Archaic Smile

私的な備忘録です。

2011/2/11

2012-02-06 01:29:55 | Weblog
解散か?「政治と金」起訴された人と疎い人


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2011/2/11(金) 午後 3:45無題選挙 Yahoo!ブックマークに登録


バブルのときは、市場機能の完全性が信じられ、はじけると自然に委ねずに人がコントロールしないといけないと必死になる。ケインズさんがよみがえって政治の腐敗か下手な財政政策で赤字が膨らむと、また小さな政府が尊ばれ、自由や市場の力に公平性を見い出そうとする。またそこに欺瞞があると、市場と自由と叫びながら新たなバブルを呼びこもうと必死になる。その繰り返しなのだろうか。

既得権益者から票をもらう為に、ケインズ風の「掘って埋め戻せばいい」的な乱暴な財政政策を続けた結果が1,000兆円の借金の体たらくなのだろう。会社風にいえば、投資の失敗以外のなにものでもない。そして政治家、役人は、この責任を問われない。しかしながら、会社は潰れても、国は倒産しないという保証はもうない。税収と国債を生活の糧にする方々も、そろそろ責任を問われる局面に来ているのかもしれない。
田中さん時代に道路を作る、インフラを整備するということは、今から比べれば経済的な波及効果も大きく中身のある投資であったと考えられるかもしれない。インフラ整備により国民が喜び、景気がよくなり税収が上がれば、投資効果が高いと言えるのだろう。そして「政治と金」に賛否が分かれるのも已む無いことなのだろう。
では、中国やドバイのバブルマンションでもないのに、ましてや公共の財産であるはずなのに、ぼく達が今、目にする利用者の少ないあの巨大な建物や道路や空港たちは、いったいなんなのだろうか?どのくらいの有権者が作って欲しいと言ったのだろうか?費用対効果は最適であったのだろうか?目的を達する為にもっとお金をかけずにやる他の方法はなかったのだろうか?
これらは、景気対策の名の下に、政治家や官僚が私服を肥やすために作られたのだろうか、次の選挙資金が欲しい政治家の為に作られたのだろうか、彼らに群がる土建屋や農業従事者やその他利害関係者が、目の前の仕事欲しさから協力したのだろうか。とにかく税金を支払い、銀行等を通じて知らないうちに国債を買い支えている全有権者に、どれだけ還元され、満足を与えたのだろうか?
起訴された人は、マニフェストは守るべきと言う。多くの人が人口減少に歯止めもかからないし、経済効果が薄いと分かっている、借金まみれの子供手当てをいまだに継続すべきだと言っている。これもまた全国民を相手に票を稼ぐ方便なのだろうか。
「政治と金」の問題の本質は、コンプライアンスの問題ではない。国家の永続性、国民の日々の暮らしを継続させることに寄与しなくなった歪んだ政策、持続させるに値しない既得権益の延命に、その票を頼みとする政治家と役人が悪乗りし、強いインセンティブを与えてしまう事が、法に触れないといえども社会にとって大いなる悪・大迷惑であるといえるのかもしれない。

国を豊かにするアイデアのない、ばら撒いて借金を増やす無能な政治家は不要だ。知恵がないなら小さな政府を目指せばいいのだろう。自虐的?アイロニーとしか思えないが、阿久根や名古屋の選挙結果は、政治家がアイデアがないことをうまく表現している結果のようにも感じる。

解散後は、よりよい政策が議論できる良識ある政治家だけ残ってもらいたいものだ。

TPP・消費税・肝炎訴訟(薬害エイズ訴訟の二匹目のドジョウ?単なる人気取り?予算なく失敗?)等の最近のアプローチからも、民主党執行部は、支持率回復に都市部サラリーマン?無党派層の支持に最後の期待をかけているように感じる。法案など通る状況にないようだが、政策重視ならば、ついでに一票の格差問題も俎上に上げてもらいたい。地方をどさまわりしている時間的余裕もなさそうだし。

無党派層(資産のある団塊世代、資産のない団塊世代、公務員や大企業に滑り込んだ若者、低所得の若者)くらいセグメントしながら、各々政策に対するニーズも異なる、そういった国民の声に応えられる政治家もあらわれてもいい気がする。

有権者に選択肢がなさすぎる。マスコミも、浮動票とせずに、年齢・所得別の人口分布、もう少し想像力を働かして与論集約、与論形成をしてもらいたい。

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2011/2/11

2012-02-06 01:28:30 | Weblog
量的緩和の行方、通貨の信用(下書き)


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2011/2/11(金) 午後 4:49無題通貨、為替 Yahoo!ブックマークに登録


先月の記事なのですが、書いてたら止まらなくなってしまいロイターブログ用にカットしすぎたので備忘で残しときます。

インフレもその背景にあるといわれる中東の民主化運動はノーマークでした。国ってあんなに簡単に崩壊してしまうものなのですね。所得が低く、エンゲル係数の高い国は、食品インフレの影響を受けやすいのでしょうから、貧しい国や低所得者層は、たまったもんじゃないのでしょう。

それにしてもバーナンキは、基軸通貨国の中央銀行代表なのに、量的緩和の影響による原材料価格高騰の責任を否定したようですが、無責任極まりない。この辺のメカニズムに対しても真摯に向き合ってもらいたいものです。

デフレの反対のインフレの状態にさえしたら、手控えいていた消費に火がついて、需要も増え景気回復、すべてうまくいくという状況ではないことがはっきりしてきたわけですし、時間軸の問題なのか、投機マネーが悪いのか、格差社会が広がる前ならよかったのか、一部の学者や経済評論家たちが言うように金融政策で、インフレを算式どおりターゲット内にコントロールできないとすれば、貧しい人から順番に追い込まれていくのでしょうか。世界経済は、各国の政治情勢と併せて予断は許さないことに変わりはないのでしょう。

アメリカは、リーマンショック時の緊急景気対策と量的緩和による株高、ドル安(新興国の需要増)で、景気は回復していることになっていますが、自律回復には程遠いようです。でも今、量的緩和がすべて否定されて止めることになったら、株式、コモディティー、新興国に流れている大量のマネーが、いっきに巻き戻されて、おまけに、先進国のソブリン問題や欧米の不良債権に引火してしまった日には、だれが考えても目も当てられない状況になるのでしょう。もちろん、そんな未来はいやですが・・・。

とりあえずは、バーナンキは、QEはそこそこ効いているし、止めるつもりはないと言い続けるしか、他に手はないのでしょう。

オバマ大統領には、戦争以外のまともな選挙向け景気対策(バーナンキからも注文がついていたように、どこかの国のように借金まみれにならないように)を期待したいところです。ブッシュJr共和党なら、今頃、中国と調整しがら朝鮮半島あたりに大義名分をもって進攻するストーリーを画策してそうな...
中東民主化運動で、原理主義との戦いの均衡が崩れそうなので、それどころではなくなったのかもしれませんが...


以下 1/18記事の下書き----------------------------------------------

コモディティといっても、金と資源と食料でぜんぜん実需の背景やマーケットの規
模や投機マネーの入り方やストーリも異なるので金融緩和の反動と一くくりで捉え
るのはどうかと思う。金については通貨としての側面で先進国の通貨の信用ががた
落ちしている状況(日米欧:ソブリンリスク、欧米:隠れ不良債権、日米:じゃぶ
じゃぶ発行(累計ベース))もあるし、食料・資源については新興国はこないだま
で自給自足していた人々が貨幣経済に組み込まれて分業し、豊かな暮らしを求めて
いるので実需としても相当量の供給が必要になるのだろう。ただトレンドが上だか
らといえど、実需や実力以上に、マネーがコモディティに集中・避難しているのは、
間違いない需給のバランスが取れるまで、上にも下にも調整は避けられないだろう。

ただQEによって、必要な取引量(人類が、毎日そこそこの消費を持続的に繰り返
すような、フローとしての総和)をオーバーして通貨が流通しているので、投機マ
ネー(上、下することのみを見越した需要)の影響を受けるプライスは、潜在的に
非常に変動幅を大きくしているだけだと考えることにしている。

金なんかは、だれかがストーリーをこしらえて思いっきり売り崩してくれたら当面
は買いだろう。昔IMFが金を放出するぞ~と脅して安く買うみたいな、この手の
記事もその一つなのではと勘ぐってしまう。

チャートを見ても、オイルや金が異常に高いとは思うが、景気回復やドルの上昇が
信頼のおけるものとなり、行き過ぎた投機・逃避?マネーの流入が減少し、コモ
ディティが中長期でピークアウトしたと考えるのは早計な気がする。そもそもアメ
リカの想定外の長期金利の上昇は、景気上昇のシグナルではなく、ドルの凋落、
景気減速のファクターと見ることもできる。

それ以前に、金融緩和の影響をなくしても、コモディティがマーケットの規模から
短期的に調整・乱高下するのはいつものことだろう。環境破壊で人為的?異常気象、
神頼みの自然災害もある。



バーナンキ氏は、やっぱり天才ですね。先進国が発行する通貨の信用はなくなり世
界のコモディティは高騰しており理論どおりインフレは進んでいる(笑)新興国は
流入したマネー(バブル懸念)とあいまって通貨高とインフレのジレンマに苦しん
でいる。一方、アメリカは株価の上昇⇒資産効果による一時的な消費回復、及び通貨
安で輸出品の価格競争力UPの好影響を除き、今のところ期待したほどの成果が出
ていないところは誤算なのかもしれません。(アメリカはそりゃ~住宅価格が戻れ
ば一番、すべて解決なのだけど、マーケットはそんなに甘くない。日本の土地神話
が、ほんとの神話になってしまったように・・・。)ただQEも、ここまで来ると、
やめたらやめたのショックが大きいので、当分かっぱえびせん(やめられない♪
とまならない~♪)が続くのでしょうか。

少し話はそれるが、中国の実質金利の低下を見ていると、為替対策で彼らもドルを
打ち返すために、勢いよく元を刷っているのだろうから、自国への投機マネーの流
入や新興国全体の成長で供給不安がある通常のインフレの理由の他に、通貨の希薄
化も理由としてインフレを加速させているような印象を受ける。

インフレは貧しい人の不満に直結するので国内の暴動を恐れる共産党としても、ア
メリカに言われなくてもそろそろ元高でインフレ解消を狙う動きが出てきている。
海外投資の解禁(元高にして買い占める方がお得)もそのサインだろう。インフレ
による暴動リスクと、元高による(輸出競争力の落ち込みによる)景気減速による
暴動リスクの綱引きを彼らがどう判断するかだろうが、資源獲得は変らないが、
近隣諸国への覇権主義(間抜けな日本をぼこる)でストレスを発散させるのも限界
にきている。


/ブログ用
日本の学者も海外に弱いから、アンチ金融緩和のレポートもたくさん出てるし「金
融緩和で景気回復はうそだった。」みたいな新書もそろそろ発売されるのかもしれ
ない。FRB内でも、もめており、どちらが正しいかなんて素人は知る由もないが、
貨幣経済に巻き込まれている世界中の人々の生活に、直結する大問題なので経済学
としても、しっかりした議論と検証、そして発展を期待したい。


とにもかくにも、バーナンキ氏のお陰で投機で値のつくものの多くは、潜在的に上
にも下にも変動率を大きくしているように思う。個人的には、コモディティの下落
を心配する前に、新興国のポジションを長期で固定するほうが、そろそろ勇気がい
ることになるのかなと思う。こないだのインドネシアの調整など気になる。ベトナ
ムの経済も脆弱だ。新興国は、中長期的には成長間違いないのだろうけど、インフ
レ抑制の金融引き締めと、投機マネーの流入による実力を超えた成長(バブルの膨
張)、アジア通貨危機のときほど脆弱ではないと思うけど、政府や中央銀行が舵取
りを間違えると、国家レベル(非常に危険)の大きなボックス相場になってしまう
のだろう。売りと買いで短期でさやを抜きたい外人さんたち(投機筋)には、振幅
が大きいことは歓迎すべきことだが、実体経済(庶民)にとってはよろしくないこ
とこの上ない。もちろん政情不安にもなる。下手なファンドが悪戯したり、プログ
ラムが暴走したりしそうでおっかない。

先進国は、バブル崩壊、供給過剰で実体経済の規模も縮小方向にあるにもかかわら
ず、何の裏づけなしに、デフレ退治・景気対策の錦の旗の下、お金をジャブジャブ
刷っている。先進国の通貨は、実質的な成長を伴う新興国に対して相対的に価値が
下がる方向にあるのだろう。新興国は、人口も増え、豊かな暮らしのを求める禁断
の果実を口にしてしまったので、経済の規模は大きくなるし、供給が追いついてな
い段階においては、インフレになるのは当然だ。新興国の実需としても、中長期的
にもコモディティーが弱くなる要素は少ない気がする。


視点として抜けてる気がするが、行き詰った先進国がデフレを恐れて、お金をばか
すか刷って通貨安にするので、新興国は準備通貨としてのドル・ユーロに不信を抱
くのは当然であろうし、金の保有量を増やそうと考えるのは自然な流れだろう。ゼ
ーリックだって金を組み入れるとかこぼしてしまうのだから、もしかしたらニクソ
ンショック以降(変動相場制)最大の危機といってもいいくらい、潜在的にではあ
るが、基軸通貨の信用が希薄になっているのかもしれない。新興国も、金を買いま
すと宣言したら、値がつり上がって買えなくなるので何かの拍子で値崩れするのを
待っている。中国だって値を上げないように外から買うのを我慢している。


「欧米ショック(不良債権未処理)/更に円高⇒内需頑張る・・・」が先か、
「ジャッパンショック(無能無策の財政破綻)/円安⇒輸出に期待。」が先か、
成長著しいとはいえ、まだまだ脆弱な「新興国バブルの調整/円高?中立?」が先か、

それらの連鎖・複合ショックとなるのか?朝鮮半島、日米中アジアを中心に地政学
的なリスクも消えていない。

世界経済の潜在的な危機が解消され、最近の楽観論が想定している?QE(通貨安
・インフレ誘導)、オバマさんの選挙対策?による欧米主導の景気回復シナリオが
成功し、空売りが踏み上げられ、金が暴落せざるを得ない平和で豊かな経済状況が
到来することが確信できれば、コモディティ(金)は中長期でピークアウトしたと
言ってもいい気がするが・・・まだ早い気がする。

世界経済がまともな成長軌道に戻れば、通貨・投資対象としてのコモディティ(金)
は暴落するかもしれないけど、景気がよくなったらなったで、先進国+新興国の大きく
なった経済規模のもと、個人や工業品としての実需も大きく増えるので、調整はあろ
うが、やはりコモディティは、まだまだ強いだろう。


日本は、世界の実需を見通し、投機マネーのうねりをリスクをヘッジしながら、イ
ノベーション(日本の技術力)で世界のコモディティの供給不安をどこまで解消で
きるか。そこにも日本の生きる道があるはずだ

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2010/2/8

2012-02-06 01:14:58 | Weblog
2012/2/6
この記事だけは、書いた後もいまだに反省している。ブッシュジュニアが大量破壊兵器がないのにイラク戦争を始めたのに匹敵するアメリカのうそだったことが後からわかった。

真実が分った後からアメリカも少しトヨタをよいしょしていたが、失った信用は取り戻せない。

たしかこのときは、総理は鳩山さんで日米同盟ズタボロにした後だから、アメリカに強く言えない空気もあった。せめて原因をしっかり調べてくれとぐらいアメリカに対して念押しを国民の前ですればよいのにとその時思った気もするが、すべては後の祭りだった。



トヨタについて


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2010/2/8(月) 午前 1:35無題その他ビジネス Yahoo!ブックマークに登録


親友が勤めているので身引いきするわけでもないが、
こんな事態は、数年も前から十分起こることが予想
されていた。

世界のお手本になるような品質管理のノウハウを持つ
会社でも、急激な組織の膨張が、潜在的に非常に大きな
リスクを抱えてしまう現実を如実に物語っている。

数年前にもトヨタの拡大は、兵站が伸び切っており、
いつかどえらい事態を招くような記事を読んだ気がする。

このトヨタの急激な成長は、もちろんリーマンショック
以前のマーケットや需要に導かれ、また、トヨタの技術
と品質に裏打ちされたブランド力によってグローバル展開
が加速したのだろう。

しかし、この大不況で市場が収縮し、アメリカの保護主義的
な姿勢も見え隠れするなか、このタイミングで起きてしまった
ことは非常に不運としか言いようがない。

北米で時代に逆行するようなピックアップトラックの工場を
作っている暇があったら、もっと足元を固めてなきゃいけ
なかったのだろう。

とにもかくにも、ここまで大きくなったトヨタは、関連会社
中小企業と裾野は広く日本経済に与える影響は計り知れない。


あと忘れてはならないのが電気自動車等の技術革新により
車メーカという業界への参入障壁は、今後極めて低くなって
くる。また、新興国の低価格車の投入により価格競争も熾烈
を極めるだろう。
今回のリコール以前の問題として、自動車メーカとしての
トヨタの地位は、今後ますます危機にさらされる。

一刻も早く、事態の収集を図りグローバル展開の中でも
品質が確立できる仕組みを強化し、復活してもらいたいものだ。
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2009/2/21

2012-02-06 01:13:00 | Weblog
すべて商品に対して消費税は同率で上げるの・・・?!


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2009/2/21(土) 午後 7:36無題景気 Yahoo!ブックマークに登録


年金財政破綻を防ぐために
若者の未来に対する不安を
払拭するために、その財源になるなら
消費税の増税は反対しない。

三年後に景気がよくなって
増税できるかといえば
難しいだろうとも思うのだが

ずっと気になっているのは
どうして消費税は消費する
ものすべてに一律で上げる
のだろうか?

海外で消費税率が高い
といっても、食料品やら
雑貨など、貧しい人から
お金持ちまでみんながランニングで
消費する消耗品については、
高い税率をかけていないはず。

日本政府もどうしてそうしないのだろうか?

食い物とか日用品が増税されず
高額商品が増税されるなら

選挙でも主婦層を敵にまわさないし、
寒空で凍える労働者も敵に回さないし
どうして、そうしないんだろう。
官僚がめんどうだから?
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