見てまいりました。全く興味がなかったので前作は未見でした。が、前作を見ていたほうがいいと思います。そう思って、レンタルへ行ったんですけど人気がでているようで貸し出し中なのであきらめました。感想は、、、
良かったです!この作品は評判通りとってもいい作品です。アニメーションの芸術性も素晴らしいし、何よりストーリーが心にじいんときます。大人のほうが特に泣けると思います。だれでも思い出す子供の頃よく遊んだオモチャ達。そういえばどうしちゃったんだろうとずっと見終わった後も考えておりました。人間が見ていないところでオモチャ達の世界がちゃんとあって、そこには怒りも悲しみも喜びあります。目の前で生きている犬や猫には優しくするのに、動かないオモチャの気持ちなんて考えないですよね。でも、ちゃんと心があるんです。汚れたり壊れたり、投げつけられたりはやはり嫌なんです。一番近くにいた友達なんです。この子たちを大事にする人は大きくなってもきっと人の気持ちもものの気持ちも考えて大切にする大人へと成長し、ゆくゆくは自分も周りから大切にされ、愛される人生が送れるはずです。どんなに楽しく遊んだ子供たちも必ず成長し、別れはやってきます。オモチャ達もいつまでも同じアンディではなく、オモチャ達の使命を十分に発揮できるようなボニーのような子供にまためぐり合いたいはずです。ニモの時も思いましたが、たくさんのメッセージがこの映画の中にはあります。そのメッセージはずっと前からわかっていたはずの事ですが、やはり普段はあまり考えなくなってしまう。豊かな毎日の中で忘れがちなことですし、大人になって毎日を忙しく終えていると何でも捨てることに慣れてしまう現実があります。あの頃に遊んだオモチャたちに会いたいって本気で思いました。ハラハラドキドキもありますし、泣ける要素もたくさんあります。見てよかった!と必ず思うと思います。ただ、個人的にはやはりジブリ映画のような柔らかさというか、あの画風のほうがもっと癒される部分はあるんですけどね。ぜひ、家族で行ってせめてその日はオモチャ達の気持ちを考えてあげてほしいです。トトロが出てきたり、映画の中の看板?かなそれも日本語にチャンとなっていたのでちょっと驚きました。あとこの映画は私は3Dでみましたが2Dで十分です。あまり3Dの良さは感じませんでしたので、割高感を考えると眼鏡も重いし、2Dでの視聴をお勧めです。