Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

Taeko Ramen Bar@ウィーン こちらも中国人店主さんの新店です!

今回の旅でのラーメンレポ、最終回です!

最後のご紹介は、、、、

ウィーンのプラ―ター公園近くにできた新店、

Taeko Ramen Bar

です!

遂に、あのプラ―ター公園の近くにもラーメン店ができたか…。

本当に、ウィーンは今、ラーメン店ラッシュになっているっぽいですね。

もう、一人では回り切れないほど、、、(;;)

Soft openingと書いてあります。

Soft openingって何だ??(;´・ω・)

Grand openなら分かるけど…

調べると、「部分開業」とか「一部開業」という意味っぽいですが、

ネイティブの人の説明だと、「静かにオープン」という意味もあるんだとか。

いずれにしても、開業したばかりのできたてホヤホヤの新店みたいです。

ちょうど一か月くらいって言ってました。

うん、間違いなく、ラーメンの専門店だ、、、

カレーライスの絵もありますけれど、、、

また、Barとあって、おちょこの絵も描かれています。

いや~、こりゃ、期待できそうだ\(^o^)/

店内は、とってもすっきりとしていて、広々としています。

「ラーメン店」というより「レストラン」みたいな感じ。

早速メニューを見ていきましょう!

まずは、ラーメンから!!

Sapporo miso ramen=札幌味噌ラーメン

Tokyo shoyu ramen=東京醤油ラーメン、

Tonkotsu ramen=豚骨ラーメンがありまして、、、

さらに、

Spicy checken shio ramen=スパイシーチキン塩ラーメン、

Tantanmen=担々麺、

Yasai miso / shoyu ramen=野菜味噌/醤油ラーメン(ベジタリアン向け)

があります。

お店のおススメは「豚骨ラーメン」ということでした。

僕的には、「Spicy checken shio ramen」が気になりました。

併せて、「Tokyo shoyu ramen」も気になるし、Yasai系も気になります。

この他…

サラダ&おつまみがいろいろ、、、

やきとりも各種色々、、、

一本だいたい1,60€~2,10€くらい??!!

208のGyunikuがちょっと気になる!?

Mochibekonって何だ!?…

ライスワッフルのベーコン巻き!?!?

これは、食べるべきだったか、、、(;^ω^)

…というわけで、、、

まずは、当店おススメの…

Tonkotsu ramen

です!!

パッと見て、おおお!!ってなりました。

なんと、スープの表面に「鰹節」が乗っているではありませんか!!!

ってことは、「魚介豚骨」ってことか!?!?って。。。

ちょっとごちゃっとしたヴィジュアルですが、ワクワクもします。

zoom up!!

スープは、王道の「とんこつスープ」です!!

う~ん、こういう本格的な豚骨スープをウィーンで味わえる日が来るとは…(;;)

でも、そもそも、いったいどうやってこんな本格的な豚骨スープを!?

…と思って聞きましたところ、、、

こちらの店主さんは、中国出身の方で、7歳の時にウィーンに来たそうで、

今回、わざわざ東京に行って、ラーメンのセミナーを受けたんだとか。

セミナーというか、講習会ですかね、、、。

そこで、基本的なラーメンの作り方を学んで、ウィーンに戻って来たんだそうです。

なるほど、、、だから、こんな本格的な豚骨スープを出せるんですね。

前の「SHOUKO Ramen Bar」も、中国人店主さんのお店でした。

こういう風に、日本のラーメンをしっかり学んだ中国人のお店が増えつつあるんです。

これは、新しいムーブメントと捉えていいかもしれませんね。

こちらの豚骨も、SHOUKO同様、ライトな博多風の豚骨スープでした。

そこに、こんがり焼いたチャーシューが二枚どーんと入っています。

メンマ代わりの竹の子も、これはこれで面白いなぁって思います。

麺も、豚骨には王道の細いストレート麺でした。

ボソボソっとした食感の麺で、僕好みでした。

Shoukoの麺よりも細くて、より博多豚骨っぽい麺になっていました。

量もわりとしっかりあって、お腹いっぱいになります。

半熟の味玉も、この通り、お見事でした。

それこそ、10年前くらいは、こっちには半熟玉子なんて皆無でしたからね。

遂に、ここまできたかーって。。。

チャーシューも文句なしのレベルでした。

なんとなく、地雷源系列の「さいころ」のチャーシューを思い出しました。

しっかり、日本で学んだことを忠実に再現している感じでした。

うん、ホント、いいラーメンです。

で、続けて、、、

Tokyo shoyu ramen

です!

この醤油ラーメンも、とってもよかったです。

比喩的に言えば、「美味しいチキンラーメンの味」ですかね。

スープのダシというより、カエシと香味油の良さがどーんと出ている感じでした。

個人的には、日本の淡麗醤油よりもこっちの方がジャンクで好きです。

そう、結構、この醤油ラーメンがジャンクな感じで、ぐいっと食べられます。

昔ながら系と淡麗醤油系のちょうど間くらいの味わいでした。

麺は、、、

豚骨ラーメンの麺とは違う麺を使っているっぽいです。

中細の麺で、東京寄りの食感の麺でした。

こういう麺の使い分けも、このお店のポイントですね。

まだまだ、スープに応じて麺を使い分けるというのは、珍しいですから。

個人的には、細い縮れ麺がいいかなぁと思いました。

そして、、、

こちらが「問題作」となります…

Spycy Chicken Shio Ramen

です!!

店主さんは、このラーメンを強く薦めてくれました。

スパイシーチキン塩ラーメン、なんですけど、、、

これ、、、どう考えても、担々麺でしょ、、、(;´・ω・)

店主さんに、「これ、Tantanmenじゃないですか?」と尋ねると、

「違います。これは、Tantanmenではありません」と、返答。

でも、どう味わっても、いわゆる「担々麺」の味わいそのもの。

メニューにあるTantanmenと何が違うのか?と聞くと、

「Tantanmenには豚チャーシューが入り、こちらには鶏ひき肉が入る」、と。

「えー、、、、…(;´・ω・)」…と。

まぁ、強いて言えば、「担々麺風の辛い塩ラーメン」って感じなのかな??

スパイシー(辛い)チキン(鶏ひき肉)の塩(坦々)ラーメン。

辛さはそれほどではなく、またとろみもほぼありませんでした。

チンゲン菜が入っていて、また半熟の味玉も入っていました。

麺は、上の醤油ラーメンと同じですかね。

日本でも、担々麺でよく食べるタイプの麺になっていたかな?、と。

ウィーン在住の日本人で担々麺が好きな人には感動モノだと思われます。

こっちの人には、これ、受け入れられるのかなぁ~。。。

…っていうか、これ、スパイシーチキン塩ラーメンだった、、、

名前的には、ちょっと実物と名前の間にズレがあるかなぁ~、、、

最後に、野菜醤油ラーメンを。

これは、動物系素材を使わないベジタリアン向けラーメン。

醤油ラーメンとは異なる味わいのスープにビックリ。

野菜もいっぱい。キャベツ、ニンジン、スプラウト、しいたけ、わかめ、

コーン、竹の子、チンゲン菜、オクラ、もやし…。

具だけを考えると、かなり充実した一杯になっているかな、と。

ベジラーメンが独自に進化を遂げている海外のラーメン。

日本は、今後、こういうベジラーメンが普及するのかどうか…。

というわけで、、、

創業1か月のウィーンの新店「Taeko Ramen bar」のレポでした。

うん、ここもとってもよかったです。

ウィーンのラーメン界が今、とっても熱い!!!

そのことが伝われば、幸いです。

***

というわけで、、、、

2020年2月~3月の欧州ラーメンレポ、これにて終了です。

次はいつ行けるのかなぁ、、、、。。。

おしまい。

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