たまたま、偶然のことでした。
小見川駅周辺をうろうろとしていると、偶然、「かれー麺」なる言葉を掲げたお店を見つけました。
え??
小見川に新たなカレーラーメンのお店が登場したのか?!?!
一気にテンションがあがります。
しかもよく見ると、、、
実之和?!
え??
実之和食堂?!?!
http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/8df7ec85f4ff62e7c7ebe10c70b3f35f
千葉のラーメン界で知らない人はいないあの「実之和食堂」!?!?
いったい何がどうなっているのか、分かりません。
とにかくお店に入り、その真相を問いました。
すると、なんと、半世紀にわたって営業してきたあの「実之和食堂」が移転、リニューアルしたんだそうです。
しかも、9月22日に。
一週間前ですよ、、、汗
もう、驚きでした。あの実之和食堂が生まれ変わったのです。
しかも、カレーラーメンに特化した、カレー麺専門店に!!!
メニューを見て、ぴーんときました。
これは、あの青山の「実之和」とかなり酷似している!
そうなんです。このお店は、「実之和食堂」から飛び出た「実之和」(青山他)の凱旋帰国というか、凱旋帰郷店なのです。
実之和@青山
http://tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13020297/
僕の過去ログ
http://sehensucht.269g.net/article/2801972.html
聞けば、実之和食堂を支えてきたおばあちゃんが引退し、そのご家族にバトンが渡されたそうです。
今回のリニューアルは、「世代交代」のリニューアルでもあるんです。
駅からますます近くなりましたし、小見川の新たな「顔」になることでしょう。
さて。
こちらが、リニューアルされた実之和食堂のかれー麺です。
かなりガラリと変えてきました!
というか、青山の実之和とほぼ同じヴィジュアルに変わりました。
老舗店のカレーラーメンが都心の青山でブラッシュアップされ、それが生まれ故郷に戻ってきた、という。。。
世代交代が難しいラーメン界において、かなり大胆な「変更」がなされたと思います。
これは「良くも悪くも」、という感じがします。
老舗感がなくなった。かつてのようなローカルさもなくなった。
でも、洗練され、ブラッシュアップされ、スタイリッシュ化された。
かつてのままでなく、進化とも平凡化とも言えそうな「変化」。
こちらのお客さんの反応も五分五分らしく、「よくなった」と「う~ん」というのが二分されているんだとか。
いや、僕もそういう葛藤を感じました。
なんていうか、率直にかけば、前よりも美味しくなった気がする。でも、あの実之和食堂のオーラがなくなった。
僕が青山店を知っているからかもしれないけれど、どこか「チェーン店っぽさ」を感じてしまうというか。
(お店自体は居抜きっぽく、ローカル色たっぷりなんですけど、、、)
ただ、味の本質自体はそれほど変わっていないようにも思いました。
どうなんだろうなー、、、汗
麺はかなり変わりました。
青山店や他の店舗と同じ麺なんだそうです。
かつての実之和食堂の麺とは明らかに違いました。
これもまた、いいのか、悪いのか。
もう、分からない、、、汗
ただ、確実に、「都会化」され、「現代化」されたとは言えると思います。
美味しいんです。ただ、そこに「故郷」や「ノスタルジー」がないんです。
そこを、どう考えたらいいのか。
***
さて。
かれーつけ麺です。
かつての実之和食堂にはなかったと思うんだけど、、、
しかも、これがどえらい尖鋭的というか、モダンなつけ麺なんですけど、、、汗
このスープ、むっちゃ旨いんです、、、汗
なんですか、、、これは。。。
かれー麺よりも、辛さを感じず、旨みというか、ダシの旨みを強く感じます。
挽き肉、というか、肉のミンチがいっぱい入っていて、それが旨みとなっているようです。
かれー麺にはいろいろとトッピングがありますが、こちらはネギと肉のミンチのみ。
別料金のトッピングをつけたほうがいいかなと思われます。
ただ、いずれにしても、このつけ麺、旨いです。。。
ヤミツキになりそう。
いやー、このレベルのつけ麺がこちらでも食べられるようになるとは、、、
ただ、このつけ麺が、「小見川」というエリアでどこまで認知され、承認されるのか。
未知数だと思われます。
僕的には、さらに発展してもらいたいですが、これはホント、どうなるか未知数です。
都内の実之和を知っている人は、「あー、実之和のかれー麺だ~」ってなると思います。
わざわざ小見川まで来て食べる味じゃない、と思うかもしれません。
ただ、こちらの人にとってみれば、都内で大成功している故郷の味を楽しめる、という意味で価値が高い。
小見川発の味で、都内に何店舗も拡大しているわけですからね。
カレーラーメンの専門店で成功している唯一のお店と言ってもいいかも。
その味を地元で食べられる、というのはとても意義深いわけです。
さて、この移転・リニューアル、みなさんはどう判断されるのでしょうか?!
気になるところです。
実之和食堂が移転・リニューアルして、
かれー麺実之和へ!