アマゾンプライムで、デヴィッド・リンチの「ブルーベルベット」が追加されていたので久しぶりに観ました。
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30年ぶりに観たと思うのですが、思ったよりかちっとしているというか格調さえ感じられました。
何気に観ていると、ローラ・ダーンの登場するシーンは「めまい」そっくりです。
ブロンド女性への執着、象徴的なモチーフ(ヒッチコックだと渦巻きの髪、今作だとブルーベルベット)の使い方など視覚的な演出にも共通点が見られます。
小さい町の事件、サスペンスと暴力などにもヒッチコックとの類似性を感じました。
リンチ監督独自のスタイルで表現された作品ではありますが、ヒッチコック作品を鑑賞したことがある人は、より深く「ブルーベルベット」を楽しむことができるでしょう。
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