう時間はなさそうだが・・・。

『シャセリオー展』

2017-04-09 18:56:19 | 美術館展




シャセリオー展を見てきた。19世紀フランス・ロマン主義を代表する画家が描いた静謐な作品『カバリュス嬢の肖像』から、戯曲『シェイクスピア』をモチーフにした作品まで。神話や文学を題材にした作品が多かった。物語性も感じられる繊細な色彩感覚。象徴派、印象派にも通じる優美な作品を楽しめた。

美術館展の半券で入れる、常設展では、エル・グレコ『十字架のキリスト』と、ヨハネス・フェルメール『聖プラクセディス』が印象に残った。
どちらも、仄かな血の匂いが漂ってくる、冷たさのある作品だ。
(一部を除き、常設展の作品は、撮影可能)
閉館時間が迫っていたので、全てをゆっくりと見れなかったのが残念。
急いで帰る途中に、マリー・アントワネットもちらりと見えた。
また機会があれば行きたい。