ギリシャショック
修正削除 移動 傑作(0)2010/5/17(月) 午前 2:54無題景気 Yahoo!ブックマークに登録
ゴールデンウィーク前に、中国の元切り上げ
やら、金融引き締め策やら、万博終了に向けた
流れを契機に世界の株価が大きく調整する
だろうと読んで、なけなしの株を処分していて
結果的にラッキーだった。
ギリシャの影響で、ここまで連鎖暴落するとは
・・・・。誤発注だかアルゴリズム?(プログラム)
取引のせいだか知らないが、ニューヨークダウ
が一時的にも千ドル下がるなんて、異常かつ
非常に危険な状況だ。
震源地のギリシャにしても、GDPの約2割が
観光収入らしいし(暴動起こしてる場合ではない
のでは・・・)3割弱が公務員なんて国で、
また政府に対する不信も手伝い消費税の徴収
がままならない状態で、どう考えてもIMF
や欧州連合から追加融資を受けたとしても、
今の状態では、借金を返済できる目処は、
立たなさそうだ。
うそをついてユーロに加盟して、リーマンショ
ック前のバブルに踊って、はじけたら借金だけ
残ったという自業自得の状況にも見えるが
自国の通貨が残っていたら、通貨の暴落で、
一時的には高インフレで国民生活に破壊的な
影響は生じるであろうが、通貨安を梃子に
外貨を稼ぐような何かしらの手立てが出てき
たかもしれない。しかしながらユーロに加盟
していることで、それも出来ない。
ドイツのように、輸出できるような産業が
ある国は、今回のユーロ暴落で輸出競争力
が上がってラッキーなのだろうが、
一方で、独仏のようなユーロの盟主は、
ギリシャ等の債務超過国の債権をたくさん
保有しているので、これら債権がデフォルト
したら、金融が大打撃を受けて大混乱に
なるのは明白で、どちらにしても抜き差し
ならない状況になっている。
震源地のギリシャを含むPIIGS諸国は
巨大な財政赤字を解消する目処が、立た
なければ、かなり過激に増税や歳出削減に
踏み込まざるを得ない。緊縮財政が過度に
進めば、これすなわち景気の大幅な減速を
招く悪循環にも陥るので、非常に難しい
状況にある。
ヨーロッパに限らず先進国は、とりあえず
リーマンショックから景気対策で金融緩和
をしまくっている。過剰流動性が、世界を
席巻しているともいえる。お金はじゃぶ
じゃぶ、大暴落時は、銀行間レートの急騰
で超収縮が起こる。
最高値を更新しているものを買うのは、
あまり賢いとはいえないが、少し金を買い
足してみた。
日本も、やばいぞ~と菅さんやら仙谷さんも
びびり出しているが、まだまだこれから
景気対策で国債を発行しようとたくらんで
いる亀井さんらに感化されたのか、事態の
重大性に気づいてないような、相変わらず
首相の反応の鈍さも、非常に気になる。
金融対策でもう一度世界的な協力体制の
構築が必要になるのだろう。(今回の緊急
時における日銀の対応は、迅速でよかった
と思う。)
タイの暴動も沈静化しそうにない、朝鮮
半島情勢も、魚雷?事件等で緊迫しつつ
あるユーロショックにつづき、中国ショック
・アジアショックが重なって、再び二番底に
向かわないよう祈るばかりである。
修正削除 移動 傑作(0)2010/5/17(月) 午前 2:54無題景気 Yahoo!ブックマークに登録
ゴールデンウィーク前に、中国の元切り上げ
やら、金融引き締め策やら、万博終了に向けた
流れを契機に世界の株価が大きく調整する
だろうと読んで、なけなしの株を処分していて
結果的にラッキーだった。
ギリシャの影響で、ここまで連鎖暴落するとは
・・・・。誤発注だかアルゴリズム?(プログラム)
取引のせいだか知らないが、ニューヨークダウ
が一時的にも千ドル下がるなんて、異常かつ
非常に危険な状況だ。
震源地のギリシャにしても、GDPの約2割が
観光収入らしいし(暴動起こしてる場合ではない
のでは・・・)3割弱が公務員なんて国で、
また政府に対する不信も手伝い消費税の徴収
がままならない状態で、どう考えてもIMF
や欧州連合から追加融資を受けたとしても、
今の状態では、借金を返済できる目処は、
立たなさそうだ。
うそをついてユーロに加盟して、リーマンショ
ック前のバブルに踊って、はじけたら借金だけ
残ったという自業自得の状況にも見えるが
自国の通貨が残っていたら、通貨の暴落で、
一時的には高インフレで国民生活に破壊的な
影響は生じるであろうが、通貨安を梃子に
外貨を稼ぐような何かしらの手立てが出てき
たかもしれない。しかしながらユーロに加盟
していることで、それも出来ない。
ドイツのように、輸出できるような産業が
ある国は、今回のユーロ暴落で輸出競争力
が上がってラッキーなのだろうが、
一方で、独仏のようなユーロの盟主は、
ギリシャ等の債務超過国の債権をたくさん
保有しているので、これら債権がデフォルト
したら、金融が大打撃を受けて大混乱に
なるのは明白で、どちらにしても抜き差し
ならない状況になっている。
震源地のギリシャを含むPIIGS諸国は
巨大な財政赤字を解消する目処が、立た
なければ、かなり過激に増税や歳出削減に
踏み込まざるを得ない。緊縮財政が過度に
進めば、これすなわち景気の大幅な減速を
招く悪循環にも陥るので、非常に難しい
状況にある。
ヨーロッパに限らず先進国は、とりあえず
リーマンショックから景気対策で金融緩和
をしまくっている。過剰流動性が、世界を
席巻しているともいえる。お金はじゃぶ
じゃぶ、大暴落時は、銀行間レートの急騰
で超収縮が起こる。
最高値を更新しているものを買うのは、
あまり賢いとはいえないが、少し金を買い
足してみた。
日本も、やばいぞ~と菅さんやら仙谷さんも
びびり出しているが、まだまだこれから
景気対策で国債を発行しようとたくらんで
いる亀井さんらに感化されたのか、事態の
重大性に気づいてないような、相変わらず
首相の反応の鈍さも、非常に気になる。
金融対策でもう一度世界的な協力体制の
構築が必要になるのだろう。(今回の緊急
時における日銀の対応は、迅速でよかった
と思う。)
タイの暴動も沈静化しそうにない、朝鮮
半島情勢も、魚雷?事件等で緊迫しつつ
あるユーロショックにつづき、中国ショック
・アジアショックが重なって、再び二番底に
向かわないよう祈るばかりである。
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