さとちゃんのダイアリー

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リオデジャネイロ オリンピック 最後の追い上げ、メダルラッシュ!

2016-08-22 12:38:00 | スポーツ
陸上男子50キロ競歩に、荒井広宙選手(自衛隊)が登場。3時間41分24秒で3位に入り、銅メダルを獲得しました。同種目で日本勢がメダルを獲得するのは初めてことです。しかし、3位でゴールした荒井選手でしたが、レース後、カナダからの猛抗議で、4位のエバン・ダンフィー選手(カナダ)との接触(48キロ付近)が妨害行為と見なされ、一時は失格となってしまいました。これを受けて、日本チームは失格の裁定に納得せず、再審理を要求する上訴を行いました。これが認められ、無事に銅メダルを手にしたのであります。

陸上男子50キロ競歩ハイライト(リンク期間は8月31日まで)

次も陸上競技です。男子400メートルリレーの予選に、山県亮太選手(セイコーホールディングス)、飯塚翔太選手(ミズノ)、桐生祥秀選手(東洋大)、ケンブリッジ飛鳥選手(ドーム)が登場。日本新&アジア新記録となる37秒68を叩き出し、決勝に進出。決勝で、予選と同じオーダーで臨んだ日本チームは、37秒60で駆け抜け、またまた日本新&アジア新記録を樹立して銀メダルを獲得しました。銅メダルだった2008年北京大会以来、2大会ぶりのメダルの獲得となりました。驚きましたわ。日本チームが銀メダルだなんて。東京オリンピックに期待が持てますね。

陸上男子400メートル決勝ハイライト(リンク有効期間は不明)

レスリング男子フリースタイル57キロ級に、樋口黎選手(日体大)が登場。1回戦は、ヤン・ギョンイル選手(北朝鮮)と対戦。第1ピリオドで2ポイント先取された樋口選手は、右足への片足タックルで2−2として第2ピリオドへ。ここから怒濤の攻めが始まりました。片足タックルで2ポイント、バックを取って2ポイント、さらに片足タックルから得意のアンクルホールドでローリングして2ポイント加点するなど一気に10ポイント。これで相手と10ポイントの差を付け、12-2のテクニカルフォール勝ちとなりました。
2回戦は、アサドラ・ラチナウ選手(ベラルーシ)と対戦。第1ピリオドで3−0とリードした樋口選手は、第2ピリオドで一気に攻め、タックルから得意のアンクルホールド2回転などで7ポイント。4分18秒、10−0でテクニカルフォール勝ちとなり、準々決勝進出を決めました。
準々決勝では、ヨウリス・ボネロドリゲス選手(キューバ)と対戦。4−0で迎えた第2ピリオドで、足を取った樋口選手は逆に相手のそり投げを浴び一気に4ポイントを返され4−4に。しかし、すぐにバックを取り1ポイントを加点。さらに片足タックルなどで3ポイントを獲得し、8−4の勝利。準決勝進出を決めました。
準決勝は、ハッサン・ラヒミ選手(イラン)と対戦。第1ピリオドで、片足タックルからのアンクルホールドを積極的に狙うなどして、4−0で折り返し。第2ピリオドでは相手の片足タックルなど9−5まで追い上げられましたが、10−5で勝利し、決勝進出を決めました。
決勝は、ウラジーミル・キンチェガシビリ選手(ジョージア)と対戦。第1ピリオドで相手の消極的注意から1ポイントを先取。第2ピリオドでは、タックルで2ポイントを奪いましたが、すぐにがぶり返しで2ポイント取られ、さらに消極的注意から1ポイントを取られ、3−3で終了。樋口選手サイドが「指をつかまれた」とチャレンジしましたが、これが認められず、1失点で敗戦となりました。でも、銀メダルです。この借りは、東京オリンピックで晴らしてもらいたいですね。

レスリング男子フリースタイル57キロ級ハイライト(リンク期間は8月31日まで)

シンクロナイズドスイミング・チーム。テクニカルルーティーンに、乾友紀子選手(井村シンクロク)、三井梨紗子選手(東京シンクロク)、吉田胡桃選手(井村シンクロク)、箱山愛香選手(長野シンクロク)、中村麻衣選手(井村シンクロク)、丸茂圭衣選手(井村シンクロク)、中牧佳南選手(井村シンクロク)、小俣夏乃選手(アクラブ調布)が登場。日本チームは93.7723点をマークし、3位につけました。翌日のフリールーティンの決勝で、日本チームは95.4333の得点で、テクニカルルーティン93.7723点との合計点で189.2056点となり、銅メダルを獲得しました。同種目では2004年アテネ大会以来となる3大会ぶりのメダルとなりました。やっぱり、井村ヘッドコーチのおかげでしょうね。この方は、メダル獲得請負人だと思いましたわ。

シンクロナイズドスイミング・チーム・フリールーティンハイライト(リンク期間は8月31日まで)

最後に、バドミントン女子シングルスです。1次リーグで、世界ランキング6位の奥原希望選手(日本ユニシス)が、同42位のティー・チャン・ブ選手(ベトナム)と対戦。第1セットは、序盤こそ堅さが見られたものの安定したラリーで主導権を握り、相手を圧倒。21―10と先取しました。第2セットでもペースを崩さずに圧倒し、21―8、ゲームカウント2-0のストレートで快勝しました。1次リーグ第2試合は、リンダウェニ・ファネトリ選手(インドネシア)と対戦。21-12、21-12、ゲームカウント2-0でストレート勝ちです。
決勝トーナメント1回戦は、裵延姝(韓国)を21―6、21―7、ゲームカウント2-0のストレート勝ちで下しました。
準々決勝は、日本人選手による直接対決となりました。相手は世界ランキング12位の山口茜選手(再春館製薬所)です。第1セットは、山口選手が落ち着いたプレーを見せ、序盤からリードを奪い、21―11と圧倒。過去6戦、すべてストレート負けしていた奥原選手から初めて1セットを奪いました。第2セットも山口選手が先制しましたが、ペースを取り戻した奥原選手が6-6で追いつきました。そこから山口選手のミスが目立つようになり、徐々にリードが広がる展開に。セットポイントから山口選手は3連続ポイントで粘りましたが、最後はネット。奥原選手が21―17で取り返し、ゲームカウントを1―1のタイに戻しました。勝負の第3セットは、本来のペースを取り戻した奥原選手がリードを奪い、山口選手にミスが目立ち始めました。奥原選手は徐々にポイントの差を広げ、21―10と圧倒。ゲームカウント2―1の逆転勝利で、シングルスの日本勢で初の4強入りを果たしました。
準決勝は、シンドゥ・プサルラ選手(インド)と対戦。準々決勝で前回のロンドン大会銀メダリストの中国・王儀涵選手をストレートで敗ったシンドゥ・プサルラ選手は、この日も好調でした。奥原選手は、19-21、10-21、ゲームカウント0-2のストレート負けを喫しました。奥原選手は銅メダルをかけ、3位決定戦に回ることになりました。
3位決定戦に回った奥原選手でしたが、李雪芮選手(中国)が怪我のため棄権し、奥原選手の不戦勝となり、銅メダルが確定しました。バドミントン日本勢のシングルスのメダルはオリンピック史上初のことです。運も実力のうちです。奥原選手は戦いたかったそうですが、それは、東京オリンピックまでとっておいてもいいのではないでしょうか?

バドミントン女子シングルス準々決勝・日本人直接対決ハイライト(リンク期間は8月31日まで)

リオデジャネイロ オリンピック キター、金メダル2個と銀メダル1個!

2016-08-20 01:06:00 | スポーツ
レスリング女子フリースタイル53キロ級に、オリンピック4大会連続金メダルを目指す吉田沙保里選手(フリー)が登場。初戦となる2回戦でナタリア・シニシン選手(アゼルバイジャン)と対戦。第1ピリオドを1−0でリードして折り返すと、第2ピリオドは相手の足を取って場外に出し1ポイントを追加。さらにバックに回って4−0で判定勝ちしました。
準々決勝では、アフリカ選手権を9度制覇しているイザベル・サンブ選手(セネガル)と対戦。第1ピリオドでバックを取ってからのローリングで6−0とリード。第2ピリオドも7−0の残り30秒から高速タックルを決めて2ポイント加え、9−0の判定勝ちで快勝。
準決勝では、ベトサベト・アルゲリョ選手(ベネズエラ)と対戦。第1ピリオドを4−0とリードし、第2ピリオドも2ポイントを加え、6−0の判定勝ちで決勝へ進出。
決勝では、ヘレン・マルーリス選手(アメリカ)と対戦。第1ピリオド、消極的な姿勢の相手からアクティビティタイムの30秒を守り1ポイントを先取。吉田選手の1ポイントリードで迎えた第2ピリオド。開始30秒あたりで一瞬の隙をつかれタックルを許し、バックを取られてしまい1−2と逆転されました。さらに残り1分のところで場外に出されるなど1−4と劣勢な状況に。終盤に足を取るなど反撃を見せましたが、及びませんでした。1−4の判定負けで銀メダルです。オリンピック4連覇はならず、13連覇中の世界選手権と合わせた連続世界一の記録は「16」でストップしました。
試合後、吉田選手は大泣き・・・。「泣かんでいいよー。よく、頑張ったやん。」と声をかけたくなりました。

レスリング女子フリースタイル53キロ級ハイライト(リンク期間は8月31日まで)
吉田沙保里選手、試合後のインタビュー(リンク有効期間は不明)

レスリング女子フリースタイル63キロ級に、川井梨紗子選手(至学館大)が登場。初戦となる2回戦で、前回ロンドン大会5位のモニカ・ミハリク選手(ポーランド)と対戦。第1ピリオドは低いタックルで相手のバックをとるなど、3−0とリード。第2ピリオドも、終始攻めの姿勢をみせ、計5−0で初戦を突破しました。
準々決勝では、アナスタシア・グリゴリエワ選手(ラトビア)と対戦。第1ピリオドを4−0でリードすると、第2ピリオドも足をとって果敢に攻めるなど、ポイントを着実に加点。8−2の判定で勝ち、準決勝進出を決めました。
準決勝では、インナ・トラズコワ選手(ロシア)に、圧倒的な強さで10−0のテクニカルフォール勝ち。決勝進出を決めました。
決勝では、マリア・ママシュク選手(ベラルーシ)と対戦。第1ピリオドの開始約30秒で低いタックルを決めると、バックを取って2点を先取。第2ピリオドも1分を過ぎたところで片足タックルを決め、2点を加点。終盤にも2点を追加し、6-0の快勝。オリンピック初出場で金メダルを獲得しました。日本女子レスリングは今大会4つ目の金メダルとなりました。
しかし、川井選手は本来58キロ級の選手です。この階級には今大会でオリンピック4連覇を達成した伊調馨選手が君臨し続けています。「打倒伊調馨」を掲げてきましたが、その高い壁を越えられず、オリンピックを目指すため、周囲の勧めで63キロ級に階級を変更。昨年の世界選手権で準優勝し、リオの切符をつかんだのでした。川井選手は「最初で最後のオリンピックの63キロ級で、こうやっていい形で終われた」と話しました。4年後の東京オリンピックは58キロ級で金メダルを目指すことになりそうです。

レスリング女子フリースタイル63キロ級ハイライト(リンク期間は8月31日まで)

そして、バドミントン女子ダブルス。日本からは、世界ランキング1位の高橋礼華選手&松友美佐紀選手(ともに日本ユニシス)が出場。
1次リーグ第1戦は、ジュワラ・グッタ選手&アシュウィニ・ポンナッパ選手(インド)と対戦。21-15、21-10のストレート勝ち。
1次リーグ第2戦は、プッティタ・スパジラクル選手&サプシリー・タエラッタナチャイ選手(タイ)と対戦。21-15、21-15のストレート勝ち。
1次リーグ第3戦は、セレナ・ピーク選手&エーフィア・ムスケンス選手(オランダ)と対戦。21-9、21-11のストレート勝ち。
決勝トーナメントの準々決勝は、フー・カムン 選手&ウォン・ケウェイ選手(マレーシア)と対戦。21-16、18-21、21-9、ゲームカウント2-1で勝利。
決勝トーナメントの準決勝は、鄭径恩選手&申昇瓚選手(韓国)と対戦。21-16、21-15のストレート勝ちで決勝進出を決めました。
決勝トーナメントの決勝戦は、カミラ・リターユヒル選手&クリスティナ・ペデルセン選手(デンマーク)と対戦。
第1ゲームは同点の場面が11度、一進一退の激しい攻防になりました。デンマークの長身コンビは角度のある強打を武器に、日本ペアを苦しめます。高橋選手、松友選手も持ち前の連携で粘り強く引き下がりましたが、18-20から強烈なスマッシュで決められ、18-21で先行を許してしまいました。
第2ゲームでは、日本ペアが緩急をうまく使い、主導権を握りました。序盤を11-5と先行すると終始リードを保ったまま、21-9で勝利し、フルゲームへ持ち込みました。
第3ゲームは最初のポイントが我慢比べの長いラリーになりました。ここをデンマークペアに取られましたが、高橋選手、松友選手の集中力は途切れませんでした。11-10とリードしてコートチェンジまで持ち込むと、そこからも互いに譲らぬ競り合いになりました。16-16からデンマークペアの3連続ポイントで突き放され、16-19と3点ビハインド。しかし、ここから5連続得点で大逆転勝利。バドミントンにかけてきた2人の、執念の5点でした。17、18、19点を決めたのは松友選手。ラリーから、思いきって前に飛び出す大胆さ、相手の読みを外したコースへの返球。世界屈指の判断力を持つ前衛松友選手の真骨頂でした。20、そして最後の21点目は後衛の高橋選手。デンマークペアが思わず返球をそらす、力いっぱいのスマッシュでした。勝利の瞬間、高橋選手は「きゃあ」と叫び、涙を流しながら、コートに仰向きに倒れ込みました。松友選手は、しゃがみ込んで歓喜。その目からは涙が溢れていました。松友選手は「1ゲーム目は自分が良くなかった。最後、ファイナルでは今までやってきたことを諦めずに出すことができ、逆転できた」と声を弾ませました。高橋選手は涙声で「最後に追いついたときに、こういうときは自分たちの方が強いと思っていました」と胸を張りました。ゲームカウント2-1で、日本バドミントン界初の金メダルを獲得しました。

バドミントン女子ダブルス決勝 執念の5連続ポイントで大逆転勝利

リオデジャネイロ オリンピック キター、金メダル3連発!

2016-08-18 21:38:00 | スポーツ
レスリング女子フリースタイル48キロ級に、世界選手権3連覇中の登坂絵莉選手(東新住建)が登場。初戦の2回戦はズルディス・エシモワ選手(カザフスタン)に6-0で快勝して好発進。準々決勝はハレイ・ルス・オーゲロ選手(アメリカ)に一時リードを許したものの、最後は11-2で逆転勝ち。準決勝では、2月のアジア選手権で敗れた孫亜楠選手(中国)を8-3で下してリベンジを果たしました。決勝はマリア・スタドニク選手(アゼルバイジャン)と対戦。終始リードを許しましたが、残り13秒から相手の右足を取りに行き、残り2秒で逆転。見事に3-2で判定勝ちを収め、オリンピック初出場ながら、金メダルを獲得しました。

レスリング女子フリースタイル48キロ級ハイライト(リンク期間は8月31日まで)

レスリング女子フリースタイル58キロ級に、伊調馨選手(ALSOK)が登場。1回戦でマルワ・アムリ選手(チュニジア)と対戦。第1ピリオドに相手のミスから1ポイントをもらうと、片足タックルからバックをとり、2ポイントを追加。第2ピリオドは、相手の攻撃をさばきカウンターからバックをとり2ポイント。そこからは得意の寝技でポイントを積み重ねて11-0でテクニカルフォールで突破しました。続く準々決勝は、2年連続世界選手権銅メダリストのエリフジャレ・エシリルマク 選手(トルコ)が相手。伊調選手は、第1ピリオドで消極姿勢から口頭注意を受け、30秒のアクティビティタイムでポイントをとれずに、先制ポイントを許しました。しかし、終了間際にがぶりからタックル、そのままバックを取って2ポイントを奪い逆転。第2ピリオドでは、相手のアクティビティタイムを封じて3-1とし、僅差で逃げ切りました。準決勝では、ロンドン大会55キロ級の銅メダリスト、ユリア・ラトケビッチ選手(アゼルバイジャン)と対戦。開始早々から片足タックルからバックをとり2ポイントを先制。さらに伊調選手は攻め続けて、第1ピリオドに10-0でテクニカルフォール勝ちし、体力を温存して決勝進出を決めました。決勝の相手は、2014年世界選手権の銀メダリスト、ワレリア・コブロワゾロボワ選手(ロシア)。かつて吉田沙保里選手に土をつけたこともある選手です。 第1ピリオド、伊調選手は慎重なスタート。1分23秒、相手に口頭注意が2ついき、アクティビティタイムとなりましたが、伊調選手がこれを封じて1ポイントを先制しました。しかし、第1ピリオドの終了間際にタックルをはずされ、逆に足をとられてバックを許し、1-2と逆転されて第2ピリオドへ。第2ピリオド、伊調選手は片足タックルを仕掛けられましたが、なんとかこらえました。さらにタックルで攻められましたが、粘りながら残り3秒で足を抜きバックを取って逆転。3-2の僅差で金メダルを獲得しました。伊調選手は、これでオリンピック4連覇を達成しました。全競技を通じて個人種目のオリンピック4連覇は男子4人が達成していますが、女子では史上初の快挙となりました。

レスリング女子フリースタイル58キロ級ハイライト(リンク期間は8月31日まで)

レスリング女子フリースタイル69キロ級に、オリンピック初出場の土性沙羅選手(至学館大)が登場。初戦はアリナ・スタドリク選手(ウクライナ)に、11-2で判定勝ち。2回戦はブセ・トスン選手(トルコ)に12-0でテクニカルフォール勝ち。準々決勝ではドロシー・イーツ選手(カナダ)に7-2で逆転のテクニカルフォール勝ち。アンナイエンニュ・フランソン選手(スウェーデン)との準決勝もリードされる展開になりましたが、冷静にポイントを重ね、7-2で試合をひっくり返しました。決勝は2012年ロンドン大会金メダリストのナタリア・ボロベワ選手(ロシア)と対戦。土性選手は第1ピリオドの1分19秒で消極的姿勢で2度目の注意を受け、アクティビティタイムに得点できず1失点。第2ピリオドの1分29秒にも注意からアクティビティタイムを経て失点。残り1分30秒ほどで0-2と追い込まれました。しかし、土性選手は諦めていませんでした。タックルでつかんだ相手の右足を必死でつかみ、両足ではさみ込んでロック。相手の動きを制してバックを取り、2点を獲得。そのままタイムアップとなりました。ポイントは2-2で並んだのですが、土性選手の方が、ビッグポイント(1度の機会に加わる得点が大きい方を優位とする)を取っていることで相手を上回り、重量級で日本女子初の金メダルを獲得しました。

レスリング女子フリースタイル69キロ級ハイライト(リンク期間は8月31日まで)



次は、金メダルには届かなかったものの、銀メダルを獲得した、卓球男子団体です。
吉村真晴選手(名古屋ダイハツ)、水谷隼選手(ビーコン・ラボ)、丹羽孝希選手(明大)が出場。1回戦は、ポーランドと対戦。第1試合(シングルス)、吉村選手対ワン・ツォンイー選手は3-1で吉村選手の勝ち。第2試合(シングルス)、水谷選手対ヤクブ・ディヤス選手は3-1で水谷選手の勝ち。第3試合(ダブルス)、丹羽選手&吉村選手対ワン・ツォンイー選手&ダニエル・グラフ選手は2-3で丹羽選手&吉村選手の負け。第4試合(シングルス)、丹羽選手対ヤクブ・ディアス選手は1-3で丹羽選手の負け。第5試合(シングルス)、水谷選手対ダニエル・グラフ選手は3-1で水谷選手の勝ち。ゲームカウント3-2で日本チームの勝ち。
準々決勝は、香港と対戦。第1試合(シングルス)、丹羽選手対唐鵬選手は2-3で丹羽選手の負け。第2試合(シングルス)、水谷選手対黄鎮廷選手は3-2で水谷選手の勝ち。第3試合(ダブルス)、丹羽選手&吉村選手対唐鵬選手&何鈞傑選手は3-1で丹羽選手&吉村選手の勝ち。第4試合(シングルス)、吉村選手対黄鎮廷選手は3-1で吉村選手の勝ち。ゲームカウント3-1で日本チームの勝ち。
準決勝はドイツと対戦。第1試合(シングルス)、吉村選手対ドミトリー・オフチャロフ 選手は8―11、3―11、3―11で吉村選手のストレート負け。第2試合(シングルス)、水谷選手対ティモ・ボル選手は11―9、11―5、12―10で水谷選手のストレート勝ち。第3試合(ダブルス)、丹羽選手&吉村選手対バスティアン・シュテーガー選手&ボル選手は11―5、13―15、11―4、11―5で丹羽選手&吉村選手がものにしました。決勝進出に王手をかけた日本チームは第4試合(シングルス)で、水谷選手がバスティアン・シュテーガー選手と対戦。水谷選手が11―5であっさり先取すると、11―4、11―4とストレートで勝ち、このゲームを押し切りました。ゲームカウント3-1でドイツを下し、史上初の決勝進出を決めました。

卓球男子団体準決勝ハイライト(リンク期間は8月31日まで)

決勝は中国と対戦。第1試合(シングルス)、丹羽選手がシングルス金メダリストの馬龍選手に、6-11、9-11、6-11で落とし、ストレート負け。第2試合(シングルス)では、シングルス銅メダリストの水谷選手が、過去12戦全敗だった元世界1位の許昕選手に12-10、11-9、3-11、7-11、12-10で勝利し、大金星をあげました。第3試合(ダブルス)は吉村選手&丹羽選手が許昕選手&張継科選手に11-4、6-11、9-11、5-11で敗れました。追い込まれて迎えた第4試合(シングルス)は吉村選手が登場。しかし、馬龍選手相手に1-11、4-11、4-11で取られてストレート負けを喫し、ゲームカウント1-3で日本チームは銀メダルに終わりました。

卓球男子団体決勝ハイライト(リンク期間は8月31日まで)

リオデジャネイロ オリンピック 涙の銅メダル!

2016-08-18 01:20:00 | スポーツ
卓球女子団体に福原愛選手(ANA)、石川佳純選手(全農)、伊藤美誠選手(スターツ)が出場。
1回戦はポーランドと対戦。第1試合(シングルス)、石川選手対フランク選手は3-0で石川選手の勝ち。第2試合(シングルス)、伊藤選手対チェン選手は3-1で伊藤選手の勝ち。第3試合(ダブルス)、伊藤選手&福原選手対パルティカ選手&フランク選手は3-1で伊藤選手&福原選手の勝ち。ゲームカウント3-0でストレート勝ち。
準々決勝はオーストリアと対戦。第1試合(シングルス)、福原選手対ポルカノバ選手は3-0で福原選手の勝ち。第2試合(シングルス)、石川選手対リュウ選手は3-1で石川選手の勝ち。第3試合(ダブルス)、伊藤選手&福原選手対リー選手&ポルカノバ選手は3-1で伊藤選手&福原選手の勝ち。ゲームカウント3-0でストレート勝ち。
準決勝はドイツと対戦。第1試合(シングルス)、伊藤選手対ゾルヤ選手は2-3で伊藤選手の負け。第2試合(シングルス)、石川選手対ハン選手は3-2で石川選手の勝ち。第3試合(ダブルス)、伊藤選手&福原選手対シャオナ選手&ゾルヤ選手は2-3で伊藤選手&福原選手の負け。第4試合(シングルス)、石川選手対シャオナ選手は3-0で石川選手の勝ち。第5試合(シングルス)、福原選手対ハン選手は2-3で福原選手の負け。ゲームカウント2-3で敗れ、3位決定戦に回ることになりました。
3位決定戦はシンガポールと激突。第1試合(シングルス)は福原選手が登場。ユ・モンユ選手を相手に第1ゲームで10連続ポイントなどで11―4で奪取。第2ゲームは5―11で落とすと、第3ゲームも苦戦。左右に揺さぶられ、3―11で取られました。後がない第4ゲームは攻勢に転じた福原選手が11―4で奪いタイに持ち込みましたがが、第5ゲームは3ポイント先に取られると後手に回り、ペースがつかめないまま、5―11で終了。2―3でシンガポールに先手を取られました。第2試合(シングルス)は石川選手が登場。フェン・ティアンウェイ選手を相手に第1ゲームは7―10と追い込まれながらもデュースに持ち込み、12―10で奪取。第2ゲームは一進一退の攻防から、3連続ポイントでリードすると、11―6で連取。その流れのまま第3ゲームも11―7で勝ち、3―0でゲームを振り出しに戻しました。第3試合(ダブルス)は伊藤選手&福原選手が出場。ユ・モンユ選手&ジョウ・イーハン選手と対戦。第1ゲームを9―11で落としましたが、第2ゲームは接戦を展開し、最後はエッジボールで11―9で制しました。これで勢いづいた日本チームは第3ゲームを10連続ポイントで11―1で連取。第4ゲームは粘るシンガポールがデュースに持ち込みましたが、激しい攻防の末、日本チームが14―12で勝利。メダルに王手をかけました。第4試合(シングルス)、伊藤選手が登場。フェン・ティアンウェイ選手と対戦し、第1ゲームから接戦となりましたが、伊藤選手が5連続ポイントを奪うなど強打で11―9で先取。伊藤選手は第2ゲームも流れをつかんだまま離さず、11―4で連取。第3ゲームも伊藤選手の勢いは止まらず、接戦となりましたが11―6でフェン・ティアンウェイ選手を倒し、ゲームカウント3―1で勝ち、ロンドン大会の銀メダルに続いて、2大会連続メダルとなる銅メダルを獲得しました。

卓球女子団体3位決定戦ハイライト(リンク期間は8月31日まで)
卓球女子団体3位決定戦ハイライト(リンク有効期間は不明)
福原愛選手、涙のインタビュー(リンク有効期間は不明)


そして、シンクロナイズドスイミングのデュエットでも、日本人選手が涙の銅メダルを獲得しました。
シンクロナイズドスイミングのデュエットフリールーティン予選で、乾友紀子選手(井村シンクロク)&三井梨紗子選手(東京シンクロク)組は、コンビ結成後、最高得点となる94.4000点で、ロシア、中国に続く3位につけました。テクニカルルーティン予選では、93.1214点。フリールーティンとの合計187.5214点でロシア、中国に次ぐ3位で決勝に進みました。しかし、決勝に持ち越すテクニカルルーティンの得点だけでは、ライバルのウクライナペアに0.0144点下回り逆転され、4位。デュエット決勝・フリールーティンで、乾選手&三井選手は94.9333点をマーク。予選から持ち越すテクニカルルーティンの93.1214点との合計で188.0547点となり、銅メダル争いを演じていたウクライナペアを、合計で0.9189点上回り表彰台を勝ち取りました。日本は2008年北京大会以来、2大会ぶりにメダルを獲得しました。晴れやかな表情で表彰台に上がった2人は銅メダルを胸に、思わずほおを流れるうれし涙をぬぐったのであります。日頃スパルタで鍛え上げてきた井村ヘッドコーチも、この日ばかりは満面の笑みで愛弟子2人の会心の演技に拍手を惜しみませんでした。

シンクロナイズドスイミング・デュエット決勝ハイライト(リンク期間は8月31日まで)