Sea,Wind & Trip

WIND,旅行,音楽等の話題を思いつくままに書いてます。

Sly & the Family Stone

2009-07-21 21:32:53 | Weblog
 
    "Stand"1969                   "There's Riot Goin'On"1971

    "Fresh"1973

Sly & the Family Stoneが発表したアルバムのうち,1969年に発表した"Stand",1971年の"There's Riot Goin'On",1973年の"Fresh"は別格です。「別格」という理由は他のアルバムと比べて明らかに出来が良く,また,この3作品で新しいブラック・ミュージックシーンを作り上げてしまったからです。

"Stand"
ブラックミュージックの歴史に残る傑作。コマーシャル性に富んだ曲に加え,彼らの思想を上手く表現したメッセージ性のある歌詞,そしてロック・ミュージックにファンクのノリを加えたサウンド。

"There's Riot Goin'On"
Standから2年のブランクをおいて発表。このアルバムは,いわゆる黒人音楽でも白人音楽でもなく,リズムボックス,シンセサイザーなどの電気楽器を使い,Sly独特の音世界が提示される。前作に比べては対象的な「静」のイメージ。

"Fresh"
前2つの傑作に比べ音楽業界における革新性はないが,ファンには人気の高いアルバム。あまりにも両極端すぎる"Stand"と"There's Riot Goin'On"に比べ,比較的聴きやすいポップさが人気の理由。

・・・というのが一般的な評価になるのでしょうが,とにかくこの3作品は,ブラックミュージックが,JAZZ,BLUESからFUNKへの移行する様子がわかるという意味で聞く価値アリでしょう。Miles Davis,Muddy Waters,James Brown,Stevie Wonderも真っ青,後にPrince,Michael Jackson等がPOPな世界を築くまでの第1STEPとなった音楽であることには間違いありません。

特に・・・"Fresh"が最高なのです。前作"There's Riot Goin'On"の制作途中でベースのLarry Graham,ドラムスのGregg Erricoが脱退し,本アルバムはAndy NewmarkとRusty Allenの2人を加え制作が行われました。シングルカットされた"If You Want Me To Stay",クールなフャンクナンバー"Babies Makin'Babies",オープニングの"In Time"等・・・ギター,オルガン,ベース,ホーン,ドラムス,ホーンセクションがスローな中に抜群にタイトでファンキーな雰囲気を出しています。特にリズムセクション(ベース+ドラムス)は,今までで最高と思っています。

この後Slyは麻薬への依存が強まり死の一歩手前までになってしまいます。この時代,Jimi Hendrix,Janis Joplinと同様,命を削って音楽に打ち込んでいたのでしょう。Slyは時代を変えましたが,ブラック・ミュージックの発展は後輩に譲ったのでしょうね~
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WIND報告(梅雨明け前の由良川河口)

2009-07-21 21:00:16 | Weblog
梅雨明け前の日本海の天気はイマイチ・・・。でも7/18(土)は,日本海に低気圧が入り由良川河口は一日中南風が吹く!!・・・と勝手に決め,チョット遅めの朝7:00に家を出て11:00前に由良川に到着。予想どうり?の微風。急いで最大セイルの9.2m2をセッティングして出艇,ブローを拾って走る。30分もするとコンスタントに6m/sec程度の風速で調子よく走り出す。mahimahiは?・・・遅い・・・セイルもセッティングし終わりボードのセットだけのはずなのに??1時間後,風も落ちてきた頃にmahimahi出艇,2往復で終了でした。聞けばセイルとボードを繋ぐジョイントのビスがなくて探していたとのこと。(アホです)でも,タッキング(風上回りの方向転換)が全て成功したと喜んでました

来週こそは梅雨明けか・・・。

梅雨明け前の由良川河口                     今回は1台だけ
 

コメント (2)
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