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２００７年 全１７話 エリック チョン・ユミ イ・ギュハン ユン・ジヘ
ストーリー 金持ちの女性ばかりと気楽な恋を楽しむプレイボーイの主人公テジュ(エリック)が、ピュアな女性と出会い、
真実の愛を知っていく。オーソドックスな設定ながらも、イマドキの若者の恋愛模様をドキッとするほどリアルに描いた作品。
ストーリー ８点 役者 ７点 音楽 ７点 涙度 ０点 総合 ８点
寝る間を惜しんでみた久しぶりの作品でした。面白かったです！本当に久しぶりの総合ランキング入りの作品となりました。似たような作品が多くて時間がたつとなかなかベストテンに入れる作品も少ないのですがコレはも～～、忙しい毎日の中久しぶりに夜３時まで見続けたので間違いなく、ランクインでございます。
何がいいって。話の流れに無理がないんです。バリでの出来事の感じと同じような印象があったんですけど、違いは主人公はお金持ではないってこと。テジュの気持ちの変化には納得できる要素が多く共感できるのです。
ウンスの流産はちょっと無理やり感があったけど、ウンスの妊娠をジュニョクがテジュたちに伝えたときのテジュの狼狽ブリは明らかで笑えた、、。あれじゃ、ヘリンが怒るのも無理はないわ。ジュニョクにしてみればずっとテジュとウンスが同じ職場で二人が関係を絶たずにいるのではないかっていう脅迫観念みたいなものがあったわけで、それがウンスの妊娠によって一旦は払拭されたものの、あの4人がずっと同じ職場で顔を合わせる以上この関係を続けるのには無理があったわけよ。ジュニョクが子供は誰の子供なんだ？っていうのもわかるのよ～～。テジュとジュニョクの時期がどれくらいあいてるのか？だったから言われても仕方ないじゃん。それでショックをうけたウンスが距離をおきましょうってなったのもわかるんだけど、ここは、ジュニョクに同情しちゃったわ。やっと家族が出来たと思ったのにね。ジュニョク父はヘリン父に殺されたってことでしょ。ええええええ、そんなことだろうとは思ったけど。育ててくれたけど自分をずっと信じてくれていなかったってことがつらかったのね。ヘリンとの結婚を許さなかったのもそれが原因とか。自分としては整理が付いたのでウンスをつれて海外へ行こうとウンスへ提案。ウンスはそれを受け入れ、自分の家族とも別れる決断をしてジュニョクと空港へ。でも、ここでジュニョクがいい人に変わってさ～～～、びっくり。家族を置いて付いてきてくれる決心をしてくれて空港まで来てくれただけで十分だだって～～～。
いい人じゃん。びっくりじゃん。ウンスってさ、ジュニョクと一緒に暮らしながらも全然楽しそうじゃなかったでしょ。一時、テジュと過ごしてあの幸せそうだったウンスとは全然違ったわ。コレも演技だとすれば地味にウンスも上手なんだよね。きっと。涙ながらに感謝するウンス。あの、、、コレでこの二人離婚したわけ？？？とびっくりなまま、、、、、あっというまに2年後、、、。
それで、、、あのラストか。
若干、物足りなさはありますが、あれでもヨシとします。最初に戻ったって事で、、。テジュが一瞬、幻かと思ったら本物のウンスだったっていう表情がまたよかったな～～～～～。いや～～、最後までエリックの演技に感心しっぱなしでした～～。すばらしい！！！！見直したわ～～～。ッツ～～かカッコいい！！！！！かも？って思わせてくれて本当にビックリ！！！！一見モンチッチ風で絶対にない！って思ってたのに～～～～ぃ。（ファンの方すみません）エリック氏は間違いなく一番カッコよく見えました。本当に。歌手なのに、歌うシーンもダンスシーンもナシでした。ユン・サンヒョン氏はふんだんに特技を発揮って感じでしたが、そんなシーンがなくても十分魅力的でした。返ってこのエリックが踊って歌うのよね？って思ってしまって思わず神話のMVを探しまくり、、なんて事になってしまって自分でもびっくりです。（笑）
あの状況でウンスが結婚してそれでも同じ職場であんな風に会い続けてうまくいくはずがありません。一番先にこの状況に耐えられなくなってのはテジュでした。最初は、財閥を体験するのではなくて、あなたが財閥になるのよ、、。の一言でヘリンとの付き合いを受け入れる本来のテジュのスタンスを取ったわけですが、気持ちはついていけず、ヘリンが会議室で待っているのを知っていながら途中のゴミ箱に社員証？を捨てて出て行ったエリックもかっちょいい！って思わず思ってしまって、、。どんなに否定しても結局はウンスへの気持ちを断ち切れず、それでも目の前のウンスは結婚し、ジュニョクと一緒に住んで妊娠してしまう、その事実にはいくらなんでも、耐えられなかったテジュ。ヘリンとの付き合いを断るときも、ヘリンの本気には応えられないと素直に謝るテジュ。いや～～、人間らしいじゃないの。利用してなりあがることもできただろうに、それではヘリンのためにはならないと自分の身を引くテジュ。こういう成長がドラマには不可欠だと思うんですよ。人の性格なんてそう簡単に変わるものではないけれど、どうしてそういう気持ちに変わっていったかっていうプロセスに納得できる形で見せられると何だか自分の気持ちの変化と合わさるようで受け入れらるというか。ほっとするっていうかね。どんなに嫌な奴でもたった一人の女性を思う気持ちによって変わっていける、そのたった一人に自分を合わせることができればまさにハマリドラマなんです。ヘリンのファッションて最後まで何だか変だったわ。いつもボディーラインを強調する感じであまりお嬢様風には見えなかったしね。エリックの影に隠れて忘れがちだけど、実は一番変化したのはヘリンかもしれない。この人も最初は権力と傲慢さでほんとにいや～～な子だったけど、テジュがズバズバ悪いところを指摘してテジュに気に入られたいためにこの子も変わっていくのよ。言い方はきつかったかもしれないけど、自分を選んでくれたテジュがいつまでもウンスを気にする様子を毎回見せられたらヒステリックにもなるよね。彼女の気持ちもストレートで何とかテジュに振り向いて欲しいって感じが良く出ていたと思っております。とにかく、エリック氏を見なおした～～。口ではおまえなんか！ってウンスの事を言いながら全く伴わない行動。お願いだからウンスや～に変わっていったからさ。しかも、ウンス逃げようって言った時もウンスに断られて、あのエレベーターで叫ぶほどの号泣してたし、全てが素敵にみえてました～。手足が長くていいわぁ～って見えてたしね。注目度が低い作品かもしれませんが私は良作だと思います。本当に久しぶりに寝不足になったドラマで、韓ドラを最初に見てた頃のようなハマリを思い出しました。終わってしまうのがとっても残念だった。超オススメです。