安売り競争
修正削除 移動 傑作(0)2009/4/20(月) 午前 1:47無題景気 Yahoo!ブックマークに登録
ご無沙汰です。今月末の引越しに向け手続きやらお金の工面やら引越し準備で大忙しです。ゴールデンウィークまではこの調子です。今日はいらなくなったものを、リサイクルショップへ売りにいってきましたが、垂水のアウトレットが大人気なのか近所の国道が大渋滞。帰りは高速使ってよけて帰りました。
デパートはもうからないのに、アウトレットが大人気。不景気の中、ユニクロやニトリや、ホンダのインサイトは絶好調。なんだか飛びぬけて高付加価値かつ低価格のものだけは、当然ながら元気がよく。消費者にとっては、ありがたいことですが、消費全体としては、もりあがっていないのでしょう。これらのお手本を各企業はまねして、これから、また大価格競争の体力消耗戦に突入するのだろう。失われた10年?を彷彿させます。リーマンショック前のように、安直に円安と輸出に助けてもらえるシナリオは描けないでしょうから。政府の経済対策も消費を刺激するだろうけど、輸出を含む世界的に大きく落ち込んだ消費減に対して国内企業は、あまった生産設備、人件費等の固定費をやりくり回収するので精一杯で、放り出した労派の人を呼び戻せるような段階まで、国内企業に新たな雇用を生みだすところまでは、いかないようにも感じます。一過性の内需創出に終わるのかなあと心配です。呼び水ならぬ焼け石に水にならないことをお祈りします。
あと特に気になるのは、直近の超円高においてシャープをはじめ国内企業が、更に海外生産にシフトしていき、産業空洞化がますます加速するのは避けられず、製造業における国内の雇用確保は、ますます厳しくなり、少子高齢化以前に、内需は更に冷え込んでいくのでしょうか。
介護等のサービス業に製造業からシフトすればよいとも言えるかもしれないけど、介護は、上の世代が溜め込んだお金を使いきるだけで、循環していくお金の流れではなさそう。(海外展開できる商品やサービスのビジネスモデルが確立できれば別ですが・・)
日本の繁栄の礎であった、こつこつまじめに付加価値の高い製品を作って輸出して、お金を溜め込む日本モデルは、このままほっといては確実に衰退するしかないのだろう。
アメリカの中産階級一部がアウトソーシングされてインド人に仕事とられた?ように、日本の製造業及び労働者に求められるのは、国内においては、より高い技術や、より新しいビジネスモデルを創出することに特化・深化(進化)することが、(消費者であるところの)全労働者にも求められている。
政府は、もっと国が生き残るように、人的資源に対する投資(教育・研究開発)を強化し、効率的に税金を投入すべきではないかと思ったりもする。(少子化で頭数すくないなら、いっそのこと子供の高等教育すべてを国が負担したっていいのではないか。)
最近の消費刺激策?ばら撒き策?一辺倒の近視眼的な財政政策については、”世界を見習ってあらゆる手段を講じる”のは結構だが、日本という立ち位置を踏まえた長期ビジョンが欠落しているように感じる。
日本の状況をもう少ししっかり考察し、長期的な展望も含む財政政策、制度改革を謳って欲しい。
だいたい、失われた十年で不良債権処理方法はわかったかもしれないけど、日本の景気回復は、円安と世界バブル(資産効果)に支えらた大量過剰消費に依存していたのは、今回のリーマンショック後の日本のGDPの落ち込み具合からしても明白だし、だれかは”日本はサブプライム問題の影響は軽微だから、日本経済はたいした影響ない。”なんて当初言っていた状況把握のレベルの低さは、問題視すべきだと思う。
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ご無沙汰です。今月末の引越しに向け手続きやらお金の工面やら引越し準備で大忙しです。ゴールデンウィークまではこの調子です。今日はいらなくなったものを、リサイクルショップへ売りにいってきましたが、垂水のアウトレットが大人気なのか近所の国道が大渋滞。帰りは高速使ってよけて帰りました。
デパートはもうからないのに、アウトレットが大人気。不景気の中、ユニクロやニトリや、ホンダのインサイトは絶好調。なんだか飛びぬけて高付加価値かつ低価格のものだけは、当然ながら元気がよく。消費者にとっては、ありがたいことですが、消費全体としては、もりあがっていないのでしょう。これらのお手本を各企業はまねして、これから、また大価格競争の体力消耗戦に突入するのだろう。失われた10年?を彷彿させます。リーマンショック前のように、安直に円安と輸出に助けてもらえるシナリオは描けないでしょうから。政府の経済対策も消費を刺激するだろうけど、輸出を含む世界的に大きく落ち込んだ消費減に対して国内企業は、あまった生産設備、人件費等の固定費をやりくり回収するので精一杯で、放り出した労派の人を呼び戻せるような段階まで、国内企業に新たな雇用を生みだすところまでは、いかないようにも感じます。一過性の内需創出に終わるのかなあと心配です。呼び水ならぬ焼け石に水にならないことをお祈りします。
あと特に気になるのは、直近の超円高においてシャープをはじめ国内企業が、更に海外生産にシフトしていき、産業空洞化がますます加速するのは避けられず、製造業における国内の雇用確保は、ますます厳しくなり、少子高齢化以前に、内需は更に冷え込んでいくのでしょうか。
介護等のサービス業に製造業からシフトすればよいとも言えるかもしれないけど、介護は、上の世代が溜め込んだお金を使いきるだけで、循環していくお金の流れではなさそう。(海外展開できる商品やサービスのビジネスモデルが確立できれば別ですが・・)
日本の繁栄の礎であった、こつこつまじめに付加価値の高い製品を作って輸出して、お金を溜め込む日本モデルは、このままほっといては確実に衰退するしかないのだろう。
アメリカの中産階級一部がアウトソーシングされてインド人に仕事とられた?ように、日本の製造業及び労働者に求められるのは、国内においては、より高い技術や、より新しいビジネスモデルを創出することに特化・深化(進化)することが、(消費者であるところの)全労働者にも求められている。
政府は、もっと国が生き残るように、人的資源に対する投資(教育・研究開発)を強化し、効率的に税金を投入すべきではないかと思ったりもする。(少子化で頭数すくないなら、いっそのこと子供の高等教育すべてを国が負担したっていいのではないか。)
最近の消費刺激策?ばら撒き策?一辺倒の近視眼的な財政政策については、”世界を見習ってあらゆる手段を講じる”のは結構だが、日本という立ち位置を踏まえた長期ビジョンが欠落しているように感じる。
日本の状況をもう少ししっかり考察し、長期的な展望も含む財政政策、制度改革を謳って欲しい。
だいたい、失われた十年で不良債権処理方法はわかったかもしれないけど、日本の景気回復は、円安と世界バブル(資産効果)に支えらた大量過剰消費に依存していたのは、今回のリーマンショック後の日本のGDPの落ち込み具合からしても明白だし、だれかは”日本はサブプライム問題の影響は軽微だから、日本経済はたいした影響ない。”なんて当初言っていた状況把握のレベルの低さは、問題視すべきだと思う。