陸上男子50キロ競歩に、荒井広宙選手(自衛隊)が登場。3時間41分24秒で3位に入り、銅メダルを獲得しました。同種目で日本勢がメダルを獲得するのは初めてことです。しかし、3位でゴールした荒井選手でしたが、レース後、カナダからの猛抗議で、4位のエバン・ダンフィー選手(カナダ)との接触(48キロ付近)が妨害行為と見なされ、一時は失格となってしまいました。これを受けて、日本チームは失格の裁定に納得せず、再審理を要求する上訴を行いました。これが認められ、無事に銅メダルを手にしたのであります。
陸上男子50キロ競歩ハイライト(リンク期間は8月31日まで)
次も陸上競技です。男子400メートルリレーの予選に、山県亮太選手(セイコーホールディングス)、飯塚翔太選手(ミズノ)、桐生祥秀選手(東洋大)、ケンブリッジ飛鳥選手(ドーム)が登場。日本新&アジア新記録となる37秒68を叩き出し、決勝に進出。決勝で、予選と同じオーダーで臨んだ日本チームは、37秒60で駆け抜け、またまた日本新&アジア新記録を樹立して銀メダルを獲得しました。銅メダルだった2008年北京大会以来、2大会ぶりのメダルの獲得となりました。驚きましたわ。日本チームが銀メダルだなんて。東京オリンピックに期待が持てますね。
陸上男子400メートル決勝ハイライト(リンク有効期間は不明)
レスリング男子フリースタイル57キロ級に、樋口黎選手(日体大)が登場。1回戦は、ヤン・ギョンイル選手(北朝鮮)と対戦。第1ピリオドで2ポイント先取された樋口選手は、右足への片足タックルで2−2として第2ピリオドへ。ここから怒濤の攻めが始まりました。片足タックルで2ポイント、バックを取って2ポイント、さらに片足タックルから得意のアンクルホールドでローリングして2ポイント加点するなど一気に10ポイント。これで相手と10ポイントの差を付け、12-2のテクニカルフォール勝ちとなりました。
2回戦は、アサドラ・ラチナウ選手(ベラルーシ)と対戦。第1ピリオドで3−0とリードした樋口選手は、第2ピリオドで一気に攻め、タックルから得意のアンクルホールド2回転などで7ポイント。4分18秒、10−0でテクニカルフォール勝ちとなり、準々決勝進出を決めました。
準々決勝では、ヨウリス・ボネロドリゲス選手(キューバ)と対戦。4−0で迎えた第2ピリオドで、足を取った樋口選手は逆に相手のそり投げを浴び一気に4ポイントを返され4−4に。しかし、すぐにバックを取り1ポイントを加点。さらに片足タックルなどで3ポイントを獲得し、8−4の勝利。準決勝進出を決めました。
準決勝は、ハッサン・ラヒミ選手(イラン)と対戦。第1ピリオドで、片足タックルからのアンクルホールドを積極的に狙うなどして、4−0で折り返し。第2ピリオドでは相手の片足タックルなど9−5まで追い上げられましたが、10−5で勝利し、決勝進出を決めました。
決勝は、ウラジーミル・キンチェガシビリ選手(ジョージア)と対戦。第1ピリオドで相手の消極的注意から1ポイントを先取。第2ピリオドでは、タックルで2ポイントを奪いましたが、すぐにがぶり返しで2ポイント取られ、さらに消極的注意から1ポイントを取られ、3−3で終了。樋口選手サイドが「指をつかまれた」とチャレンジしましたが、これが認められず、1失点で敗戦となりました。でも、銀メダルです。この借りは、東京オリンピックで晴らしてもらいたいですね。
レスリング男子フリースタイル57キロ級ハイライト(リンク期間は8月31日まで)
シンクロナイズドスイミング・チーム。テクニカルルーティーンに、乾友紀子選手(井村シンクロク)、三井梨紗子選手(東京シンクロク)、吉田胡桃選手(井村シンクロク)、箱山愛香選手(長野シンクロク)、中村麻衣選手(井村シンクロク)、丸茂圭衣選手(井村シンクロク)、中牧佳南選手(井村シンクロク)、小俣夏乃選手(アクラブ調布)が登場。日本チームは93.7723点をマークし、3位につけました。翌日のフリールーティンの決勝で、日本チームは95.4333の得点で、テクニカルルーティン93.7723点との合計点で189.2056点となり、銅メダルを獲得しました。同種目では2004年アテネ大会以来となる3大会ぶりのメダルとなりました。やっぱり、井村ヘッドコーチのおかげでしょうね。この方は、メダル獲得請負人だと思いましたわ。
シンクロナイズドスイミング・チーム・フリールーティンハイライト(リンク期間は8月31日まで)
最後に、バドミントン女子シングルスです。1次リーグで、世界ランキング6位の奥原希望選手(日本ユニシス)が、同42位のティー・チャン・ブ選手(ベトナム)と対戦。第1セットは、序盤こそ堅さが見られたものの安定したラリーで主導権を握り、相手を圧倒。21―10と先取しました。第2セットでもペースを崩さずに圧倒し、21―8、ゲームカウント2-0のストレートで快勝しました。1次リーグ第2試合は、リンダウェニ・ファネトリ選手(インドネシア)と対戦。21-12、21-12、ゲームカウント2-0でストレート勝ちです。
決勝トーナメント1回戦は、裵延姝(韓国)を21―6、21―7、ゲームカウント2-0のストレート勝ちで下しました。
準々決勝は、日本人選手による直接対決となりました。相手は世界ランキング12位の山口茜選手(再春館製薬所)です。第1セットは、山口選手が落ち着いたプレーを見せ、序盤からリードを奪い、21―11と圧倒。過去6戦、すべてストレート負けしていた奥原選手から初めて1セットを奪いました。第2セットも山口選手が先制しましたが、ペースを取り戻した奥原選手が6-6で追いつきました。そこから山口選手のミスが目立つようになり、徐々にリードが広がる展開に。セットポイントから山口選手は3連続ポイントで粘りましたが、最後はネット。奥原選手が21―17で取り返し、ゲームカウントを1―1のタイに戻しました。勝負の第3セットは、本来のペースを取り戻した奥原選手がリードを奪い、山口選手にミスが目立ち始めました。奥原選手は徐々にポイントの差を広げ、21―10と圧倒。ゲームカウント2―1の逆転勝利で、シングルスの日本勢で初の4強入りを果たしました。
準決勝は、シンドゥ・プサルラ選手(インド)と対戦。準々決勝で前回のロンドン大会銀メダリストの中国・王儀涵選手をストレートで敗ったシンドゥ・プサルラ選手は、この日も好調でした。奥原選手は、19-21、10-21、ゲームカウント0-2のストレート負けを喫しました。奥原選手は銅メダルをかけ、3位決定戦に回ることになりました。
3位決定戦に回った奥原選手でしたが、李雪芮選手(中国)が怪我のため棄権し、奥原選手の不戦勝となり、銅メダルが確定しました。バドミントン日本勢のシングルスのメダルはオリンピック史上初のことです。運も実力のうちです。奥原選手は戦いたかったそうですが、それは、東京オリンピックまでとっておいてもいいのではないでしょうか?
バドミントン女子シングルス準々決勝・日本人直接対決ハイライト(リンク期間は8月31日まで)
陸上男子50キロ競歩ハイライト(リンク期間は8月31日まで)
次も陸上競技です。男子400メートルリレーの予選に、山県亮太選手(セイコーホールディングス)、飯塚翔太選手(ミズノ)、桐生祥秀選手(東洋大)、ケンブリッジ飛鳥選手(ドーム)が登場。日本新&アジア新記録となる37秒68を叩き出し、決勝に進出。決勝で、予選と同じオーダーで臨んだ日本チームは、37秒60で駆け抜け、またまた日本新&アジア新記録を樹立して銀メダルを獲得しました。銅メダルだった2008年北京大会以来、2大会ぶりのメダルの獲得となりました。驚きましたわ。日本チームが銀メダルだなんて。東京オリンピックに期待が持てますね。
陸上男子400メートル決勝ハイライト(リンク有効期間は不明)
レスリング男子フリースタイル57キロ級に、樋口黎選手(日体大)が登場。1回戦は、ヤン・ギョンイル選手(北朝鮮)と対戦。第1ピリオドで2ポイント先取された樋口選手は、右足への片足タックルで2−2として第2ピリオドへ。ここから怒濤の攻めが始まりました。片足タックルで2ポイント、バックを取って2ポイント、さらに片足タックルから得意のアンクルホールドでローリングして2ポイント加点するなど一気に10ポイント。これで相手と10ポイントの差を付け、12-2のテクニカルフォール勝ちとなりました。
2回戦は、アサドラ・ラチナウ選手(ベラルーシ)と対戦。第1ピリオドで3−0とリードした樋口選手は、第2ピリオドで一気に攻め、タックルから得意のアンクルホールド2回転などで7ポイント。4分18秒、10−0でテクニカルフォール勝ちとなり、準々決勝進出を決めました。
準々決勝では、ヨウリス・ボネロドリゲス選手(キューバ)と対戦。4−0で迎えた第2ピリオドで、足を取った樋口選手は逆に相手のそり投げを浴び一気に4ポイントを返され4−4に。しかし、すぐにバックを取り1ポイントを加点。さらに片足タックルなどで3ポイントを獲得し、8−4の勝利。準決勝進出を決めました。
準決勝は、ハッサン・ラヒミ選手(イラン)と対戦。第1ピリオドで、片足タックルからのアンクルホールドを積極的に狙うなどして、4−0で折り返し。第2ピリオドでは相手の片足タックルなど9−5まで追い上げられましたが、10−5で勝利し、決勝進出を決めました。
決勝は、ウラジーミル・キンチェガシビリ選手(ジョージア)と対戦。第1ピリオドで相手の消極的注意から1ポイントを先取。第2ピリオドでは、タックルで2ポイントを奪いましたが、すぐにがぶり返しで2ポイント取られ、さらに消極的注意から1ポイントを取られ、3−3で終了。樋口選手サイドが「指をつかまれた」とチャレンジしましたが、これが認められず、1失点で敗戦となりました。でも、銀メダルです。この借りは、東京オリンピックで晴らしてもらいたいですね。
レスリング男子フリースタイル57キロ級ハイライト(リンク期間は8月31日まで)
シンクロナイズドスイミング・チーム。テクニカルルーティーンに、乾友紀子選手(井村シンクロク)、三井梨紗子選手(東京シンクロク)、吉田胡桃選手(井村シンクロク)、箱山愛香選手(長野シンクロク)、中村麻衣選手(井村シンクロク)、丸茂圭衣選手(井村シンクロク)、中牧佳南選手(井村シンクロク)、小俣夏乃選手(アクラブ調布)が登場。日本チームは93.7723点をマークし、3位につけました。翌日のフリールーティンの決勝で、日本チームは95.4333の得点で、テクニカルルーティン93.7723点との合計点で189.2056点となり、銅メダルを獲得しました。同種目では2004年アテネ大会以来となる3大会ぶりのメダルとなりました。やっぱり、井村ヘッドコーチのおかげでしょうね。この方は、メダル獲得請負人だと思いましたわ。
シンクロナイズドスイミング・チーム・フリールーティンハイライト(リンク期間は8月31日まで)
最後に、バドミントン女子シングルスです。1次リーグで、世界ランキング6位の奥原希望選手(日本ユニシス)が、同42位のティー・チャン・ブ選手(ベトナム)と対戦。第1セットは、序盤こそ堅さが見られたものの安定したラリーで主導権を握り、相手を圧倒。21―10と先取しました。第2セットでもペースを崩さずに圧倒し、21―8、ゲームカウント2-0のストレートで快勝しました。1次リーグ第2試合は、リンダウェニ・ファネトリ選手(インドネシア)と対戦。21-12、21-12、ゲームカウント2-0でストレート勝ちです。
決勝トーナメント1回戦は、裵延姝(韓国)を21―6、21―7、ゲームカウント2-0のストレート勝ちで下しました。
準々決勝は、日本人選手による直接対決となりました。相手は世界ランキング12位の山口茜選手(再春館製薬所)です。第1セットは、山口選手が落ち着いたプレーを見せ、序盤からリードを奪い、21―11と圧倒。過去6戦、すべてストレート負けしていた奥原選手から初めて1セットを奪いました。第2セットも山口選手が先制しましたが、ペースを取り戻した奥原選手が6-6で追いつきました。そこから山口選手のミスが目立つようになり、徐々にリードが広がる展開に。セットポイントから山口選手は3連続ポイントで粘りましたが、最後はネット。奥原選手が21―17で取り返し、ゲームカウントを1―1のタイに戻しました。勝負の第3セットは、本来のペースを取り戻した奥原選手がリードを奪い、山口選手にミスが目立ち始めました。奥原選手は徐々にポイントの差を広げ、21―10と圧倒。ゲームカウント2―1の逆転勝利で、シングルスの日本勢で初の4強入りを果たしました。
準決勝は、シンドゥ・プサルラ選手(インド)と対戦。準々決勝で前回のロンドン大会銀メダリストの中国・王儀涵選手をストレートで敗ったシンドゥ・プサルラ選手は、この日も好調でした。奥原選手は、19-21、10-21、ゲームカウント0-2のストレート負けを喫しました。奥原選手は銅メダルをかけ、3位決定戦に回ることになりました。
3位決定戦に回った奥原選手でしたが、李雪芮選手(中国)が怪我のため棄権し、奥原選手の不戦勝となり、銅メダルが確定しました。バドミントン日本勢のシングルスのメダルはオリンピック史上初のことです。運も実力のうちです。奥原選手は戦いたかったそうですが、それは、東京オリンピックまでとっておいてもいいのではないでしょうか?
バドミントン女子シングルス準々決勝・日本人直接対決ハイライト(リンク期間は8月31日まで)