Nonsection Radical

撮影と本の空間

他人の振り見て 我が不倫直せ

2012年07月30日 | Weblog
帰宅すると老親がそろって「テレビが映らない。電話も通じない。ニャンコが壊した」と訴える。
すぐに、どこかの配線がはずれたなと感じた。
我が家はケーブルテレビに加入していて、電話もIP電話だ。
その両方が動作しないとなると機器の故障か、電気が通じていないかのどちらかだと想像出来る。
そこで機器の置いてある部屋に行き確認すると電源ランプがどれもついていない。
となると電気がきていないので、電源コードを確認する。
コードをたどっていくとスイッチ付き電源タップに行き着く。
通電ランプが消えていたのでスイッチを入れるとすべてが通電した。
これで解決。
モノゴトには順を追って確認すればわかる事がほとんどなのだが、年老いて先入観が先立つと、ニャンコがいたずらしてコードを切断したとか余計な想像が働き、基本的な事を確認する事をしなくなる。
最後には、ニャンコが踏んで電源スイッチが切れたのだと言い出すが、そんな事はない。
自分が間違って切ってしまったという事は頭の中から消し去っている。
人を疑うよりまず自分のした事を疑う。
それを身につけておかないと、すべてが誰かのせいになってしまう。
その事を自覚するいい機会であった。

ところで、俺のサイフから誰がお金を持っていったんだよ!
確かにサイフの中にあったんだ!
誰だよ!





北野町広場を下る 神戸市中央区北野町
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