最近、超多忙でblogの更新もできない。
(blogの更新ができるということが、QOLの一つの指標かも…(汗))
土曜日の夜、千葉ラーメン界の先輩のふゆつきさんと共に、
梨の花へと向かった。というか、連れていって頂いた。
ふゆつきさん、ありがとうございます☆
目的は、裏で限定の煮干しラーメン(+鴨と豚足のラーメン)だ。
梨の花で「煮干しラーメン」となると、気にならないわけがない。
久々の梨の花ということもあって、欲張ってたくさん食べてしまった。
まずは煮干しラーメン。
梨の花だけに超ドロドロな強烈煮干しスープかと思いきや、
超サラサラなあっさり和風煮干しラーメンになっていた。
その意外性に驚いた。海空土に影響を受けたんだとか・・・
煮干し油を使っているので、粉っぽさはない。
誰でも食べられるやさしいラーメンになっていた。
あと、「たまり醤油のあっさり冷麺」も頂いた。
こちらのつけ麺にはたまげた、たまげた。
あっさり和風スープになっていて、食べやすくて、旨味が口中に広がる。
冷たい和風スープが食欲を最大限に引き起こす。
辛味ネギを入れると旨味と辛味の相乗効果で、元気一杯になる。
大ヒットだった。「たまり醤油と背油の濃口ラーメン」も大人気だとか。
さらに、試作?の「鴨と豚足のどろどろ塩ラーメン」も少し頂いた。
これは、梨の花らしい重厚感たっぷりのヘビーなスープだった。
鴨の濃厚ラーメンって、すごい味になるのね(汗)
野獣系スープというか…
ワイルドで激しいラーメンだった。
なんともいえない野性的な味だったなあ。
(「豚の骨」、「鶏の骨」に続いて、「鴨の骨」登場か?!)
***
「梨の花」は、石神本にも掲載されていて、
全国のラーメンフリークに知られた超有名店でありつつ、
地域・地元に根差した近所のアットホームなラーメン屋でもある。
バイトの子も近所の子ばかり。いい子ばかり☆
お客さんも、地元の高校生や若者でいっぱい。
もちろんみんな顔馴染み。
週末は全国からお客さんが集まり、夜や平日は地元の人が集まる。
ここはグローバル性とローカル性が共存する不思議なお店である。
近所の高校球児がラーメンを美味しそうにほおばっていて、
それを温かい目で見つめる店主さん。
残念ながら県大会の途中で敗退したとのことで、
彼らに激励を送っている姿に心打たれた。
「平成のニューホープ」である梨の花だが、
お店の中は、ノスタルジックな「昭和の匂い」が漂っている。
人と人とのつながりが薄くなる一方で、
こういう人と人とのつながりを感じるお店が生まれることに感動を覚える。
梨の花は、本当に不思議で、魅惑的なお店だ。
千葉のラーメン界でも本当に異彩を放っている。