ホンダにCR-Zというクルマがある(あった)。
個人的印象ではCR-Xの後継車なのだが、時代に合わなかったのか売れ行きは良くなかったようだ。
先代と比べてファットな印象があり、先代までの軽快な「FFライトウェイトスポーツ」というものから「小粒なマッチョ」に変身し、いわゆるデートカーから走り屋さん御用達スタイルになった。
時代の流れとして安全性が重視されるようなり、車体も華奢なものから骨太なものに変わらざるを得なかったわけだが、その結果軽快さは失われてしまった。
初代のCR-Xが登場したときに、こんなカッコイイクルマがと驚き、多くの人がときめいた。
性能的には、スポーツカーというよりスポーティカーであって、だから逆に気楽なデートカーという位置をゲットしたわけだが、二代目はさらに洗練され、そのデザインは海外でも評価されたようだ。
今から見るとピラーも細く、安全性は低かったのだろうが。
クルマというのは、単に性能だけのものではなく、スタイルも大切なのである。
しかし時代は変わり、安全性も考慮しすれば骨格もガッシリし、それなりにゴツくなるのもやむ得ないのだろう。
それよりもデートカーというカテゴリーがこの世から消えてしまったことの方が大きい。
若者はクルマでデートすることもなくなり、移動のためのハコと化してしまったのが現在のクルマである。
そういう時代になって、あらためてCR-Zってカッコイイなぁと思うのは、最近近場の駐車場にCR-Zが頻繁に留まっているからである。
当麻の街並み 3
神奈川県相模原市南区当麻
撮影 2017年5月8日 月曜日 16時15分
個人的印象ではCR-Xの後継車なのだが、時代に合わなかったのか売れ行きは良くなかったようだ。
先代と比べてファットな印象があり、先代までの軽快な「FFライトウェイトスポーツ」というものから「小粒なマッチョ」に変身し、いわゆるデートカーから走り屋さん御用達スタイルになった。
時代の流れとして安全性が重視されるようなり、車体も華奢なものから骨太なものに変わらざるを得なかったわけだが、その結果軽快さは失われてしまった。
初代のCR-Xが登場したときに、こんなカッコイイクルマがと驚き、多くの人がときめいた。
性能的には、スポーツカーというよりスポーティカーであって、だから逆に気楽なデートカーという位置をゲットしたわけだが、二代目はさらに洗練され、そのデザインは海外でも評価されたようだ。
今から見るとピラーも細く、安全性は低かったのだろうが。
クルマというのは、単に性能だけのものではなく、スタイルも大切なのである。
しかし時代は変わり、安全性も考慮しすれば骨格もガッシリし、それなりにゴツくなるのもやむ得ないのだろう。
それよりもデートカーというカテゴリーがこの世から消えてしまったことの方が大きい。
若者はクルマでデートすることもなくなり、移動のためのハコと化してしまったのが現在のクルマである。
そういう時代になって、あらためてCR-Zってカッコイイなぁと思うのは、最近近場の駐車場にCR-Zが頻繁に留まっているからである。
当麻の街並み 3
神奈川県相模原市南区当麻
撮影 2017年5月8日 月曜日 16時15分