人間の一生って、ホント、あっという間なのかもしれません。
気持ち的にはまだまだ若いつもりでも、とうとう50代が近づいてきています。
40代に入った時は、かなりショックでした(苦笑)。
でも、40代半ばに、ホント予期せぬ色んなことがあって、、、。特に2019年~2021年くらいにかけて、本当に苦しくて辛くて絶望的になる数年を過ごしましたね。で、「自分はもう若者ではなく、紛れもない中年なんだ」と自覚しました。
なので、40代に入る時よりも、今の方がずっとはるかに穏やかでいられますね(苦笑)
人生よ、いつでも来てね、50代
って感じです。
「おっさん化」や「高齢化」や「老い」を受容する40代だったのかな、とも。
47年間、これまでよく生きてこられたなぁって思いますね。そして、48歳をなんとか迎えることができて…。49歳を迎えられるかだって、分からないですからね…。
いよいよ今日をもって、47歳とお別れです。
1975年、三重県の四日市で12時15分に生まれました。
そして、それから47年が過ぎ去りました!
>昨年の「サヨナラ、46歳の僕」の日記はこちら!
>一昨年の「サヨナラ、45歳の僕」の日記はこちら!
>三年前の「サヨナラ、44歳の僕」の日記はこちら!
ブログを書いているおかげで、毎年の誕生日の時の僕の「思考」が言葉にできています。
昨年の日記を読みながら、「そうか、1年前はそんなことを考えていたのか」…、と。
今年のこの日記もまた、来年になれば、「1年前の僕はこんなことを考えていたのか」って、きっと思うのでしょう。文字にして残しておく、というのは、自分自身のため、なんですよね。本質的には。
…
さて、
47歳だったこの1年もまた、「コロナ」「コロナ」でしたね…。
あと、やっぱり「ウクライナ戦争」がずっと暗い影を落としていました。まだ続いています。
ただ、コロナはようやく、徐々に「過去のもの」になりつつあります。まだ、完全に終息はしていませんが、コロナが「風邪」である以上、これを完全に消すことは不可能でしょう。共に生きていくしかありません。
それより、この3年間で失ったものを取り戻し、そして、新たな日常を生きていくことが大事だよなって思います。だから、僕は、この4月以降、ほぼほぼマスクをしない生活をしています。マスクをしなくとも、体調を崩すことなく、普通に生きています。…っていうか、この3年、どうしてもマスクをつけないといけないとき以外は着用せず、でも、1度も体調を崩すことなく、生活できたことを誇りに思います。
マスクよりも、手洗いとうがいと身体接触の回避(特に多数の人間が集まる場の回避)。
それが、僕の3年間の「結論」でした。間違っているとは思っていません。
45歳も46歳も47歳も、ホント、コロナコロナで、色んな活動が制限され制約された年でした。(だからこそ、48歳の1年は、もっともっと色んな世界に飛び出たいなぁって思います!)
ただ、そんな中でも、昨年は、念願の「小笠原諸島」に行くことができたし、冬も「スキー」をしに行き、47歳にして人生で初めて「スキー」を心の底から楽しむこともできたし、三冊目の「単著」も出すことができたし、色々やれたなっていう気持ちもあります。
では、いつも通り、各テーマに沿って、この47歳の1年間を振り返りたいと思います。
一年に一度の、大反省会です!✨
ACTIVITY
この1年間を振り返ると、一番大きかったのは、映画『BABY BROKER(ベイビーブローカー)』のパンフレットに僕の文章が掲載されたことかな?! 念願だった映画のパンフレットへの執筆、さらっと実現できてしまいました。小さいけど大きな夢が叶って嬉しかったです。また、45歳の時に引き続き、安田奈津紀さんのラジオ番組(こちらを✅)に出させてもらったのも、いい経験になりました。国内外の学会には参加しませんでしたが、この1年かけて、なんとか三冊目の単著『「遊んでないで」と言わないで』を出せたこともまた自分の人生にとって大きな意味のあることでした。
また、ドイツ語クラブ以外では初となる「修学旅行」を実施できたこともよかったです。姫路~岡山~小豆島をめぐる3泊4日の旅を学生たちと共にできたことは大きな宝となりました。海外はダメでも、国内ならもう行ける。海外はウクライナ戦争の影響もあり、なかなか敷居が高いけど、国内は今が「行き時」です。
プライベートでは、やはりなんといってもおがさわら丸で「小笠原諸島」に行ったことが最大のアクティビティになりましたね。おがさわら丸に乗って24時間。まる一日かけて、到着した父島、そして、更に南にある母島に行けたことは、一生の財産になりました。そこで、たくさんの素敵な人たちと出会えたのもいい経験になりました。また、冬には、宮城と新潟のスキー場に行き、スキーを存分に楽しみました。これからは新たに「スキー」という楽しみと共に生きていけそうです。
BODY
この一年、無事に健康に過ごすことができた…かな。大きな病気もなく、大きなケガもなく、事故もなく、無難に過ごすことができました。持病(?)の「尿管結石」も出てくることなく、その痛みもなく、平穏無事でした。風邪という風邪もひくことなく、身体的にはホントに穏やかでし・・・
いや、違う! 昨年の夏、「腰の痛み」に超苦しんだんだった!(忘れてた!!)。あの腰の痛みはなんだったんだろう。ぎっくり腰だったのかな? おがさわら丸(帰り)で腰痛が激化して、大変だったんだ…😿 人生で初めての本格的な「腰痛」を経験した、というのもこの1年のことでした。でも、その後は1度も痛みは再発していません。
それと、強いていえば、この5月に「おもらしの悪夢」を再びしてしまったことを思い出します(詳しくはこちら)。あれはもうホントに身体的に辛かった…。ま、でも、致命的でもなんでもないので、気にしなくていいですね。ただ、今回で、「FiNAL SHiT」であってほしいと願います…。
痩せる努力はずっとしてますが、「ラーメンブロガー」を終わらせない限り、痩せるのは難しいっすね。もうすぐ健康診断ですが、なんとか体重も前年度並みであってほしいと願っています。あと、髪の毛は薄くはなってきているけど、まだなんとかあるっぽいです(苦笑)。でも、もう色々と覚悟はできました。来るなら来い!、と。
SOUL
47歳のこの1年間は、魂的には、精神的には、とてもよかったなって思います。穏やかというか、平穏というか、平安というか、そういう気持ちで1年間過ごすことができました。これからは、ずっとこういう穏やかな気持ちで生きていきたいものです。この数年、ホント、魂を強く消耗させてきたので、この1年間は癒しの1年になりました。
欲しいものもホントなくなり、求めるものや求めることもなくなり、少しずつ「煩悩」や「欲望」から解放されていくのを感じます。地位も名誉も、ホント、求めなくなりましたね(諦めた、とも…苦笑)。ブログのアクセス数も、総閲覧数が5000万を超えて、もう数字的な関心は失せました(詳しくはこちら)。数字を意識するのも「おしまい!」。(誕生日の前日に、YouTubeのチャンネル登録者数も1000人突破!しましたが、まぁ、それも「嬉しいな🎵」ってことで、終わらせます。
身体的な苦しみはもういつでも覚悟しておかなきゃいけないけれど、精神的な苦しみは、もう要らないです。若い頃は、「精神的な苦しみ」がいっぱいあって、それが糧となって、成長できたけれど、もうそんな年でもない。いつでも、平穏に、平安にいられることに努めたいですね。もちろん、また波乱が起こるかもしれませんが、それをできるだけ大事(おおごと)にしない、という知恵も持ち合わせたいところです。
STUDY
研究と言っていいか分からないけど、47歳のこの1年は、『「遊んでないで」と言わないで』の執筆に全てを注ぎましたね。ホント、頑張ったなって思います。
「赤ちゃんポスト」や「MANABI(無と無我の教育学)」や「反権威主義的教育学」や「アウシュヴィッツ以後の教育」や「平和への教育」などの研究がメインですが、「遊び」と「おもちゃ」の研究を単著というかたちで発表できたことは、とてもよかったなって思っています。それに、日本で初めて「18歳総進学主義」という言葉も世に出すことができて、よかったなって。
遊び論については、それこそ20年くらい前から、ホイジンガとかガダマーとかベンヤミンとかの文献を通して、あれこれ学んできたけど、それを自分なりに言語化できたので、ホント満足、ですね。学術的にはもっともっと洗練させていかなければいけないけれども、、、。
47歳の僕の全てがこの本に詰まっています!! 他の本では絶対に知り得ない話もいっぱい詰め込まれています。今の時代で評価されなくとも、いつか未来の人がこの本を評価してくれることを信じています。
先日、「日本教育新聞」の書評で紹介されて、すごく喜びましたね😊
EDUCATION
自分の教育については、ちょっと「うーん」って思うことが多すぎて…。
現在、教員人生20年目を歩んでいますが、色んな意味で「限界」を感じてきています。何をやっても、これまでみたいなパフォーマンスができない、というか…。何をどうやれば、もっとまともな教育ができるのか…って。悩みながら、なんとか頑張ってきた1年だったかな?!、と。
昔は、たくさんの学生に愛され、嫌われ、色々あったけど、今は、なんか「無関心だなぁ」って思うことが増えましたね。好かれることもなく、嫌われることもなく、「なんでもない人」!? だから、色々ないんですね。ま、でも、それもまた、自分の「老い」と関わってくると思うので、あるがままに受け止めるしかないわけで、、、。それに、今の時代、変に嫌われると、変に訴えられることも多々あるので(これまでに実際にあったので)、無難な道、無難な道へって思う自分もいます。
ただ、新コースの方の学生とは、これまでにないくらいに濃密で、面白くやっているかな。これまで僕がやってきた「教育学」や「保育学」が通用しない学生たちだけど、…それゆえに、すごく刺激的な教育活動になっているように思います。上にも書きましたが、ドイツ語クラブ以外での初となる国内の修学旅行も実現できましたし、新しいコースの方を盛り上げていくのが、僕の今のミッションなのかな?!、とも。
RAMEN
47歳のこの1年も、すごくいいお店にいっぱい出会えましたね。海外には行けなかったけれど、国内全国のいいお店にいっぱい行けました。まだまだまだまだ、見知らぬ素晴らしいお店がい~っぱいあるんだなぁって。
あと、47歳のこの1年は、「家系ブーム」に沸いた1年で、それに抗うために、「家系ラーメンをあえて食べない」という道を歩みました。家系ラーメンはずっと前から大好きだけど、この数年の「家系ラーメンブーム」はちょっとあまりにも加熱し過ぎていて、「ボイコット」という形で意思表示しました(この試みはラーメン人生初)。だから、このブログでは、1年間、家系ラーメンのレポは一つもありません。昔、「濃厚豚骨魚介」がブームだったときは、「またお前もか系」と呼んで、ブームに乗っかるお店を揶揄しましたが、今回は、「スルー」「ボイコット」という方法で、このブームを批判しました。SNSの時代真っ只中で、「強い者の声だけが強く響く」という現状を目の当たりにします。特にブームに乗っかった家系ラーメン店の「マウント取り」や「イキり」が目立つ1年だったかな、と感じました。
あと、40代後半ということで、「あっさり系ラーメン」しかほとんど食べなくなりましたね。濃厚系は、もうかなりきつくなってきた…、というより、あっさり系の方が率直に「美味しい」って強く思うようになりました。この辺の「味覚の変化」も、我ながら、面白いなぁって思っています。昔は、あっさり系ラーメンを食べても、「どれも一緒じゃん!」って感じていたけど、今は、濃厚ラーメンを食べると、「どこも一緒だなぁ」って思っちゃうんですよね。
48歳の1年は、どんなラーメンに出会えるのかな?!
ROCK
ライフワークであるバンド活動は、なんとかギリギリやれたかな…って感じです。NEIN!としてのライブも、大好きなライブハウス(K's Dream)でやれたし、軽音部の活動も続けることができました。
プレイヤーとしても、また、教育活動としても、充実した1年になりました。ホント、コロナって、音楽だけじゃないけど、表現活動全般を封じ込めてきましたね。ようやくこの1年で、少し空気が変わったというか、ライブをしやすい環境が戻って来たように思います。
ただ、2年ほど前に愛用してきたZOOMの「MTR」が壊れてしまい、この1年、全く曲を作っていないんです。これだけがもう無念で、、、😿。曲はできているんですけど、レコーディングができない。かといって、DTM/DAWを覚えて使いこなすだけの余裕とか時間もない…。さくっと作れるMTRがよかったんだけど、、、。でも、もうMTRなんてホント売ってなくて。どうしたらいいのか、ホント途方に暮れています。
この数年、「ロック」って日陰に追いやられていたと思いますが、徐々に「バンドブーム」が来つつあるのも感じています。徐々に尖ったバンドもまた出始めてきているし、ダークでテンポの速い曲も売れるようになってきています。ホント、この10年くらい、温くてカッコよくなくて怠くて覇気のない音楽が、音楽シーンを牛耳ってきました。そろそろ、そういう怠い音楽の流れから、ソリッドで尖った音楽へと、流行は変わっていっているように思います。48歳、keiは、ますます音楽活動に力を入れていきたいと思います。ギターもドラムも今はとっても楽しいです🎸🥁!
バンド活動は死ぬ時までずっとやっていたいですね~。
ラーメンについては、やっぱり「食べ手側」「お客さん側」でしかないけど、バンドについては、「プレイヤー側」に立つことができるし、ただの受け手ではなく、当事者の側に立てるんですよね。いや、一応、ラーメンも作れるには作れるけど、目指しているのは、「いい食べ手」なんですよね。でも、バンドの方は、「いいアーチスト」を目指しているっていうか。目指す方向性が違うんですよね。そこがまたバランス取れていいのかも…
2023年6月。
どんな48歳を過ごすことになるんだろう?
この1年で、なんか色々と『死』を意識するようになりました。昔は『生』のことばかり考えていた気がするけど、今は、「いつまで生きられるんだろう」、「いつ死ぬんだろう」、「いつなんらかの病気が僕を襲ってくるのだろう」って、なんとなくいつも考えています。そして、「ああ、今日も無事に生きて終われた…」って。
「死にたい」っていう感じじゃないんです。「ああ、そう遠くない未来に死んじゃうんだ」っていう実感ですかね。「死」がそんなに遠くないことを感じるようになったんです。でも、まだ、そこまで直接的に迫っているわけではない。そんなに直接的に死が迫っていたら、全然違うんだろうけど、、、。
「そう遠くない未来に死ぬんだろうけど、まだ、そこまで死も迫っていなくて、ただ、いつでもその可能性があって、いつどこでどう死が迫ってくるか、分からないけれど、いつもそれを気がかりに思っている」、って感じかな。
きっとアラフィフの人なら、みんな思っていることかなって思います。
僕が大好きだった従兄も、40代後半でガンで他界しました。だから、なんかリアルなんです。「僕も、従兄みたいに、突然ガンの告知を受けて、死んでしまうのでは?!…」って。
まだ生きている。まだ死んでない。
だからこそ、ちゃんと一日一日を大事に生きなきゃいけないなって思います。一人の人間(生き物)の命なんて、儚くて、かりそめのもの。でも、幸い、人間は、過去を記憶し、未来を描くことができるんです。
過去を見つめて、そして今を生きて、そして未来を描く。それが、人間という存在なんだろうと思います。
若者の時より、一日一日が過ぎるのは早いけど、若者の時より、その一日一日の重さは増していっています。人生の終わりへのカウントダウンはきっともう始まっているんだと思います。
いつ死んでも、「我が人生、悔いなし!」って思えるよう、一日一日をしっかり生きていきたいなって思います。
Good bye my 47 years old, and Hello my 48 years old!!!
…
47歳で僕が一番聴いた音楽は、、、
男闘呼組~Rockon Social Clubの『パズル』ですね🎵
46歳の時はBiSHにのめり込みましたが、47歳はもう男闘呼組一色でしたね~💖 まさかまさか、男闘呼組が本当に復活するとは、、、って。
男闘呼組の4人が頑張っているんだ。僕も頑張らなきゃ!ってホント強く思わせてくれています。
このアルバム、本当に本当にすごくよくて、カッコよくて、、、
最高にカッコいいアルバムに仕上がっていました💖