中東情勢と円高と長期金利の低下について
修正削除移動 傑作(0)2011/2/27(日) 午後 6:22無題通貨、為替 Yahoo!ブックマークに登録
世界経済一寸先は闇である。
つい最近までは、リーマンショック時の財政政策の効果と新興国の経済成長(バブル?)を刈り取れた企業の好決算に支えられ、先進国の量的緩和(じゃぶじゃぶマネー)も手伝い、株高で景気回復の見通しに明るい期待があったが、こちらもじゃぶじゃぶマネーとインフレもその背景にあると言われる中東情勢の混迷、オイルの高騰により状況が一変している。
先週、日本国債とそれを大量に保有するメガバンクまでも、同時に格付けが落とされ、銀行協会の会長が吼えていた。とうとうアメリカも日本の政治家の低能ぶりに呆れ果て、邦銀に国債売却のチキンレースを強いることで、激しいショック療法を期待しているのだろうかとかんぐってしまった。
もちろんそんなことになれば、激しく円安になって、輸出企業は交易条件が改善し、いらない公務員もリストラをせざるを得なくなり、大インフレが予想されるならインフレ期待で国民の金融資産もいくらか吐き出させられるかもしれない。(個人的には、資産のある団塊世代を狙った相続税のハイパー増税論同様、ビジョンのない一過性の需要喚起は、成金の散在と同じで持続可能な社会という観点からは、賢明な施策とはいいがたいと思うが。)政府もガタガタ、銀行もガタガタになれば、社会不安も高まり、激しい円安とあいまって大インフレは、多くの庶民の生活に大打撃を与えるかもしれない。
と最近よく聞こえてくるようになった日本破綻論を想像したが、中東情勢の混乱は、世界のマーケットも想定外だったのだろう。逃避マネーが日本に集まってきている。ここ数日の円高と長期金利の低下は、重症患者にモルヒネ(麻酔)が打たれたと解釈するべきなのだろうか。
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世界経済一寸先は闇である。
つい最近までは、リーマンショック時の財政政策の効果と新興国の経済成長(バブル?)を刈り取れた企業の好決算に支えられ、先進国の量的緩和(じゃぶじゃぶマネー)も手伝い、株高で景気回復の見通しに明るい期待があったが、こちらもじゃぶじゃぶマネーとインフレもその背景にあると言われる中東情勢の混迷、オイルの高騰により状況が一変している。
先週、日本国債とそれを大量に保有するメガバンクまでも、同時に格付けが落とされ、銀行協会の会長が吼えていた。とうとうアメリカも日本の政治家の低能ぶりに呆れ果て、邦銀に国債売却のチキンレースを強いることで、激しいショック療法を期待しているのだろうかとかんぐってしまった。
もちろんそんなことになれば、激しく円安になって、輸出企業は交易条件が改善し、いらない公務員もリストラをせざるを得なくなり、大インフレが予想されるならインフレ期待で国民の金融資産もいくらか吐き出させられるかもしれない。(個人的には、資産のある団塊世代を狙った相続税のハイパー増税論同様、ビジョンのない一過性の需要喚起は、成金の散在と同じで持続可能な社会という観点からは、賢明な施策とはいいがたいと思うが。)政府もガタガタ、銀行もガタガタになれば、社会不安も高まり、激しい円安とあいまって大インフレは、多くの庶民の生活に大打撃を与えるかもしれない。
と最近よく聞こえてくるようになった日本破綻論を想像したが、中東情勢の混乱は、世界のマーケットも想定外だったのだろう。逃避マネーが日本に集まってきている。ここ数日の円高と長期金利の低下は、重症患者にモルヒネ(麻酔)が打たれたと解釈するべきなのだろうか。